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飯豊連峰縦走(地蔵岳・飯豊山・門内岳)10/14~10/16の写真

2020.10.14(水) 12:53

この写真を含む活動日記

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35.1 km

2836 m

飯豊連峰縦走(地蔵岳・飯豊山・門内岳)10/14~10/16

飯豊山・大日岳・御西岳 (福島, 山形)

2020.10.14(水) 3 DAYS

紅葉の飯豊連峰を縦走する3日間。 仕事の都合で当初の予定を1日繰り下げて挑みますが、 これが「凶」と出るか?「吉」と出るか? さて、結果はいかに?! 仕事を終えて、買い出し夕食を済まして20:00出発。 圏央道・東北道をひたすら走り、米沢北ICで降り、一般道へ。 白沢ダムからの道が通行止めのため、川西町から向かいます。 民家のない山道を進むかと思いきや、意外にも集落が多く交番、郵便局までありました。 さすがに大日杉小屋へ向かう道は細く、すれ違いにも難儀しそうな道でしたが、 それまではほぼ2車線の舗装路でした。 0:30着、車中泊し明日に備えます。 1日目(10月14日) 天気は曇り、少しでも回復を願い出発。 平日で駐車場は当然自分の1台のみ、下手すると3日間誰にも会わないかもしれないと思って入山。 前日、川西町でクマに襲われたニュースを見ていたので、熊よけ3種の神器 「鈴・ラジオ・ホイッスル」を駆使して最大限に警戒して歩く。 地蔵岳からは目指す飯豊山本体がよく見え、晴れて紅葉がきれい。 切合小屋で男性1人に会う。 御秘所の岩場にクサリがあり狭いですが、特に危険ではありません。 小屋の手前に水場がありますが、量は少なめでした。 小屋で寛いでいると、1組2名さらにテント泊1組2名が来ました。 話し相手がいてよかった。 2日目(10月15日) 予報通り、曇り・ガスです。明け方は風も強く、雨交じりだったので、 予定を遅らせて7時前に出発。 すぐに飯豊山山頂、残念!何も見えず。湿った西風が強く、メガネに水滴がついて見づらいほど。 その後も天気は回復せず、一番のメインの主稜線が何も見えずひたすら歩く。 稜線は激しいアップダウンもなく比較的歩きやすい道が続きます。 この日はとうとう誰にも会わず昼過ぎに門内小屋に到着。 コロナ対策でパーテーションが用意されていましたが、素材が住宅用の断熱材だったので自分の周りに囲って防寒対策にしようとしていたら、1組2名が到着。 今日も話し相手ができた。 3日目(10月16日) 多少雲はあるが、予報通り天気は良さそうです。 門内岳で日の出を待ちますが雲が多く、のんびりしていると12:50のバスに乗り遅れるので待ちきれず出発。 梶川峰までは見通しの良い広い稜線歩きで杁差や丸森尾根、主稜線から石転び沢やダイクラ尾根がよく見えます。 木の根が多く、一部大きく降りる所もありますが、危険個所はありません。 徐々に高度を下げ飯豊山荘が見えればあと少しで、大きな岩場のクサリを下りて 下山となります。 バス停までは、林道を約6Km歩きます。 時間があったので、温泉入って小国行きのバスに乗りました。 小国から大日杉小屋までタクシー(¥15000)で1時間。 車を回収して帰路に着きました。 やはり、1日ずれていれば主稜線で展望がきいたのかなあ、っとちょっと後悔。 東北の山は小屋が多く、今回はテント置いて行ったので軽量化できました。また、水場も豊富で北アルプスのように買う必要がないところがいい。 飯豊連峰は山域が広いので、いずれまた杁差方面、最高峰の大日岳、ダイクラ尾根、石転び沢などコースを変えて挑戦したいです。