暑寒別岳にも冬の便り

今週は我が家の秋山行の定番、ダイスキな暑寒別岳へ。天気は一日中穏やか、風も弱く秋の澄んだ空気が心地良く、紅葉山行には最適な一日🍁 夏山では家を出発する5時にはもう明るかったのに、10月中旬に差し掛かったこの時期は、まだ夜が明け切らず薄暗い。日も短くなり、冬が近づいているのを実感する。夏山もそろそろ終わりかな？ 登山口の駐車場は8台ほど。この時期にしては多い。今週末は天候も良く、大雪山は雪が降ったようなのでまだ雪のない山を皆さん選んでいるのかな？ここの登山口は草がしっかり刈られていて、トイレも綺麗で、さらに靴洗い場＋タワシが準備されていて、至れり尽くせり感でいつも有難いなぁと感謝の気持ちでいっぱいになる✨ さて、気持ちの良い秋晴れの中、登山開始。 スタートから黄色く色づいた葉に覆われ、木漏れ日が降り注ぐ登山道に心が洗われる。5合目までは緩やかな登りなので、ひたすら秋の登山道で静かな時間を楽しむ。 1〜2合目間にクマの掘り起こした跡が数カ所。しっかり足跡も🐾でも気配は感じない。ここはやはりクマが多いので熊鈴必携！！🐻 時々クマ避けに大声で叫んでみたりしながら、ドンドン進む。 3合目を過ぎると視界が開け、暑寒別岳を時折眺められ、山肌の色づきも感じられる。 5合目を過ぎたあたりから傾斜がキツくなり、緩急のある登りに息が上がる。でもまだまだ元気！！しかし雲行きが怪しい🤔ここから7合目手前までは空が雲に覆われ真っ白に。 少ししょんぼりしていると、7合目に着く頃には次第に雲が晴れた！！秋の陽射しが紅葉を照らし色鮮やかに🍁✨ 8合目扇風岩からの景色が毎年の楽しみ✨去年は8合目過ぎたあたりから風雨が強くなり、停滞して下山を決意したんだった。でも今年は天気はバッチリ👍8合目から少し下り、そこから9合目過ぎまでは最後の長めの急登が続く。 それを登り切ったら、そこは天空の散歩道😇遠く大雪山〜十勝岳連峰まで眺められ、雨竜沼は光り輝いていて、なんとも言えない高揚感☺️急登の辛さなんてすぐに忘れ、気持ちよく進み、すぐに山頂に到着した。 3組ほど下山していったので、しばらく我が家で貸切、贅沢に特等席をキープして、本日のランチはカップラーメンと肉味噌おにぎり。途中8合目で談笑した方達が到着され、北海道の山話に花が咲く。こういうコミュニケーションって登山の魅力の一つであり、本当に楽しいひと時。名残惜しいけれど、お先に下山を開始した。 帰りは、暑寒は本当に良い山だよね😌、今日何食べよう、などと会話をしながら、大満足な秋の紅葉山行でした。 お土産は、増毛の旬の林檎と洋梨を直売所で🍎🍏🍎🍐🍐