活動データ
タイム
28:09
距離
38.8km
のぼり
2491m
くだり
2489m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る今年1番の登山🥾涸沢の紅葉と奥ホ・北ホ(南峰)・北ホのホホホ大縦走に行ってきました☺️ 4日分の日記のため、めちゃくちゃ長くなってしまいました。時間のある方のみどうぞ🙇♀️ はじめはソロで行くつもりでしたが、山の師匠のところに遊びに行って9月終わりに北穂と奥穂に行きたいんだけど、奥穂から北穂は危なそうだから涸沢に降りて登り返すのが正解?と話したら 「俺らも行くから一緒に行く?危ないとこはロープ出すし大丈夫だよ。テント泊もするよー⛺️」となり、日にちを聞くと同じ日😳 そんな偶然ある?って事で でもわたしシュラフとか持ってないし、ザックも35Lだよ?と聞くと 師匠が「そんなの貸してやるから安心しな‼️」 と言われ始めてのテント泊⛺️ 山好きになったキッカケをくれた師匠と奥さんのクミちゃんと登山をした唐松岳から早5年。 師匠達とホホホ大縦走をすることになったのでした。 今回は師匠とクミちゃん(2人とも前の職場が一緒だった)と師匠の弟子的ポジションのタクヤと一緒に4人です。 9月は台風が来ていたので10月に変更。 ルートは 10/5☔️/🌤 上高地→涸沢 テント泊⛺️ 10/6⛅️/🌤 涸沢→ザイテン→穂高山荘→奥穂 穂高山荘泊 10/7☁️/🌤/☔️ 穂高山荘→涸沢岳→奥壁バンド→北穂南峰→北穂→北穂山荘→涸沢 テント泊⛺️ 10/8☔️ 涸沢→横尾→徳沢→上高地 です‼️ 師匠からまずはロープや安全確保の練習をしてからじゃないと無理‼️って事で9月中旬に善光寺の裏の物見岩でロープやカラビナなどなど使い方の安全講習をしてこの日を迎えました。 上高地ではまさかの雨☔️ カッパを着てのんびりスタート。涸沢までえっちらおっちら登ります。横尾過ぎたくらいで雨は止み屏風岩がガスの中から出現。マチュピチュのようでした。マチュピチュ見たことないけど。 本谷橋で一休みしてから涸沢まで紅葉を見ながら歩きました。 お昼に着いて涸沢ヒュッテで早速おでん🍢 師匠とクミちゃんを待ちます。 4人で揃ったところでテントの設営。 モヤイ結びを教えてもらい、はじめてテントを建てました⛺️ テントを建てたら着替えて早速夕ご飯の準備です。 涸沢ではクミちゃんが3日に誕生日だったので豪勢にすき焼き大会。わたしはシャインマスカットを持って行きました。 タクヤが準備してあった高級牛肉と野菜と生卵などの食材を担ぎ上げてくれました。 体力が鬼でこのほかにも無意味に水5Lも師匠に体力作りだ‼️と言われて担いで上がっていました。(涸沢に水あるのに) タクヤは山でBCをしたくてカナダに留学していたほどの山スキーヤー⛷🎿 山で飛んだり跳ねたりしてるらしいです。 師匠のところでロープワークやガイドなど山のことを勉強しながら自分はスキー場で働いている根っからのスキー野郎でした。 ご飯の後は夜には満点の星が登場。 でっかい岩の上に寝っ転がって流れ星や天の川、 人工衛星などを眺めました🛰 はじめてのテント泊。 寒くて寝れず2時間おきくらいにトイレに起きて涸沢ヒュッテへ3回通いました🚽🚽🚽 外に出るたびに月が出てライトがいらないくらいでした。(3回も歩いたので最後はライト無しでも余裕で道も覚えました) 2日目 朝4時頃やっと爆睡できていたのに師匠から「山の朝は早い‼️」と叩き起こされました。 モルゲンの前に朝ごはんです。 食べ終わって支度をしているとモルゲンスタート。 ただ雲が多くてしっかり赤くなる前に終わってしまいました😂 その後は体力鬼のタクヤに置いていかれながらザイテンへ。 ザイテンまでの道は紅葉がキレイで写真を撮ったりしたかったのですが、体力鬼が許しません。 とにかく止まらずに歩くためにザイテンまで一切休憩無しで登りました。 あー達成感。 その後は落石に注意しながら登っていきます。 体力鬼とは全くペースが合わないため、コッチも無視して自分のペースで登りました。 横尾から来たと言うおじさんに励まされながらえっちらおっちら登ります。 本当に落石ばかりで、自然にと言うよりも登山者が落としてしまっている感じでした。 しかもラク!がないのでヒヤヒヤ。 石を落とさないのはもちろんですが、もし落としてしまったら後ろの人たちのためにも大きな声でラク!言って欲しいです。 タクヤには大きな石が落ちてきて危なかったです😱 登り切ると念願の穂高山荘が‼️ わーー!と思っているとクミちゃんと師匠も到着。 ザックを整理して奥穂へ行きます。 小屋からは早速ハシゴと岩登り。わたしの大好きなルートにテンションが上がりましたが、さっきまで元気だった体力鬼は高所恐怖症で子犬に変身。 ふははは!鬼退治。勝利。 その後ザレ場の登りであっという間に抜かされ、師匠とタクヤは風のように行ってしまったので、クミちゃんとのんびり登りました。 途中で富士山が見えたり、ジャンダルムが見えたりで最高ー‼️と思っているうちに山頂につきました。 みんなで山頂の近くで休憩です。 風がビュービューでとっても寒かったですが、徐々に晴れてきて快晴に。 こうなると写真が止まりません。槍ヶ岳や笠ヶ岳、白山、ジャンダルム、前穂など、もうそこらじゅうの山という山が見えていて最高でした。 下山後は小屋泊の受付をしてお昼。 ヘリポートでラーメン🍜 染みました。 その後は体力おばけの3人は涸沢岳まで行くというのですが、「明日どうせ行くからいいや。」とダラけて1人だけテント場の上のヘリポートで1人ドライシャンプーしたり、昼寝したりして過ごしました。 常念や蝶ヶ岳の稜線を見ながら背中に西日を浴びてポカポカしているとガラガラガラー‼️と大きな落石の音が。 パッと奥穂方面を見るとガスで音しか確認できません。 すごい岩が落ちたのかなぁと思っていると「人が落ちたぞーー!人が落ちたぞー!」との声が。 スーとガスが抜け切ると小屋の横の斜面で滑落した方が動いていました。 テント泊の人や小屋の横にいた人たちもザワザワ。 「大丈夫か?!」と言っていると小屋の方がタンカや救急セットのようなものを持ってレスキューに行っていました。 どうやら無事のようで、自力で起き上がり小屋の方へ歩いていました。 初めて滑落を目の前にして、自分もさっき通った道でびっくりしました。 山はやっぱり怖いんだなぁ。自分もとうとうそういう山に登っているんだ。とハッとしました。 その後3人が帰ってきて、夕ご飯になりました。 あまりにも喋り過ぎていたらいつのまにか夕焼けが終わっていました。ガーン。 3日目。 朝起きると風が強くてびっくりでした。 師匠が「この風だと今日は涸沢に降りて南陵を登り返して北穂かもしれない。」と言われました。 昨日の滑落を見た後で、少し怖くなっていたので、それでもいいかもなぁと思いました。 朝ごはんを食べて朝日を見て様子をみて判断するという事でした。 わたしだけ涸沢岳に行っていなかったので、時間あるなら登ってくるね。と言って1人で登りに行きました。 涸沢岳山頂からは富士山や八ヶ岳、南アルプスまでくっきり雲海の上に浮かんでいてとってもキレイでした。 行きは風が強かったですが、帰りはそんなに強くなく帰ってきて師匠に話すと「朝日の時より弱まってるからこれならいけるけど、みんなはどうしたい?」と聞いてきました。 みんな行きたい。という事で一致。 涸沢岳まで様子見にとりあえず行ってみよう。という事で数分前に登ったばっかの道をまた登る羽目になりました😂😂 登ってみるとやはり風はそこまで強くないようで天気も曇りから徐々に晴れてき始めていました。 いざ北穂まで行きます。 とにかく怖いと思ったら正直に話す事。 自分の安全確保はしっかりとる事。 正直わたしはめちゃくちゃこのルートが楽しくて、師匠からも「ロートも考えて取れてるし、三点支持もしっかりできてて見てて安心。」と合格点をもらいました。 4日間の行程の中で一番好きな道が涸沢岳〜北穂。 岩場や高度感のある鎖場、キレッキレの道がめちゃくちゃ楽しくて岩登りもたくさんできて大満足でした。 タクヤはものすごく静かになり、 体力鬼から子犬にまた変身🐶 北穂南峰に着いて怖かったーとずっと言っていました。ふはは!勝利。 北穂小屋テラスで延々山を眺めてすごしました。 師匠は自分の山仲間をこの山域でたくさん無くしていて、ショックでしばらく山に登らなかったそうです。 このルートも久々でクライミングしていた時の相棒や自分の教え子にもようやくちゃんと会えた気がする。やっぱり穂高好き。来てよかった。と槍に向かって笑っていたのが印象的でした。 みんなでのんびり過ごした後は一気に南陵ルートで涸沢へ帰ってきました。 テント場に戻ってくるとポツポツ雨が。 予定よりも早く降り出して来たのでテント内で夕ご飯です。 雨で外にも出られないので早めに就寝。 が、やっぱりわたしはあんまり寝られず、雨の中涸沢ヒュッテを1往復🚽 後は雨音を聞いて過ごしました。 4日目 朝から雨です。 カッパを着て、テントを撤収してヒュッテのデッキでご飯を食べて上高地へ降りました。 いろんな天候の中安全に登ってこれた事。 今までよりも重いザックを背負って前は痛くて大変だった上高地までの帰り道もかなり早く歩いて帰ってくることが出来たこと、自分の成長を感じました。 最後に安全確保のビナやロープをつけて北穂へ行く途中、すれ違った方に「そういう装備するなら来なきゃいいのに」とクミちゃんが言われたようでびっくりしました。 確かに時間はかかるし、荷物にもなるかもしれないけど、ヘルメットやビーコンなどの安全登山の為の装備のひとつです。単に馴染みがないだけで山道具のひとつなのに🤔 今回初めて現場で使ったけど、安全確保していれば絶対滑落しないのでとてもいいと思いました。 「それがあれば絶対に落ちて死ぬことがないから、そういうこと言って軽視してる人こそ落ちてすぐ死ぬよ」と師匠が言っていました。 すれ違うときなんて一瞬で、お待たせしないように待っていたのに、わざわざ言われてびっくり。 自分の命を守るのは自分です。 今回滑落するところや落石を見て余計に思いました。 皆さんも安全登山で楽しく登りましょう☺️ あー楽しかった。 【駐車場・登山口】沢渡駐車場1日700円・上高地までは4人でタクシーで行きました。 乗り場に人がいるので声かけて4人揃えばバスよりもお得。 【今回の温泉】さわんど温泉梓湖畔の湯 大人730円 源泉に加水(源泉が高すぎるため) 内湯と露天あり 受付の方がスーパー親切でびしょびしょのわたし達がでっかいザックで行っても快く受け入れていただき、びしょびしょにしてしまったのに「全然平気ですよー!おつかれ様でしたー☺️ゆっくり入っていってくださいねー😇😇」と神様でした。 シャワー水圧◎カランひねる式。リンスインシャンプーとボディソープあり。ドライヤー◎。 おまけに別の高速バスの時間を聞いてた方にはわざわざ電話して予約してあげたり、全く温泉関係ないおじさんにもいろいろ対応していてすごいホスピタリティでした。
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