長野県松本市/岐阜県高山市・乗鞍岳(のりくらだけ)

2020.10.07(水) 日帰り

ずっと気になっていた乗鞍岳にGo to してきました! 自分で行くとなると、あずさと松本電鉄とバスを2本乗り継がないといけないし、日帰りは厳しそうだし、かと言って3,000m峰で小屋泊デビューなんて、ソロ初心者にはハードルが高過ぎるし。 モジモジ考えていたところで偶然見つけた日帰りツアーでした。 唯一の懸念は私の苦手な団体行動でしたが、それにも勝るメリットがたくさんありました。 松本駅に着いたら専用直行バスで2,700mの畳平バスターミナルまで一気に上ります。 36人乗りのバスに乗客が18人。1人2席のソーシャルディスタンス。 個人で行こうとしたら、バスに乗るために長蛇の列に並び、座席もぎゅうぎゅうの密だったかもしれません。 バスで寝てしまうと高山病になるリスクが高まるので寝ないようにとの事で、行きは眠けとの戦いでした。眠ってしまうと意識的に呼吸ができなくなるので、呼吸が浅くなって高山病になりやすくなるそうです。 12時に畳平バスターミナルに着いたら、ツアー会社さんが用意してくださったお弁当を食べて、トイレを済ませ、いざ出発です。食事の心配もしなくていいなんて、何から何までありがとうございます。 乗鞍岳には23の峰がありますが、今回の日帰りツアーで行くコースは、畳平から肩の小屋、蚕玉岳(こだまだけ)を経由し、最高峰の剣ヶ峰(3026m)から引き返すピストンでした。 剣ヶ峰に近づくにつれ、岩がゴロゴロ、心が折れそうな急登が続きますが、ガイドさんの「あともう少しですよー。深呼吸しながらゆっくり行きましょう!」という声掛けに何度救われたことか。 もしも将来、初めて山登りするお友達をガイドする機会があったら、こんな声掛けができるようになりたいなと思いました。 今回は標高も高く、どれだけ寒いのか、どんな服装で行けば良いのか、迷うところではありましたが、お天気も良く、歩いている間はファイントラックのアンダー、ノースフェイスの秋冬用のベース、ファイントラックの薄手のフリースで十分でした。 ただ肩の小屋からバスに戻る頃には16時を回っていて、小雨もぱらつき始めたので、準備していったニット帽に防寒用のグローブ、ユニクロのライトダウン、ワークマンのレインジャケットを総動員しました。 (あ~やっぱりレインウエアは蒸れないちゃんとしたのが欲しいな・・・) 雨が降ると、氷河期の遺存種で国の特別天然記念物に指定されているライチョウに出会える確率が高くなるとの事で、期待していましたが、この夏に19羽、保護のために木曽駒ヶ岳にお引越しをされたそうで更に数が少なく、残念ながらお目にかかることはできませんでした。 帰りのバスでは思う存分に爆睡、3,000円分の地域共通クーポンをいただいていたので、去年長野県知事賞をいただいたという「自家農園のおいしいそば」を9食分、松本駅で購入。しばらくは乗鞍岳に思いを馳せながらのお蕎麦三昧です。 バスに乗り込んだ後は安心して爆睡、活動記録を終了するのを忘れてしまい、松本駅がゴールとなってしまいました。直し方がわからないので、参考にならずごめんなさい。

槍ヶ岳!

槍ヶ岳!

槍ヶ岳!

槍ヶ岳!

この活動日記で通ったコース

乗鞍山頂バス停-乗鞍岳 縦走コース

  • 02:11
  • 3.5 km
  • 375 m
  • コース定数 8