紅葉を期待してヤシンタイ谷右岸尾根からウノタワへ

2016.11.20(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 35
休憩時間
8
距離
11.2 km
のぼり / くだり
1052 / 1053 m
1 52
22
20
7
15
1 16
12

活動詳細

すべて見る

ウノタワの紅葉具合が気になり、秩父の浦山口を起点に適当な尾根を周回して歩いてきた。

武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 この日は朝から霧が立ち込めていた。R140から離れて大日堂を目指して高度を上げていくと、ちょうどよい具合で町が霧に包まれていた。
この日は朝から霧が立ち込めていた。R140から離れて大日堂を目指して高度を上げていくと、ちょうどよい具合で町が霧に包まれていた。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 大日堂の駐車スペースに到着した。準備を済ませて早速歩き出す。周囲の紅葉が見頃を迎えている。紅葉前線もだいぶ高度を下げてきた。標高450m程度の、この辺りが見頃ということは、標高1,000mを超えるウノタワの紅葉は終わってそう。
大日堂の駐車スペースに到着した。準備を済ませて早速歩き出す。周囲の紅葉が見頃を迎えている。紅葉前線もだいぶ高度を下げてきた。標高450m程度の、この辺りが見頃ということは、標高1,000mを超えるウノタワの紅葉は終わってそう。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 浦山川の上流を目指して県道を進む。
浦山川の上流を目指して県道を進む。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 この橋を渡って、ヤシンタイ谷の右岸の尾根を登り詰めて滝入ノ頭を目指す。
この橋を渡って、ヤシンタイ谷の右岸の尾根を登り詰めて滝入ノ頭を目指す。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 クマ鈴をセットしていよいよ尾根に取り付くべく林道を進む。 林道を進み、尾根の末端に到着すると高い擁壁で登れない。こんな展開は想定の範囲内。手前の擁壁の切れ目から取り付くことにした。
クマ鈴をセットしていよいよ尾根に取り付くべく林道を進む。 林道を進み、尾根の末端に到着すると高い擁壁で登れない。こんな展開は想定の範囲内。手前の擁壁の切れ目から取り付くことにした。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 昨日の雨と朝方の霧の影響か、斜面はぬかるんでいる上、ふかふかで登りづらい急勾配だが、よくあるパターンだ。
昨日の雨と朝方の霧の影響か、斜面はぬかるんでいる上、ふかふかで登りづらい急勾配だが、よくあるパターンだ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 足だけでは登れず根なども掴みながら強引に上る。
足だけでは登れず根なども掴みながら強引に上る。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 荷物置き場だが何だが分からないが、屋根が潰れて放置されている。残置ワイヤーもあるので、林業関係のものだろう。
荷物置き場だが何だが分からないが、屋根が潰れて放置されている。残置ワイヤーもあるので、林業関係のものだろう。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山  尾根にはテープなどの類は一切ないが、注意してみると踏み跡っぽいのが随所に見られる。
尾根にはテープなどの類は一切ないが、注意してみると踏み跡っぽいのが随所に見られる。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 足だけでは登れない。少しルンゼ状になっているところを木の根や岩を掴みながら登り詰める。
足だけでは登れない。少しルンゼ状になっているところを木の根や岩を掴みながら登り詰める。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 やがて周囲はブナとかだろうか、自然林に変わってきた。
やがて周囲はブナとかだろうか、自然林に変わってきた。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 日の当たる伐採地ではススキが綺麗だ。
日の当たる伐採地ではススキが綺麗だ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 北の方の展望が開けた。奥には両神山や浅間山が遠望できた。
北の方の展望が開けた。奥には両神山や浅間山が遠望できた。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 西を見ると仙元尾根の向こうに三つドッケが見える。
西を見ると仙元尾根の向こうに三つドッケが見える。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 標高900m辺りで尾根はなだらかになる。
標高900m辺りで尾根はなだらかになる。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 すると明らかな登山道レベルの踏み跡が現れた。
すると明らかな登山道レベルの踏み跡が現れた。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 有馬山稜も近付くと伐採地に出た。尾根の両サイドは食害よけのネットが張られている。
有馬山稜も近付くと伐採地に出た。尾根の両サイドは食害よけのネットが張られている。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 ススキの藪を掻き分けて進むと滝入ノ頭に出た。
ススキの藪を掻き分けて進むと滝入ノ頭に出た。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 北西を見るとギザギザの両神山と右奥には浅間山がよく見えた。
北西を見るとギザギザの両神山と右奥には浅間山がよく見えた。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 西の展望が素晴らしい。大ドッケ、太平山、三つドッケ、蕎麦粒山が一望のもとに見渡せる。仙元尾根や蕎麦粒山から北東へ続く尾根もよく見える。
西の展望が素晴らしい。大ドッケ、太平山、三つドッケ、蕎麦粒山が一望のもとに見渡せる。仙元尾根や蕎麦粒山から北東へ続く尾根もよく見える。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 次は山稜を北へ向かい鳥首峠を目指す。北を見ると左側にどっしりした山容の大持山が見える。
次は山稜を北へ向かい鳥首峠を目指す。北を見ると左側にどっしりした山容の大持山が見える。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 鳥首峠に到着した。
鳥首峠に到着した。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 周囲はブナなどの広葉樹に変わるが、すっかり落葉が進み、もはや冬の装いだ。
周囲はブナなどの広葉樹に変わるが、すっかり落葉が進み、もはや冬の装いだ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 じきにカラマツに囲まれたウノタワに到着したが、カラマツの黄葉もカエデ類の紅葉もすでに終わっていた。微かな期待をしていたが無駄だった。
じきにカラマツに囲まれたウノタワに到着したが、カラマツの黄葉もカエデ類の紅葉もすでに終わっていた。微かな期待をしていたが無駄だった。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 カラマツの倒木に腰掛けて昼食とした。しかし、こんな雰囲気のウノタワも悪くない。気持ちの良い空間だ。抜けるような青空に思わず寝っ転がりたくなった。
カラマツの倒木に腰掛けて昼食とした。しかし、こんな雰囲気のウノタワも悪くない。気持ちの良い空間だ。抜けるような青空に思わず寝っ転がりたくなった。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 ウノタワから稜線を20分程北へ向かうと横倉山に到着した。この先へ行く気はない。
ウノタワから稜線を20分程北へ向かうと横倉山に到着した。この先へ行く気はない。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 少し戻って冠岩沢の左岸尾根を下ってみる。尾根は大きな木の右側に延びている。
少し戻って冠岩沢の左岸尾根を下ってみる。尾根は大きな木の右側に延びている。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 落ち葉がだいぶ積もっていて、足が滑るので気を付けながら歩くも傾斜も増してきたので、ストックを取り出して歩き始める。
落ち葉がだいぶ積もっていて、足が滑るので気を付けながら歩くも傾斜も増してきたので、ストックを取り出して歩き始める。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 ブナやコナラなどの広葉樹が広がる気持ちの良い尾根だ。雰囲気的には大持山の西尾根と同じかな。
ブナやコナラなどの広葉樹が広がる気持ちの良い尾根だ。雰囲気的には大持山の西尾根と同じかな。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 次第に周囲には紅葉が広がり出した。
次第に周囲には紅葉が広がり出した。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 紅葉独り占め。
紅葉独り占め。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 前方に高圧線の高架を見つけた。このエリアでは現在地を確認できる貴重なランドマークだ。
前方に高圧線の高架を見つけた。このエリアでは現在地を確認できる貴重なランドマークだ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 高架から先は巡視路を辿るだけ。
高架から先は巡視路を辿るだけ。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 少し進むと冠岩の集落跡に到着した。囲う物が何もなくなったお堂のお地蔵様と石塔婆があった。後からネットで調べると怖い謂れが載っていた
少し進むと冠岩の集落跡に到着した。囲う物が何もなくなったお堂のお地蔵様と石塔婆があった。後からネットで調べると怖い謂れが載っていた
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 今も残る三軒の廃屋に寄ってみた。人が居なくなって、すでに何十年も経つのだろう。なぜ、こんな辺鄙な所で生活していたのだろうかと考えてしまう。 この集落の謂れなどを書き記したメモが一本の木に縛り付けられていた。読んでみると少し物悲しさを覚えた。
今も残る三軒の廃屋に寄ってみた。人が居なくなって、すでに何十年も経つのだろう。なぜ、こんな辺鄙な所で生活していたのだろうかと考えてしまう。 この集落の謂れなどを書き記したメモが一本の木に縛り付けられていた。読んでみると少し物悲しさを覚えた。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 廃屋の写真を掲載しようかと思ったが、そんな気分にもなれずに止めた。 しかし、ここにいると、この地に語り継がれる平家の落人伝説もまんざらではなさそうな気にもなる。
廃屋の写真を掲載しようかと思ったが、そんな気分にもなれずに止めた。 しかし、ここにいると、この地に語り継がれる平家の落人伝説もまんざらではなさそうな気にもなる。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 人の生活感が残る空間を後にして、次は県道を目指す。しばらくすると冠岩沢沿いに道は進み、県道に出た。
人の生活感が残る空間を後にして、次は県道を目指す。しばらくすると冠岩沢沿いに道は進み、県道に出た。
武甲山・伊豆ヶ岳・小持山 周囲の紅葉を楽しみながら大日堂の駐車スペースに戻った。
ウノタワ以外では誰とも会わず静かな山歩きが楽しめた。
周囲の紅葉を楽しみながら大日堂の駐車スペースに戻った。 ウノタワ以外では誰とも会わず静かな山歩きが楽しめた。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。