尾平からの傾山縦走

いつもお世話様になっている方に傾山を一緒にと云う事だが傾山へは２.５年程遠ざかっているのでルートを覚えているのか？真面に行かれるのかと即答をしなかった。 この方は山に関しては果敢に何処へも行かれる頼もしい方なので周回では無くピストンしましょうと了解を頂きながら縦走も案外と良いのではと尾平トンネルからの傾山を計画する。 懸念点は距離が長くなり日没前の下山、三つ坊主のルート心配（２.５年のブランク）、どうかい谷の渡渉と3点が脳裏に浮かび、何度も三つ坊主ルートと渡渉位置のシュミレーションを行った。 日没前の下山は概ね下り方向の尾平トンネル～九折登山口としたので下山出来ると思っていた。 結果は概ね下りと云っても登りも意外と多く、且つ、濡れた三つ坊主尾根のルートミスをしてしまい、下りにも苦戦し日没前の下山出来なかった。 傾山へは２.５年振りの山行で行程を危惧したのは三つ坊主尾根（主に登り使用していた）のルートが最大の疑問でしたが、ルートミスを数回した事と濡れた三つ坊主尾根に時間要したのが今回の反省点でもある。 暗闇のどうかい谷の渡渉は場所と照明を明るくし厳しいヶ所はクリアーできて本当に良かったと安堵できたが本来はするべき事ではないと猛省です。 当日前夜に道の駅「原尻の滝」で車泊し久々の星撮りに挑んだが雲が多くなり 一時中断し仮眠したところ警邏中のパトに起こされ一通りの尋問をされたが不審者ならばとの想いしか考えられず止めてくれと云いたいね。 再度眠りに・・・目覚めて空を見れば月明りと星々が出ているので星撮りを再開。 しかしながら又も雲が多くなり星撮りを止める事にした。 定刻になり九折登山口で車をデポ後、尾平トンネルから準備するが小雨？、霧雨？、行くのか迷いますが太陽も出そうで天気が回復する事を願って入山する。 尾根歩きは霧雨やガスで笹が濡れ事前にスパッツを着用してたがパンツも濡れながら歩を進め本谷・笠松山のへの稜線も紅葉したもみじや黄葉も見られたがガスの中なので紅葉も映えません。 九折越からの傾山もガスの中で眺望出来ずに山頂へ着いた。 簡単なお昼（餅入り特製ラーメン・おにぎり）を済ませ一寸山頂を散歩し下山開始。 手こずった三つ坊主尾根を下る途中に山頂も一瞬ながら晴れて見る事ができたが写真残って無く残念！。 明るい内に登山道の歩を進めるが段々と場所によっては明かりが必要になりながら林道に出ました。 どうかい谷の渡渉か林道歩きか悩みましたが林道状況が不明で、どうかい谷への渡渉も無事に終わり、その後の登山道が暗く分り難くく難儀したが九折登山口に下山出来て本当に良かったと思いながらも反省多い山行でした。 大変疲れた事と思いますがお疲れ様でした。最後まで一緒に歩いて頂き有難うございました。