活動データ
タイム
06:50
距離
9.6km
のぼり
1125m
くだり
1126m
活動詳細
すべて見る※何時もながら長いです、すみません。 日曜に出勤した代休に、天気もまずまずそうなので毎年この時期恒例の祝瓶山へ。 人それぞれ色々と山に思い入れが有るでしょう。自分は登ってみたいと思った山に登るので、一度登った山は皆また登りたい好きな山です。そんな中でもここはだけはちょっと特別ですね。 登山を初めて2回目で選んでしまたった祝瓶山、十数年ほぼ運動をせず鈍りきった体にはすこぶる堪えた山です。 元々は昔テレビで見た素人には危険すぎる吊り橋ナンバーワンとして紹介されていた丸太の一本橋の角楢橋を渡って見たくて、ついでに近くにあるから登ってみようかと角楢橋のついでだったのですが、何時も時間が無く未だに角楢橋を見に行けず、気付けば祝瓶山がメインになってます。 ※現在角楢橋はワイヤーに問題があら渡れる状況では無いそうですので最新の情報を確認下さい。 また、尖った山容が分かりやすく他の山から見つけると嬉しい山です。 関川村の光兎山、元光兎、湯蔵山、胎内市の櫛形山、黒中山山頂手前の登山道、小国町の徳網山、米沢市の愛宕山への林道などから綺麗に見えました。 二王子岳、杁差岳、極楽山(小国町)からも見えるのですが背景の大朝日の稜線の方が高くて手前の祝瓶山の山容がはっきりしないのが残念ですね。 今後は大朝日岳、長井葉山、鷲ヶ巣山、白太郎山などから祝瓶山を望んで見たいと思っています。 針生平の登山口から大石橋(角楢橋を紹介してたテレビで大石橋は小ボスだそうです、その後中ボスの白布橋がいて角楢橋がボスだそうです。中ボスは1回だけ渡ったことがありますよ(笑))を渡りしばらくはなだらかな森林浴の道を進み2度目の徒渉を終えると直ぐに分岐があり、真っ直ぐ進むと白布橋、角楢橋をへて大朝日岳へと続いています。 祝瓶山へは分岐を右へ、すると直ぐに鈴振尾根の根っ子の急登が始まります。荒川の流れる音が聞こえなくなると登りは1度緩やかになりますが、水場への分岐を過ぎると根っ子の階段の2回戦です。ひたすらの尾根道、時折左手に大朝日の稜線が望みながら登ります。 817mピークまで登るとその後の一ノ塔までのコースを一望できる。ここからがこのコースで1番辛い、一旦30m弱標高を下げて、一ノ塔まで標高差約450mのひたすらの登りです。 標高1000m付近に枯れ木の大木があり、そこらか大朝日岳を望みながら一息入れる何時もの休憩ポイントとなっています。ここまで来ると序盤多かった松林を抜け広葉樹と笹が目立つようになり、足元の落葉もカラフルになってきます。また、木々も徐々に低くなりアーチ状に新緑の頃には緑のトンネルだが、紅葉の早い年には黄色トンネルとなるります。 登山道に大きな岩が出てくると一ノ塔まで後少し、そして突然樹林帯から飛び出て一ノ塔に到着し一気に視界が開けます。登ってきた鈴振尾根も眼下に望めます。 一ノ塔から次の偽ピークの紅葉具合を確かめるのが毎年の楽しみですね。今年はまずまずいい感じに染まっていました。ここからは紅葉を楽しみながら偽ピークを越えて山頂へ。今年は雲が低く眺望は今一ですが、何時も立ち枯れしてる山頂のオヤマリンドウは今年もしっかり枯れてました。 今年は赤トンボも全然飛んでない、本当に静かな山頂で1時間以上ボーッとしてたら、全く見えなかった大朝日の稜線が大朝日、袖朝日、中岳、西朝日と順々に雲が晴て帰る間際に全て見えるようになる、これはこれで嬉しい演出でしたよ。対象的に飯豊は一切姿を現しませんでしたが…、これはこれでまぁ笑。 初めて登った時は一ノ塔までで足が棒になり腰を下ろして休んで今日はここまでにしようかと思っていると、下りてきた年輩御夫婦に「後もう少し、上は別世界だよ」と声を掛けていただいた。一ノ塔で視界が開けた瞬間に既に別世界だったのに更に凄いの⁉️見てみたいとその思いだけで何とか山頂まで登りきって見た眺めは本当に別世界でした。もっと他の山にも登ってみたいと思い今まで続けてる切っ掛けになった、あの一言に感謝ですね。 あれから色々な山に登り、色んな素晴らしい眺めに出会いましたが、自分にとってはあの時の山頂からの眺めを見た瞬間の気持ちを超える事は出来ません。なのでここはちょっと特別な山ですね。 また、最初は全然分からなかった周囲の山々も回を重ねる毎に分かるようになってきたり登った事がある山が増えてくるのも嬉しいし、そしてこの山はなんと言ってもほぼ静寂が約束されいるのが好きです、日に出会う人はほぼ1桁でちょうどいい感じです。今日はとうとう誰もいないかなと思っていたら一ノ塔付近で四人グループの方が下りてこられました。 苗場でギックリになった時はどうなるかと思いましたが、ギックリとしは軽傷の方なのかな、何分初めてなので良く分かりませんが笑。何はともあれ今年も無事にこの時期に祝瓶山に登れた、まだ完治では無いので下山時は注意し今日も尻餅ゼロで(ギックリのお陰で下山時の集中力が付いたかな)。 7回目も素晴らしい祝瓶山でしたね。そして次回こそは角楢橋もって毎回言ってるけど…本当に次回こそは(^ー^;A
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。