活動データ
タイム
13:42
距離
99.5km
のぼり
914m
くだり
913m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今回は、初の「ハマイチ」にチャレンジしてきました。 「ハマイチ」とは“浜名湖一周”、略して浜一。 湖岸沿いに整備された自転車道等を活用し、100kmマラニックとして静岡県在住のH氏が企画した大会が「2020第9回ぐるっと浜名湖一周100kmウルトラマラニック」です。 今回、私は初めてこの大会に参加させていただきました。 台風14号の影響が心配されましたが、進路が列島から大きく離れ、大会は快晴の下、無事に開催の日を迎えることができました。 コロナ禍ということもあり、受付会場となっている弁天島海浜公園に滞在する際のマスクの着用及びフィジカルディスタンスの確保、エイドでのアルコール消毒などが徹底されていました。 本大会は、主催者のH氏が、自分の足で浜名湖を一周することで、浜名湖の壮大さを体感するとともに、浜名湖周辺の新たな魅力を発見してもらうことを目的として開催されているものです。 このため、競技性を極力排除し、タイム計測(安全確認を目的としたCPでの到達時刻管理を除く。)や順位表彰などはなし! 体調や都合次第では、鉄道等の公共交通機関によるワープすら認められているという自己管理型のファンランの大会となっています。 個人の走力等に合わせ、100kmの部のほか80km、60km、39kmの4つの部があり、100kmの制限時間は17時間。 100kmの部が74名、80kmが10名、60kmが35名、39kmが23名の計142名のランナーがエントリーされていました。 私が参加した100kmの部は、これまで日曜日の午前0時に一斉にスタートしていたらしいのですが、今回はフィジカルディスタンス確保等の観点から、受付(22時30分~23時30分)が完了したランナーから順次スタートする方式(スタート時間等は自己申告制)に変更されていました。 私は、23時過ぎに海浜公園の駐車場に到着。車内で着替えと装備等の最終確認を行った後、23時半に受付会場へ… その後、準備運動やトイレ、補給等を済ませ、午前0時を待ってスタートしました。 (0時00分スタートのランナーは私を含めると計4名…) スタートして間もなく、高身長の男性の方とご一緒させていただきました。 S県からご参加のR氏は、これまでに伝説の萩往還を20回連続完走され、トランスジャパンアルプスレース(TJAR)の完走実績もある猛者! ウルトラランにおける読図力の必要性などをレクチャーしていただき、また平均キロ6分前半(平坦区間等はキロ5分台)で引っ張っていただきました。おかげで、第1エイド(28.9km地点)には、予定よりもかなり早い3時10分頃に到着することができました。 第1エイドでは、本年7月、大雨の中で開催された“水窪~浜松160kmウルトラマラニック”で一緒に走らせていただいたN氏とI氏(小江戸大江戸234km完走者)にお会いすることができました。 I氏は、水窪~浜松160kmの大会で、私が背負っていた不要物満載のバックパック(フラットアイアンパック23)を弄っていただいた方…(笑) ただ今回は、快晴で気候も安定しているとの予報であったことから、雨具や防寒具、着替え等は必要なし…またコンビニや自販機による飲食料の調達も容易… ということで、必要なものは現地調達というI氏の教えを忠実に守り、今回はクロスランナーパック7での参戦となりました。やはり“軽さ”は重要です。 「先に行ってます!」と声を掛けていただき、エイドを後にしたお二人には、次のエイドくらいまでにはまた会えるだろうと思っていましたが、結局、お会いできず… 舘山寺のセブンで、補給等のため小休憩も入れたので、かなり先に行かれているものと思っていました。 お二人は気賀関所近くの細江警察署(浜松市北区)で、休憩を兼ね、待っていてくれたとのこと… コース外で気付かなかったのかな…お二人様、大変申し訳ございませんでした。 気賀関所からしばらくすると、夜明けを迎えます。 この辺りから単独走が続き、徐々にモチベーションが低下していくのを実感していました… その影響なのか、市立西気賀小学校の少し先の左折ポイント(西気賀駅付近)を見落とし、道なりに直進してしまうという失態… すぐにUターンし、正規コースに復帰! 幸いにも数百メートルのロスで済みました。 コースミスの際、4名ほどのランナーの方が同じように直進されていましたが、それは私が先導したようなもの… 皆さんもUターン…ご迷惑をお掛けしました。 この辺りからご一緒させていただいたのは、S県から参加されたO氏。 O氏は50代でウルトラを始められ、現在60歳とのこと…すごい! 私も60歳になる頃、こうして走っていられるのだろうか…(現在52歳) 第2エイド(57.0km地点)で休憩していると、水窪~浜松160kmの大会でご一緒させていただいた女性ウルトラランナーのA氏が到着! A氏は、到着するや否や“ガソリン”と称する飲み物(=ビール)を求め、美味しそうに飲み干されていました。 本大会では、3ヶ所のエイドの全てに、数量限定ではあるものの、アルコール飲料が用意されていたようです。 好きな方にとっては、走って汗をかきビール、また走ってビール…これが堪らないとのこと! 競技性の高い大会でアルコール飲料を出してくれるところは少ないはず… こうした点もH氏が企画されるマラニックが人気のある秘訣かもしれません。 三ケ日駅を過ぎると、私にとっての本日のお楽しみ! それは“三ケ日みかんソフトクリーム” 入河屋(三ケ日本店)さんで販売されています。 コース図にも記載されていました。(ありがたい…) 手前のコンビニにはあえて立ち寄らず、店へと急ぎます。 店頭では、すでにお二人のランナーさんが美味しそうに三ケ日みかんソフトを召し上がっていました。 私も店先のベンチで三ケ日みかんソフトを食べながら、しばし休憩… 口当たりはシャーベット風で、とても美味しかったです。 道路に設置された気温表示計が29℃を示す中、やっとの思いで、最終の第3エイド(78.85km地点)に到着。 こちらのエイドでは、そうめん2杯とお汁粉をいただき、エネルギー補給。 ゴールまではラスト20km。 終盤に差し掛かると、気持ちの問題なのか、通常は足が軽く感じ、しっかりと走れるところなのに、今回は全くその気配なし… 暑さのせい…? 身体が重く感じたので、しばらく歩くことに… (GPSウォッチでキロ8分台を確認しながら…) そのような中で、最後にご一緒させていただいたのは、地元静岡からお越しのS氏(女性)でした。 S氏からは、ご自身のウルトラ経歴のお話を伺いました。 これまた凄い方で… 野辺山、京丹後、富士五湖(118km)、サロマ等々…S氏は全国の名高いウルトラマラソンを完走されているスーパーウーマンでした。 前半と後半で大きなタイム差がなく、サロマではラスト10kmをキロ6分で走り、他のランナーをぶち抜いたとも… その時は最高に気持ちよかったぁ~と笑顔で話されていました。 また、普段はコスプレ姿(衣装の種別を記載すると個人を特定される恐れがあるので、あえて伏せておきます…)で走っており、何年も連続で出場している大会では、ちょっとした有名人となっており、他のランナーから声を掛けられるとか! 残り10kmになる頃、S氏には先に行っていただきましたが、確かに終盤でも淡々と、そして軽々と走られていて、疲れ知らずの様子でした。強い! 最後は単独走となり、黙々と前へ… そして、13時42分…無事にゴール! ゴール後は、スタッフの方から冷たいお茶をいただき、テント下でしばし休憩… 無料シャワーコーナーで頭から水をかぶり、クールダウン。 着替えを済ませた後は、N氏とI氏のゴールを見届けようとゴール付近で待機することにしました。 すると、ほどなくしてお二人が無事に到着! ゴールテープ前で記念写真を撮った後は、テント下でしばらく歓談…楽しい時間を過ごすことができました。 そして、お二人とあらためて再会を約束し、家路につくことに… 最後にもう一度、赤鳥居方面の景色を眺めながら、「ハマイチ」を完遂したんだ…と感慨にふけながら、会場を後にしました。 ※YAMAPでの記録は99.6km、ランニングアプリ(TATTA)では101.76km、GPSウォッチでは101.85kmでした。 どれが正しいのか…? YAMAPの距離が他より短いのは、細江大橋から西気賀駅付近の間で、ログが飛んだことが影響しているのかも…💦 ≪最後に…≫ コロナ禍の中、大会を開催してくださった主催者のH様には心より御礼申し上げます。また、支援者及び大会ボランティアの皆さまにも感謝の言葉しかありません。本当にありがとうございました。 ランナーの皆さんも楽しく浜名湖を一周することができたことと思います。 また、来年も帰ってきます!その節はどうぞよろしくお願いいたします。
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