台風接近中のダイビング

2020.10.10(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
0
休憩時間
0
距離
0 m
のぼり / くだり
0 / 0 m

活動詳細

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さて、ダイビング。 この日はあいにく台風接近中🤔 映画やアニメなら盛り上がるシチュエーションなのだが、いざ自分が登場人物となると結構緊張しますな。 (そんなドキドキいらないって・・・😟) しかしまあ、伊豆半島は台風直撃でない限り、西側か東側で風裏になることが多いそう。 実際、沼津の海岸は雨こそ降っているが、海は平穏そのもの。 逆に他の場所は、大時化で軒並み営業見合わせだったそうです。天城だの箱根だのに当たって風が複雑に動くので、予想も中々難しいようですね。 ビビりな自分がガイドさんに尋ねて。 ︎︎「しかし、外は結構な本降りですよ、本当に大丈夫なんですか・・・」 「・・・・・・ダイバーが濡れると、何か問題でもありますか?」 ごもっとも! そりゃそうだ(笑) そんな訳で、 今回のダイビングのテーマは二つ。 1)ドライスーツに挑戦しょう🙌 登山でドライと言えば、透湿速乾だったりしますが。ダイビングでドライと言えば、簡単に言うと着る浮き輪! thermosの魔法びんじゃないけど、空気で断熱したら真冬の海でも以外に潜れるんじゃね? と、どっかのモノ好きが考えついたわけですな。(実際はそういう仕事につく方に必要だからです😅) なので海に潜るというのに、スーツの下は、普通のシャツとジャージでOKだったりするからビックリ( ゚д゚ ) そんなの蒸れないの? と賢明な人なら思うかもしれませんが、 はい、当然蒸れます🥺 なので綿素材は気化熱で体温を奪われるからNGというのは登山と同じ。登山のベースレイヤーなんかは、ドライスーツのインナーとしては最適なんだそうです。 ちなにみに、空気を入れすぎてバランスを崩すと、逆立ち状態で浮き上がりとんでもない事に・・・ 「これを犬神家状態と言います。」 だってさ・・・🙃 2)できるだけ深く潜航してみよう🙌 初級ライセンスで潜って良い限界は水深18m。分かりやすく言うと、お台場のガンダムと同じ高さだけ潜って良いという事ですな👍✨ (↑余計わかりづらいわ! ) 今回はそのギリギリのラインまで降りてみます。 深さ5~6m位だとまだまだ浅瀬という感じなのですが、15m近く潜ってくると、いかにも海底という様相に変化。しかも潜っているのは日本三大深海の一つ駿河湾。 はてさて、どんな感じなのでしょうかね?

沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 当日の状況、手前の地面を見てもらえると、結構雨が降ってるのが分かる。
当日の状況、手前の地面を見てもらえると、結構雨が降ってるのが分かる。
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 当日の風のデータ。
海の表面の波は、主に風によって引き起こされるため、ダイビングにおいては降雨量よりも、風速が重視されます。ただ近くに大きな河川が有る場合、多量の雨が降ると濁った水が大量に流れ込み、一気に視界が悪くなる時もあるんだとか。
まあ、やはり晴天の凪が一番良いのは間違い有りません。
当日の風のデータ。 海の表面の波は、主に風によって引き起こされるため、ダイビングにおいては降雨量よりも、風速が重視されます。ただ近くに大きな河川が有る場合、多量の雨が降ると濁った水が大量に流れ込み、一気に視界が悪くなる時もあるんだとか。 まあ、やはり晴天の凪が一番良いのは間違い有りません。
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 こちらは当日の波の様子。
沼津付近は穏やかなのが、データからも分かります。
実際には、その場所のダイビングサービスに電話をして、現地の人から情報を仕入れたりもします。
こちらは当日の波の様子。 沼津付近は穏やかなのが、データからも分かります。 実際には、その場所のダイビングサービスに電話をして、現地の人から情報を仕入れたりもします。
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 雨はかなり降ってるものの、波は穏やか。確かにこれならダイビングに支障は無さそうですな。
雨はかなり降ってるものの、波は穏やか。確かにこれならダイビングに支障は無さそうですな。
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 これがドライスーツの胸の吸気バルブ。背中のタンクと中圧ホースでつなぎ空気を入れます。
別に排気バルブというものが左肩に。

難しいのは空気の入れ具合。深く潜るほど空気は圧縮されるので、水底で空気を入れすぎて、浮上のとき排気を忘れると膨張した空気の浮力でとんでもない急上昇なんて事も・・・
これがドライスーツの胸の吸気バルブ。背中のタンクと中圧ホースでつなぎ空気を入れます。 別に排気バルブというものが左肩に。 難しいのは空気の入れ具合。深く潜るほど空気は圧縮されるので、水底で空気を入れすぎて、浮上のとき排気を忘れると膨張した空気の浮力でとんでもない急上昇なんて事も・・・
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 1本目の予定ルート。
北方面からゴロタ場をまわり、少し深い部分をかすめて戻ってきます。
1本目の予定ルート。 北方面からゴロタ場をまわり、少し深い部分をかすめて戻ってきます。
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 発ドライスーツ!
気合いを入れてGO!!
発ドライスーツ! 気合いを入れてGO!!
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 って足から浮いてきて・・・
って足から浮いてきて・・・
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 グイ~ン
グイ~ン
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 ひや~っ・・・
ひや~っ・・・
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 バランス~!
バランス~!
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 ・・・天地無用
・・・天地無用
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 ご期待通り、開始1分も経たずに
犬神家状態になったのであった👍‼
ご期待通り、開始1分も経たずに 犬神家状態になったのであった👍‼
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 しかも、逆さになった拍子に、慌ててカメラも停止させてしまったらしく、
1本目の映像記録なし。
なんともお粗末な・・・😅
しかも、逆さになった拍子に、慌ててカメラも停止させてしまったらしく、 1本目の映像記録なし。 なんともお粗末な・・・😅
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 気を取り直して二本目にGO!
気を取り直して二本目にGO!
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 2本目の予定ルート。
エントリー口から直進、一気に深度を下げます。その後南周りに深度を上げつつ周回
2本目の予定ルート。 エントリー口から直進、一気に深度を下げます。その後南周りに深度を上げつつ周回
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 ブクブクブクブク~
ブクブクブクブク~
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 ポコッ.。o○
ポコッ.。o○
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 よしよし、
今度は上手いことスタートをきれたぞ!
よしよし、 今度は上手いことスタートをきれたぞ!
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 深場に行く前にちょっと寄り道。
桟橋の下を探検してみます。
深場に行く前にちょっと寄り道。 桟橋の下を探検してみます。
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 ネンブツダイの稚魚の群れがいました。
小魚にとっては絶好の隠れ場ですな。
ネンブツダイの稚魚の群れがいました。 小魚にとっては絶好の隠れ場ですな。
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 イソギンチャクとか。
イソギンチャクとか。
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 ウツボがいたり。
ウツボがいたり。
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 ウツボと睨み合ってるのはクロソイかな? 魚種が多すぎて良く分かんね。
ウツボと睨み合ってるのはクロソイかな? 魚種が多すぎて良く分かんね。
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 先生が、なんか持ってこちらに見せてる。
あれは・・・タマゴッチ!?

あのタマゴッチも凄い旅をしてきたんですね・・・
とか、後で聞いてみたら。

「いや、ただのウニの抜け殻」
ああ、そうですか・・・
先生が、なんか持ってこちらに見せてる。 あれは・・・タマゴッチ!? あのタマゴッチも凄い旅をしてきたんですね・・・ とか、後で聞いてみたら。 「いや、ただのウニの抜け殻」 ああ、そうですか・・・
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 海面を見上げると、雨の波紋が綺麗。本当は酔うのであまり上は見たくないんだよね・・・。上を見たかったら、地面に着底して見上げると酔いにくいらしいです。
海面を見上げると、雨の波紋が綺麗。本当は酔うのであまり上は見たくないんだよね・・・。上を見たかったら、地面に着底して見上げると酔いにくいらしいです。
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 目印になってる詰み石。
う~ん、これは自然にこうなったのか?
目印になってる詰み石。 う~ん、これは自然にこうなったのか?
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 どんどん深く潜る。
バラエティにとんでいた地形も、だんだん単調になり。逆に傾斜が増していきます。
どんどん深く潜る。 バラエティにとんでいた地形も、だんだん単調になり。逆に傾斜が増していきます。
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 海底の地面の様子
海底の地面の様子
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 ここら辺で、水深18mくらい。
オープンウオーターライセンスで行ける限界です。
ここら辺で、水深18mくらい。 オープンウオーターライセンスで行ける限界です。
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 下を見ると、同じような傾斜で見えなくなるまで続いてる。傾斜の度合いは淺間山とか茶臼岳みたいなスコリア丘を彷彿させます。
下を見ると、同じような傾斜で見えなくなるまで続いてる。傾斜の度合いは淺間山とか茶臼岳みたいなスコリア丘を彷彿させます。
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 この傾斜が海底1000mの奈落まで続いてるのかと思うと、
ちょっと寒気がしてきます・・・
この傾斜が海底1000mの奈落まで続いてるのかと思うと、 ちょっと寒気がしてきます・・・
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 なにかこう、
地球の底まで続く穴を縁から見下ろしてるような感じ・・・
吸い込まれてどこまででも落ちて行きそうで、けっこう怖いです。
さっさと、帰ろう・・・😅
なにかこう、 地球の底まで続く穴を縁から見下ろしてるような感じ・・・ 吸い込まれてどこまででも落ちて行きそうで、けっこう怖いです。 さっさと、帰ろう・・・😅
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 2本目の潜水記録。一気に深度を下げてますねー。
深い場所ほど空気の消費量が早くなるので、目的の深度までまず潜ってしまってから、徐々に浅くしていく。
というのがダイビングの基本なんだそうです。
2本目の潜水記録。一気に深度を下げてますねー。 深い場所ほど空気の消費量が早くなるので、目的の深度までまず潜ってしまってから、徐々に浅くしていく。 というのがダイビングの基本なんだそうです。
沼津アルプス・鷲頭山・香貫山 山に等高線があるように、
海にも等深線というものが。
これを見ると、浜から200m程で既に水深60m。駿河湾の深さが良くあらわれています。
ダイビングセンターの真上にそびえる沼津アルプスも元は海底から隆起したもの。

”海の地形は陸の続き”という言葉が有るそうですが。
そういう部分に着目して海底図を見てみると、なかなか興味深いものが有りますね。
山に等高線があるように、 海にも等深線というものが。 これを見ると、浜から200m程で既に水深60m。駿河湾の深さが良くあらわれています。 ダイビングセンターの真上にそびえる沼津アルプスも元は海底から隆起したもの。 ”海の地形は陸の続き”という言葉が有るそうですが。 そういう部分に着目して海底図を見てみると、なかなか興味深いものが有りますね。

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