活動データ
タイム
16:31
距離
29.4km
のぼり
2522m
くだり
2522m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る2回キャンセルした穂高縦走を、3度目の正直で平湯・上高地へ向かいます。昨年同じ時期に、奥様は娘と涸沢ヒュッテに泊まり、奥穂へ登っています。今年は、前穂から奥穂、そしてできれば北穂へと縦走したいと願って、やってきました。 平湯から上高地へは、バスの始発が6:50なので、早く出発したい奥様がタクシーを予約してくれました。ところが、この日に限って、臨時便が5時過ぎには出ていて、上高地へ着いた時にはもうたくさんの人だかり。バスセンターでトイレを済ませて、河童橋に向けて6時過ぎに出発。 タクシーは定額料金で5000円+安房トンネルの往復料金で合計6100円で、乗り合わせた人数割りで支払います。あかんだなから上高地への往復バス料金は往復2090円で駐車料金が1日600円なので、1泊2日で合計3290円となります。タクシーを4人以上で乗れば、駐車料金が無料なので、バスよりも割安になりますし、帰りも予約すれば、待ち時間、行列フリーで平湯までノンストレスで戻ることができます。 岳沢登山口付近はあまり人もいなくて、静かな雰囲気。2時間ほどで岳沢小屋に到着。キャンプ場を過ぎて、しばらく歩くと長い長い梯子が出現。ここでヘルメットを被り、いよいよ急登の始まりです。カモシカ立場や雷鳥広場を通って、紀美子平へ。この間、奥様は急激にペースダウン。前穂の登りはなんとかよかったのですが、やっぱり下りが鬼門。予定時間をずいぶんすぎて、紀美子平へ戻りました。 紀美子平から奥穂への吊り尾根に入ると、天候が悪くなってきて、強風も吹き始めました。雨の心配はなさそうだったので、奥様のペースに合わせて、ゆっくり登ったので、私自身は余裕をもって登ることができました。慎重に登れば、それほど危ないと思うところはありませんでした。紀美子平から奥穂へは1時間半ほど。この日の午前中には山頂が大混雑のようでしたが、私たちが到着した午後は比較的空いていました。穂高岳山荘へは15時過ぎに到着。部屋は私たちを含めて6人でしたが、隣を気にすることのないロフト部分に私たちだけ二人だったので、ゆっくりすることができました。 夕食も朝食もこれまでのレコにアップされたような内容でしたが、おいしくいただくことができました。夕食は3回転もあって、100人以上が宿泊していたようですね。夕食後は、天気予報を調べながら、雨予報もあって、あきらめムードの中、就寝しました。 翌朝、起きてみるとガスと強風の悪天候。とりあえず朝食をとって、私だけ涸沢岳へピストンしてました。稜線上は強風が吹き荒れ、ガスで視界もわずかで。北穂への縦走はあきらめて、涸沢へ下りることに。ザイテングラートはガレ場の下りですが、その後はゆるい勾配の登山道及び横尾からは長い長い林道歩き。涸沢小屋でソフトクリームを食べて、次は徳沢園でのランチとコーヒーソフト。そして、河童橋での上高地プリント白桃ジュースなど、二日目は紅葉とグルメレポートになりました。 途中で、タクシーを予約しておいたので、上高地バスセンターでは行列に並ぶこともなく、待ち時間もさほどなくて、平湯へ戻ることができました。1日目の激しい登り、二日目の紅葉とグルメ。天候は期待したほどではありませんでしたが、本当に楽しく、思い出に残る山行となりました。
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