活動データ
タイム
14:55
距離
19.1km
のぼり
2157m
くだり
2176m
活動詳細
すべて見る今回は長文、絵文字なし、誤字脱字沢山あるかも知れませんがお付き合いお願いします。 今週末は何処にいこう? 完成したての白雲小屋も見たいし、新得登山口からの紅葉も見てみたいし、初冠雪した十勝岳もみたいし、行きたい山は沢山あるけど決められなく、やっと23時に決めました!真っ白な十勝岳に登ってから新得コースに降りて、素晴らしい紅葉を見に行こう!と 慌てて準備して0時にワクワクしながら望岳台に向けて出発します。(新得登山口まで遠いのと、高速が夜間工事の為通行止めなのと、約19㎞のダートな凸凹道をゆっくり走って約1時間もの林道が一番の難所なのと、しかもスマホは圏外、パンクしたら大変です。スペアタイヤ、なければスタッドレスタイヤ1本を積んで置くといいかもです) 十勝川温泉登山口からも考えましたが、先週上富良野岳に登ったのと、駐車場が混んでそうなのと、登山者以外の紅葉狩りやカメラマンも多そうなのと、十勝岳までのコースタイムが望岳台からの方が短いので十勝に決めました。 完全真冬装備とカメラ三脚をザックに詰め込み真っ暗な中、一人ぽっちでヘッデンつけてスタートします。今宵は月明かりがあるので星は諦め、ゆっくり登りながら避難小屋前で月を何枚か写しました。昭和火口の稜線に出ると風も強くなり、真っ白な十勝岳が姿を現しました。一気にテンションも上がります!! 山頂直下からは10~15㎝程の積雪もある為、モンベルのチェーンスパイクを装着して登ります。(一応、軽アイゼン6本爪と12本爪のアイゼンも準備したけど、完全な積雪なら爪がある方がいいけれど、積もり始めで岩が見えた状態ならかえって歩きにくいと判断し、これを選びました。) 避難小屋から私を追い越した先行者さんが、本日一番目にピークを踏み、急登を登る時に下山してきました。その後、後ろから東京から来たというソロの男性が2番手で登頂しました。そして私は3番目に到着!しました☆ その後先月より登山を始めたという青年も、初めての十勝で、この雪景色を見れとっても喜んでおりました。まだ装備もないし、来年経験値をあげたら新得コース行ってみます!と笑顔で話しておりました。皆、絶景に喜んで写真を写し、動画を撮ったりこのすばらしい景色を共有し目に焼き付け二名の方(東京と新潟)は美瑛周りで、私は新得コースの紅葉を見に降りる事にします。 今までこのコースはあまり見る事が無かったので、バラエティに富んだ景色を見渡しながらワクワクしながら歩きます。新得登山口から登って来られた方々(8組)が、十勝岳山頂を目指し登って行かれます。遠くに緑色の中から浮き上がるような真っ赤な紅葉が見えて来ました。昨年新得登山口から登り目にした景色を、今年は違う角度から見る事が出来てとても嬉しく、気がつけば一人で声を出して歩いていました。 2日前にこのコースを歩かれたmo090さんが曲っていて地面すれすれになっていた目印の鉄の棒を真っ直ぐに直してくれたお蔭で、ルーファイがとてもスムーズに出来、どうもありがとうございます。岩に書いた赤マーキングと石一個のケルンはガスが掛かってしまうと見逃してしまう可能性大ですね。 戻る時間もあるので軽く空腹を満たすため食べて戻ろうとした際、一番目に十勝岳に向かっていた男性が早々と下山して来ました。挨拶をし藪漕ぎの話からウペペの話になり、なんとteebeeさんでした。昨年Petrieさんの日記を見てから行きたくて今回来られたそうです。私も昨年そうでした! またどこかのお山で会いましょう♪と挨拶し、ハイマツ帯の藪漕ぎに入ります。 ザレバのゼブラ模様の場所は、まだ朝は雪も土も締まっていましたが、登り返しの昼頃は雪も緩み、粘土状のクリーム色の火山灰が靴底にへばり、泥濘の中を歩く様に沈むので、言葉で表せば一歩進んで半歩滑るという感じかな?なかなか前に進みません。しかも雪渓に入り装着しようと思いチェーンスパイク(モンベル)を探すも、なんと紅葉を見た時休憩した場所で落とした可能性ありで見つかりません。外す時にドロドロだったので、ザックの外側にぶら下げていたので落ちてしまったようで。まだ、ツボ足で何とか登れたから助かりましたが、これが厳冬期の山だったら…きちんとザックインしないといけないです。(反省) 時間もかかりましたが、なんとかキックステップで十勝岳を登り返しました!その時山頂は真っ白なガスで包まれ視界ゼロの状態でした。早く下山しないとと下り、晴れ間が見えたので青空と十勝岳の写真を写していると、なんか違う?景色?と思い、冷静に周りを見渡せば、なんと上ホロカメットク山方面に降りていて、慌てて登り返しました。望岳台からの山頂直下ってこんなに真っ直ぐな道でないのに、キチンと確認しないで降りて、ほんとバカですよね。ホント初歩的なミスをまたもしてしまった。しかも十勝岳を三度目もピークを踏んでしまった…その後からは強風だけれど、青空も見えて雲もいい感じになり日が傾いてきました。 こうなったら写真を写しながら、怪我だけはしないようゆっくりと一歩一歩慎重に下山する事にしました。夕陽に照らされた斜面がいい感じ、雲もいい感じで、この景色を見ながら下り、やっと避難小屋を過ぎて一安心。その後分岐手前のあと30分と言うところで冷たい雨がザーっと降り出し全身ずぶ濡れになったけど、無事に下山することが出来感謝ですね! 身体の芯まで冷えきってしまったので、白銀荘かハイランド富良野でお風呂に入ろうか考えましたが、白銀荘は混んでると判断、ハイランドは約1時間かかり、着いたら営業時間終わっているかもと思い、一番近い白金温泉ホテルでゆっくりと温まり無事帰宅しました。 今回も反省点が沢山の山行になりました。 次回の登山に生かしたいと思います。 ベストショットは、道を間違えて登り返した時に見えた山頂の景色です。これを見た時はなんとも言えない気持ちになりホッとしました。 LINEで色々と的確な指示をしてくれた友達に心より感謝です!これがあったから冷静に下山する事が出来ました。 最後までお付き合いいただきどうもありがとうございました😊 モンベルのチェーンスパイク見つけた方がいたら連絡待っています🙇♀️ ■忘備録■完全冬山装備 気温 登山口3℃(無風) 避難小屋5℃(無風) 昭和火口1℃(稜線で強風)山頂0℃(微風)新得の沢13℃(微風) 2度めの山頂-1℃(強風)下山時-1℃(強風) ダウンジャケット・ダウンパンツ ハードシェル レイン上下・ニット帽・キャップ・グローブ(薄手・防寒用・テムレス)・ネックウォーマー・チェーンスパイク・ツェルト・靴(モンベルアルパインクルーザー2000)スパッツ・ポール・使い捨てカイロ(2個) 熊スプレー・熊鈴・携帯ラジオ・バーナー・ガス・カップ・水(2L)ゼリー(2パック)・お茶(500ml)・カロリーメイト・ナッツ類・パン・おにぎり(2個)・飴・チョコ・カップラーメン カメラ(2台)レンズ・三脚・予備バッテリー(4個)・モバイルバッテリー・ヘッドライト(2個予備含む)
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。