下って柴灯森を目指してみるが、登山道には高山植物を守るロープ。あの先のピークが柴灯森。 戻る 次へ

山形 月山・柴灯森・姥ヶ岳2020-10-12の写真

2020.10.12(月) 11:28

下って柴灯森を目指してみるが、登山道には高山植物を守るロープ。あの先のピークが柴灯森。

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8.2 km

928 m

山形 月山・柴灯森・姥ヶ岳2020-10-12

月山 (山形)

2020.10.12(月) 日帰り

フォーレ「月の光」はヴェルレーヌの詩、ドビュッシーの「月の光」もヴェルレーヌからのインスピレーション。「艶やかなる宴」・・小学生の時にムーミンパパが月を讃える例えでフォーレの曲を取り上げ月の素晴らしさを語っていたアニメ見て、誰もわからんだろうけどと思いつつ納得したことを思い出す。一方ドイツでは「月に憑かれたピエロ」=狂気。日本ではどうなのだろう。ともかく私は「月山」という山名を読むだけで目がうつろになってしまうんです。やっと来れた。 台風一過を期待して数日前に麓宿を取ったがどうやら雨。姿を見せてはくれなかった。 駐車場から小屋で月山の保全や環境整備のために200円をお渡しして登山道に入ります。見たところ全員リフト方面の方に歩いて行くが、この小雨の中こんだけの人たちがよく登ろうと思うものだ。登山道に入ると地図に載っていない水場が二か所。上にはないので貴重。 牛首から尾根を行き、デカ石が並ぶ道をよく見て一歩一歩の場所を選択しながらの登り。それが続くと平坦な場所。向こうにポコンとしたピークがあり、石段を上ると月山神社。 しかしYAMAP地図だと山頂はここじゃないし、登山道が山頂や三角点を通っていないことになっている。 ベテラン登山家さんらしき方に山頂はこの立ち入り禁止の上ですか??って訊いたら、ここはわかりずらいんですよね~と案内してくれた。神社の裏を数十メートル進み、左に上がると山頂。案内板は一切ない。高山植物保護のためにグレーにしているのだろうか。一等三角点あり。 山頂はガスでなにも見えず。雨風。 下って姥ケ岳へ。その前に地図にある山マーク「紫灯森」について。 登山道の一番近い場所から紫灯森を望むと高山植物保全のロープが張られているため登れない。だからって、カスってもいないのに登山ポイントが付くのは本意じゃない。先に行くと紫灯森へ続く尾根に出会う。しかし、保全ロープが張ってあるのだが何故か看板が裏返しに立っている。なんじゃろ、とロープをまたいで見たら「登山道以外入山禁止」って書いてある。てことは、この登山道らしき石の道を登って行けばいいの???と思ったが、よくわからんので自重。どうせなら紫灯森に登りたかった。 ガスで全然見えなかった姥ケ岳。進むとドンと現れた急登。でもこれはその前のピークへの登り。 でも案外楽に姥ケ岳に行けた。でも山頂は雨と突風がすごい。 かなり驚いたのは、ここからリフト場まで下りる途中に若いお母さんと小学低学年の女の子が登ってきたこと。えっ、お母さんのヤッケの中には赤ちゃんが抱っこされているんでしょ?「大変ですね-」としか言えない。お母さん小学生ともに活気にあふれていた。山形の女性は共働き率が全国トップですけど、精神力が違うのかな。これには参りました。 帰りは木道の滑りを心配してリフトから。活動記録はリフト前まで。 でも、滑ってまでも歩いて下りた方が楽しかったことと思った。