北日高岳 2020-10-10

2020.10.10(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 37
休憩時間
40
距離
6.5 km
のぼり / くだり
494 / 508 m
7
21
1 38
51

活動詳細

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黒岳ロープウェイや藻岩山スキー場の運営をしている地元の「りんゆう観光」主催のツアー登山に参加。 北日高岳は日高国際スキー場のある山で地元高校生の合宿登山の山でもあります。 高速を占冠ICで降りて道の駅樹海ロード日高方面へ。 ここでトイレタイム&食料調達。 道の駅からすぐ国立ひだか青少年自然の家にたどり着きます。 ここが出発点で標高は約250m。 まずは三号の沢川に沿った勾配2度ほどの林道をおだやかに30分歩き標高を100mほどあげます。 右に登山口(標高約360m)の看板が出てきますが、熊笹が刈られておらず見落としそうです。 今年は感染症拡大防止のため青少年自然の家で登山合宿する学生がおらず、また2年前の台風の爪痕もあり登山道が見えないほど非常に藪が深く荒れています。 登山口からいきなり急勾配ですが、岩山ではなく土の道なので歩幅を調整すれば難はありません。 問題は山全体が粘土質の土でおおわれていることです。 この土は雨で泥濘化しやすく、さらに秋は落葉がその上に積もり、非常に滑りやすくなります。 ストックがズブズブと粘土質の土で固定されずゆるんだりし、かえって手でからだを支えた方が危険ではありません。 事実、丸木橋上でストックをついたら腐食していてストックがズルリと滑り、目の前で仲間が橋から沢へ転落しました(幸い茂った熊笹でバウンドし無事でした!) ゲイター(スパッツ)はあったらパンツ裾を気にせず泥道でも踏ん張る勇気を持てるのでよいでしょう(泥濘を避けるため浮石にジャンプするのは危険)。 右側が豪雨でえぐられ切れ落ち、道幅が1人歩行分しかない細道が続きます。 見通しは全くなく、樹林帯をzigを何度も繰り返して標高をあげていきます。 今回はやや紅葉が見られて目を楽しませてくれました。 倒木だらけで、くぐる、跨いで超える、を繰り返します。 手袋必須! 沢の源頭近くになると3回ほど徒渉しますが、登山靴の底を濡らす程度。 実は沢を渡った後の土が粘土質のためズルリと足をとられ、沢へ逆戻りに転ぶ人がいます。 標高600mを超えると勾配がゆるくなりますが、トラバースを延々繰り返し、なかなか山頂に近づかないので最後の20~25分はイライラします! 山頂かな?あれ、違うの繰り返し。 そして標高700m付近から最後の急登(ここはzigではなく直登)を登り切るといきなり視界がひらけて平らな山頂に飛び出します。 山頂からは夕張岳が正面にはっきり見えます。 スキー場リフトの降車場の板上でお昼ご飯を食べました。 遮るものがないので、直射日光と風にさらされます。 下山はリフトに沿ってスキー場を下りますが、勾配は30度以上あり膝が痛くなります。 下山はストックがあった方がいい! 登りは樹林帯でビューポイントも休憩適地もありません。 小さなお子様連れ向の道ではないでしょう。 山頂からの景色は晴れていれば見応えのあるパノラマです。 麓の「ひだか高原荘」の日帰入浴は、感染症対策のため同時に8人までしか入館させない方針になってます。 今回22人参加ツアーだったので、むかわ町の「樹海温泉はくあ」まで遠征しました。 このあたりの温泉施設はこじんまりしているので、感染症対策で人数制限や談話室使用制限、食堂利用休止が多いです。 パーティで利用したいときは事前に調べないといけませんね。

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