竜体山ボルダリング 岩は鬼化するか?

2020.10.10(土) 日帰り

活動詳細

すべて見る

岩とランの活動日記ばかりだ。俺の頭は大丈夫だろうか。 山の会の方にお誘いいただき、初の竜体山ボルダリング。 大分県日田市のこの山は、見た目は地味な山だが良い感じのボルダ-がゴロゴロ転がりナイスな場所。 竜の鱗のような横の亀裂が走り、独特の岩質。 以前からYOUTUBEの動画で竜体山の課題を見ていて、気になっていた課題が「美しきクラック」。 スパッと割れた美しいクラック課題、恐らく手が入るかどうかの悪そうなクラック課題。 恐らく3級くらいで、目標とするには良さそう。 ということで、トライしてきました。 まずは歩道近くの岩で皆で登る。ラインはさまざま取れるが、どれも簡単過ぎずピリっとスリルがあり、そしてしっかり難しいところは難しい。 咆哮しながら登る。 すこし移動して小竜岩? かな。 シットダウンスタートの5級課題。手はガバだが、油断すると体力奪われて面白い。 薄かぶり3級課題に皆でチャレンジ。I田氏が2撃。少しずつ悪い手と足をごまかしながら、デッドでズリあがるボルダーらしいマッコウ課題。面白い! 最後の数手がどうしても繋がらず断念。 そして美しきクラックがある竜玉岩(かな?)。 クラックはしっかり手が入るポイントは限られる。知恵と工夫でクラックを利用しながら進む面白い課題。 少しずつムーブが固まってきたが、キーとなる右手フィンガージャムを決めきれずに終了。 弱い! しかし面白い課題でした。 誰よりもしつこく撃った自信はある。 そもそもクライミングセンスも運動神経も才能も無いので、誰よりも撃ちまくって登りまくることでしか上達しないという確信がめちゃめちゃある。 とにかく登りまくり、失敗しながら成長するぞ。 岩に触りまくろう。 ボルダーとかリードとかやっていて思うのが、ここまで人が触りまくって魂と汗と血を塗り込め続けると、さすがにいつか岩が魂を持つような気がしてくる。 つまり岩の妖怪化だ。鬼化でもある。 クライマーは岩の鬼と闘っていると思うと、壮大な物語が始まりそうだ。 とかの妄想をだいたい登りながらしているのだが、俺の頭は大丈夫だろうか。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。