金比羅山の狛犬さん 戻る 次へ

高良大社(高良山・月見山・吉見岳)の写真

2020.10.10(土) 10:55

金比羅山の狛犬さん

この写真を含む活動日記

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7.5 km

496 m

高良大社(高良山・月見山・吉見岳)

高良山・発心山・鷹取山 (福岡)

2020.10.10(土) 日帰り

高良大社に行って来ました。 予定では、井原山に行こうと思っていたのですが、出発後、雨がひどくなり、雨雲情報だと、すぐには止みそうもなかったため、予定を変更して、やってきました。 高良大社は、実家の最寄の大きな神社で、小中高と就職して地元を離れるまで、初詣やドライブでお世話になった神社です。以前(多分20年以上前)に一度、歩いて登った覚えがありますが、久しぶりに登ってみることにしました。 高速を降り、高良大社近くまで来ると、昔通ってた時と大きく道が変わっている(新しい道が出来ている)ことが 判る。当時は片側2車線の道路なんて無かったし、コンビニもあった記憶が無い。 ナビで探すと、セブンが近くにあったので、そこに寄り、朝ご飯のパンを購入、この時点では、早めに帰る予定だったので昼食分は購入せず。 さて、昔の記憶で行くと、道路に大きな石の鳥居があり、それを潜ると、くねくねと登って行く山道の一番手前に 徒歩で登って行く参道と大きな鳥居があったハズ。そして、その近くに車を停めれるスペースがあったと思うんだけど、今はどうなっているんだろう? ・・・車道の大きな鳥居は・・・あったあった、そうそう、こんなカンジ。 これを潜って、もうちょいいくと、あった、徒歩で登って行く参道と鳥居、そしてその手前に駐車スペースが有り、 あと、2~3台分しか空いてない。 数少ない空きに駐車し、準備を整え出発。 鳥居を潜って登って行くと、まずは、『馬蹄石』神馬の蹄の跡だそうな。 覗いてみると、真ん中のくぼみがそうなのかな?(これは、覚えてた。) 次に天照御祖神社(まったく、覚えて無かった・・・) さらに少し登って行くと、今度はアジサイ園、東屋もあったので、アジサイの時期にはそれなりに賑わうのかしら? 大井河(おおいご)は高良山三井(さんせい)のひとつで、御井は、三つの井戸の意味だそうな。 高良山本坊跡や、御霊社跡などもあり、改めて高良山ってすごい山なんだなと感心しました。 あと、言葉は知っていましたが、モウソウキンメイチク。 その名の通り、『竹』です。 ふつーの竹との違いは、竹の表面が緑では無く黄色で、緑の縦じまが入っている孟宗竹のことみたいです。 言葉だけ知っていたものの、実際どんなものなのか?は、初めて見て、看板を見て、知りました。 孟宗竹の金明竹は、高良山と岡垣 と宮崎と高知にしかない貴重なものだそうです。 さらに登って行くと、30分位で、高良大社に到着。 ここに来たのは、そう、長男が生まれた時にお祓いにきて以来なので、20年位ですかね。 (この時は、父母、私、カミさん、長男で車で登って来ました。) 高良大社境内には神木の大きなクスノキがあり、久しぶりに見たクスノキは、あまり変わりのないような 気がしましたが、高良大社自体は、正面の階段参道には、スロープカーが設置されていたりして、 近代化が進んでいました。 早速、20年ぶりに参拝。 参拝後、展望所で久留米の景色を見て、次は、奥宮を目指します。 奥宮は、高良大社からさらに耳納スカイラインを少し上がった先、つつじ公園の手前に入口の鳥居が有ります。 高良大社からは耳納スカイラインを徒歩で登る道の他に、本殿向かって右奥に、山を伝って登る道が有ります。 今回は、右奥の道からいってみることにしました。 多少アップダウンはあるものの、それほど厳しい道ではないので、楽しく、通れる登山道ですね。 一旦、耳納スカイラインと合流し、100m程で、『奥宮』と書かれた鳥居に到着。 鳥居を潜ると、しばらく砂利の坂を下って行きます。 5~10分程、歩いた先に、奥宮がありました。 奥宮は・・・う~ん、私には何も感じられませんでしたね。 雰囲気も、う~む。 奥宮参拝を済ませ、次は高良山山頂を目指します。 奥宮の右手から、奥に進む道をしばらく歩くと、山頂への分岐が。 山頂の方を見上げると、 あ~階段ですねぇ~まぁ、山頂ですからね。登るしかありませんね。 結構、急な階段を登ることしばし・・・漸く、高良山山頂に到着。 山頂には先客が1人、ベンチに座ってました。 景色は、樹木の間から少し見えるかなぁ~。これなら、高良大社の展望所の方が、久留米市を一望出来て 良い景色ですな。 高良山山頂から、つつじ公園方面に降りる途中、ふと、思い出して寄り道をすることに。 そこは、昔、学生時代に何度か訪れた場所で、そのころは、夜、つつじ公園に車を停め、ここで夜景を眺めながら何かを語り合ってた・・・場所。まぁ、その友達とは今も友達で続いているので、懐かしく思い行ってみた。 古い記憶を頼りに行ってみると、古い石碑があり、多分、その当時はこの石碑の上に2人で座ってたような気がする・・・。景色は・・・う~ん、30年くらいたってるから、木々が大きくなってるねぇ~。石碑の上まで枝が伸びてきているから、座って云々・・・と言う訳にはいかなそう。取り敢えず、お腹も空いてきていたので、焼きそばパンでエネルギーチャージをする。 お腹も膨れたので、つつじ公園まで降りて来た。 つつじ公園には、立派な休憩所があり、『コーヒーあります』的な登りが立っていたので、売店でもあるんだろう。 売店近くにいくと・・・ちょっと場違いなラテン系の陽気な曲が流れてる・・・う~ん、神社の先の山頂したの つつじの公園に、ラテン系????合わなすぎるねぇ~。 トイレだけ済ませ、取り敢えず、次の月見山へ向かった。 月見山へは、耳納スカイラインとテクテクと歩いて向かう。 道路からの分岐を右に折れ、進んで行くと、立派な小屋と軽トラが数台停まっていた。 小屋には誰も居なかったが、遠くで草刈り機の音が聴こえるので、今日は草刈りの日なんだろう。 こういう方達に、支えられているよね~有難いことです。 小屋を越え砂利道を進んで行くと、月見山→ と書かれた看板があったので、そちらの階段を登る。 すぐに、頂上らしき丸っこい開けた場所が見えて来た。 林の中にぽっかりと山頂付近だけ空いたスペースとなっていた。 なるほど、眺望は無いが、月を見上げるには、よさそう。 すぐ横に東屋もあり、休憩できるようになってる。 ・・・さてと、今日の目的地は、クリアしたので、後は麓の車まで戻るのみ。 つつじ公園まで戻ってきて、ここからは、耳納スカイラインでは無く、登山道で下山することにした。 耳納スカイラインから右に折れ登山道を下る。途中分岐が有り、太そうな方へ。 しばらく進んで、YAMAPで現在地を確認すると・・・・あれ?なんか道逸れてる。 あら~、道間違えたかぁ~、こっちは林道だったみたい。 YAMAP確認すると、このまま進んで行くと、登山道と合流できそうなので、このまま進んでいくことにする。 ・・・・さらに進んで行くと、下に、登山道が見える。あれと合流するんだな・・・あれ? 前方にあると思った道が、突然、無くなっとる!!! えぇ~あそこに登山道見えるのに。 登山道までは、10~15mくらいの高低差で、急ではあるが、崖では無く斜面なので、なんとか降りれそう。 ・・・やっぱり、道なき道を一日一度は通るのね。 登山道に復帰して、進む。 途中、車道と合流したり、別れたりを繰り返しながら、下山していく。 下山途中の分岐で、『←吉見岳』という看板が目に留まる。 吉見岳・・・YAMAPで確認すると、おぉ、ここもピークなんだ、ついでに寄って行こうかな。 つーわけで、寄り道その2、吉見岳に寄ることにする。 吉見岳に行く途中、前方から結構な人数の話し声がする。 登山者パーティーかな? 前方からこちらに向かって、7~8名の男女が向かってくる。 フツーの登山者と違うのは、手に『ほうき』を持って、登山道のゴミや枝を片付けながら登って来る。 う~ん、こういう方達がいらっしゃるから、登山道、通れるんだよね。感謝。 標識に従い、登って行くと堀切のような溝があった。 吉見岳って城跡かしらん?(山頂の看板で、吉見嶽城跡だと判明) 山頂には金毘羅さんがあったので、まずは参拝。 金比羅山から階段を降り、YAMAPをみると、もう少し先に三角点があるみたいなので、そこによってから 降りようかな。 三角点を探して先に進むと、広く開けた広場に出た。 景色も良く、ベンチも複数設置してある。 近くの看板によると桜の名所とも書いてあったので、綺麗なんだろう。 東屋があり、その付近に三角点ありそうなので、グルっと見渡してみる・・・ない。 付近をウロウロ歩いてみる・・・・ない。 しばらく、うろうろするが見当たらない。 もう一度、東屋に寄って、見つからないなら帰ろうかな・・・と振り返ろうとしたら、あったあった、三角点。 さっき、近くまで来てたのに遠くばっかりみてるから見つからない。 三角点タッチをして、ルートの分岐まで戻る。 下山のルートは2つ。 ①すこし戻る形でやや、巻きながら下山するコース。 ②ほぼまっすぐ降りて行くコース。 ①は道がハッキリしているが、②は竹藪へ一直線。竹の葉で階段が埋もれ掛かってる。 ・・・あまり迷わず、②で決定。 まぁ、そんなに距離無いし、降りれるっしょ。 埋もれた階段を降りていくと、途中から階段がなくなっとる。 埋もれてしまっているのか、崩れたのか微妙なカンジですな。 それと、竹藪らしく、蚊が多い!!さっきから纏わりつかれて、うっとおしい。 あと、蜘蛛の巣。 こちらのルートは階段が埋もれていることからも分かる通り、人通りが少ないんだろう。 お陰で、数メートルおきに蜘蛛の巣トラップがあるカンジ。 仕方ないので、長めの枯れ枝を拾い、前方で振り回しながら降りて行く。 やがて、前方に石灯篭と石畳が見えて来た。その先には道路がある。 石灯篭と石畳があるってことは、こっちは、金比羅山への参道だったんだろうね。 でも、いつからか参道の方が、廃れてしまったんだね。 あとはてくてく舗装道路を降りて行く。 御手洗池と殺生池があったので、ちょっと寄って行く。 御手洗池の奥に石囲いで囲まれた場所があったので、傍にいってみたけど、なにも無かった。 祠でもあったのかな? 池の横の看板を見てみると、高樹神社という神社が近くにあって、この辺だと一番古い狛犬がある神社 とのことなので、またまた、寄り道してみることにする・・・っていっても、道路を挟んで御手洗池の正面が 高樹神社。鳥居を潜り、階段を登ると、あった、長い間風雪に耐えてきたことが判る狛犬さんが。 神社に参拝して、狛犬さんを撮影して、あぁ、やっと今日はこれでおしまい。 車に戻って・・・・から、続きがありました・・・。