活動データ
タイム
07:09
距離
12.0km
のぼり
1219m
くだり
1148m
活動詳細
すべて見る牛斬山と福智山間の縦走路を初めて歩いてみました。採銅所登山口から牛斬山山頂へは、林道と杉林を通るなだらかな登山道が続き、迷う箇所はありませんでした。山頂にはかなり広いスペースがありました。大きな岩の上に座ってコーヒー飲みながら周囲の山々の眺望を楽しみました。その後に難関が待ち受けていました。 牛斬山と山犬の峠の間には高さが2メートルを超える茅、セイタカアワダチソウ、やぶ笹などの雑草が登山道を完全に覆って、登山道が全く見えない箇所がありました(写真)。山犬の峠から焼立山の間も背の高い雑草が登山道を覆っていましたが、原っぱが少し窪んでいるところが登山道と分かりました。山犬の峠の手前で、何度か引き返えそうと思いましたが、YAMAPの地図を頼りに何とか福智山まで辿り着きました。 快晴の福智山山頂は心地よく、引き返さなくて良かった!福智山山頂で、登山者と牛斬山と福智山間が雑草で覆われている話をしたところ、「来週、刈る予定です」と言われました。大変な作業と思われます。山の会の皆さんに感謝です。 草花の撮影も今回の縦走の楽しみの一つでした。ヨメナなどのキク類はあちこちに咲いていました。登山道の脇や藪の中にときどき見かけた紫色の鮮やかなリンドウ、急斜面に咲いていた可憐なセンブリ、熟れた赤い木の実に癒されました。 八丁越の登山道わきには例年かなりの数のリンドウが見られます。ところが、今年はリ2,3株しか咲いていませんでした。オミナエシも見られませんでした。山の会の方が、「登山道整備の人に刈り取られたのでしょう」と言っていました。草花に興味の無い人には、希少種の草花もタダの雑草に見えるかも知れません。 牛斬山―福智山縦走ルートの多くは、草地の間に登山道が続いており、周囲の山並みの展望が良い場所がたくさんありました。日当たりが良く、土が肥えているためか、今の季節は雑草が伸び放題でした。雑草が成長しない春に訪れると快適な登山ができそうです。
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