経ヶ峰、穴倉東道沢歩記

2020.10.05(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 59
休憩時間
31
距離
6.7 km
のぼり / くだり
690 / 687 m
19
11
1 52
37
13

活動詳細

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計画していた山を天候の都合で諦めて、迷った挙句、暫くぶりの経ヶ峰、午後からの陽射しと山頂からの伊勢湾眺望を期待して、初ルートでスタンプゲットを目指すことに決める。 当初、「山出ルートで登り、穴倉ルートで下る」予定で、穴倉登山口駐車場にまず自転車デポしようとやって来たが、何と穴倉ルートには東西2つのルートが有る事が分かり、今回はこの2つのルートを使って登り、下る事にした。経ヶ峰は標高の割に画体が大きく懐の広い山でルートも多い。 と言う訳で、穴倉ルート入り口の駐車場から出発して、枝葉が落ちたスレ違いが難しい程の幅の舗装路を穴倉川沿いに進む。 500m程して、左「目無し地蔵」への立派な分技道...。ちょっと立ち寄るだけの軽い積りで入ってみたが、中々お地蔵様の姿が現れる気配が無い。過日細野ルートで登った時に立ち寄った事を漸く思い出し、おまけに此処からお地蔵様まで往復1時間以上かかる事が分かって、目無し地蔵尊には申し訳無いが、諦める事にした。...その代わりにと近くの三角点を踏んで引き返す。 本道に戻って、東西ルートの分技点で案内板を改めて確認する。左手舗装路の延長の西ルートを見送り、右手に延びる土道の東ルートを、迷わず選択する。 ところが少し先に予想外の分技...。左手・尾根へと登る道とそのまま沢筋を進む道...。地図によると沢筋にもルートが有りそうな様子なので、ここまで来たらと今日は沢筋のルートを取る事に決める。 始め谷の斜面にハッキリと広く付いていた道は、進むに従って1人が通るだけの幅になり、やがて踏み跡程度のものが崩れ掛けたり見失ったり...。 途中、二度ほど尾根道へと登る目印の有る分技道を確認したが、最終的に沢筋に下りてこのルートをあくまで進む。 中程から先は、最近人の通った形跡も殆ど無さそうで踏み跡も時に不明瞭になるが、構わずそのまま沢筋を辿る。この谷は結構狭く、迷うほどの分技らしい分技の沢も無いほぼ一本道で、水の流れも細く、この時期水に浸かることは無い程の流れだ。2回ほど古い石積みの石堤を越える他、小さな滝状の段差を幾つか越えて行くのに、さほど難しい技術は要らない(持ってもいないが)が、流木などで荒れているのと、岩なども脆いところが有るのでその点は注意が必要だ。 途中、倒木の絡んだ小さな段差の流れを避けて、左斜面を巻こうと岩に足を駆け掛けたら、この大きな岩が足元から埋まっていた砂ごと崩れて(運良く岩だけ)3m程転がり落ちた...。危うく足を引いて間一髪難を免れたが、巻き込まれていたら...と冷や汗を掻いた。 おかげでその後は、足の置き場や手がかりに、慎重の上にも慎重に注意を払って、それでも沢の音や流れを楽しみながら登り、とうとうこの沢の最初の一滴かと思える雫の始まりを確認、最後は四躯で登り詰める事が出来た。 稜線を通るハイキング道に出合った後、山頂のお地蔵様にも本日の感謝のお参りをして、展望台で遅い昼食を食べながら、未だ雲が薄く残っている伊勢湾の眺望を、心地良く山頂から楽しんだ。

経ヶ峰 アクセス途中に遭遇...
アクセス途中に遭遇...
経ヶ峰 駐車場から舗装路を行く...
駐車場から舗装路を行く...
経ヶ峰 穴倉浄水場を通り過ぎ...
穴倉浄水場を通り過ぎ...
経ヶ峰 分技を左(目無し地蔵)に入って寄り道する
分技を左(目無し地蔵)に入って寄り道する
経ヶ峰 標高377m三角点を踏んで引き返す
標高377m三角点を踏んで引き返す
経ヶ峰 穴倉道に戻り舗装路の左手穴倉川上流沢に滝(?)を見つける
穴倉道に戻り舗装路の左手穴倉川上流沢に滝(?)を見つける
経ヶ峰 東西分技登山口にて、土道の穴倉東ルート(右)を選択
東西分技登山口にて、土道の穴倉東ルート(右)を選択
経ヶ峰 分技点に有る案内板を確認
分技点に有る案内板を確認
経ヶ峰 東ルートも更に、尾根筋道(左)と沢筋道(右)に分技。沢筋道を選択する。
東ルートも更に、尾根筋道(左)と沢筋道(右)に分技。沢筋道を選択する。
経ヶ峰 右下の沢に3m程の小滝が目に留まる
右下の沢に3m程の小滝が目に留まる
経ヶ峰 荒れた沢に15-20mに渡って連続する小滝
荒れた沢に15-20mに渡って連続する小滝
経ヶ峰 なめ状の滝を右手に見ながら、斜面についた道を進む
なめ状の滝を右手に見ながら、斜面についた道を進む
経ヶ峰 尾根に上がる道(本道か?)を見送って、沢筋を遡上する
尾根に上がる道(本道か?)を見送って、沢筋を遡上する
経ヶ峰 ...
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経ヶ峰 ...
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経ヶ峰 目印に基づいて斜面を登ると、獣の遊び場跡(?)が...
目印に基づいて斜面を登ると、獣の遊び場跡(?)が...
経ヶ峰 尾根へ向かう道は続いているが、強引に沢に下りる
尾根へ向かう道は続いているが、強引に沢に下りる
経ヶ峰 左手の小沢を見送って、右手の沢筋を進む
(ここからは完全に沢遡上)
左手の小沢を見送って、右手の沢筋を進む (ここからは完全に沢遡上)
経ヶ峰 大きな岩に足を掛けた途端、埋まっていた砂ごと岩(写真右角の岩)が2-3m崩れ落ちた。間一髪すんでのところで難を逃れる。
大きな岩に足を掛けた途端、埋まっていた砂ごと岩(写真右角の岩)が2-3m崩れ落ちた。間一髪すんでのところで難を逃れる。
経ヶ峰 左部分が岩を崩した事件現場...。
右手の倒木をかいくぐって登る。
左部分が岩を崩した事件現場...。 右手の倒木をかいくぐって登る。
経ヶ峰 ...
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経ヶ峰 ...
...
経ヶ峰 ...
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経ヶ峰 岩の間に見つけて、ホッと一息... ^_^
岩の間に見つけて、ホッと一息... ^_^
経ヶ峰 石堤の右斜面を木を頼りに登る
石堤の右斜面を木を頼りに登る
経ヶ峰 流木などで結構荒れている
流木などで結構荒れている
経ヶ峰 ...
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経ヶ峰 源流に近づいて来た様だ...
源流に近づいて来た様だ...
経ヶ峰 地図を確認、右の沢を見送って...
地図を確認、右の沢を見送って...
経ヶ峰 左の沢を登る...
左の沢を登る...
経ヶ峰 最源流部を四躯で登り、最初のひと雫(しずく)と思しきものを確認!
最源流部を四躯で登り、最初のひと雫(しずく)と思しきものを確認!
経ヶ峰 最後、沢上部の斜面をひと登りして、稜線のハイキング道に出会う
最後、沢上部の斜面をひと登りして、稜線のハイキング道に出会う
経ヶ峰 やや行って穴倉東道(尾根道)合流点を確認する
やや行って穴倉東道(尾根道)合流点を確認する
経ヶ峰 山頂三角点に到着、チェックインヤッホー...
山頂三角点に到着、チェックインヤッホー...
経ヶ峰 お地蔵さんにもお参りして
お地蔵さんにもお参りして
経ヶ峰 展望台で少し遅い昼食を摂りながら
展望台で少し遅い昼食を摂りながら
経ヶ峰 伊勢湾の眺望を楽しむ
伊勢湾の眺望を楽しむ
経ヶ峰 帰途、稜線上の三叉路分技点から長谷山越しに伊勢湾が未だボンヤリと...
帰途、稜線上の三叉路分技点から長谷山越しに伊勢湾が未だボンヤリと...
経ヶ峰 三叉路を細野・穴倉方面へ下る
三叉路を細野・穴倉方面へ下る
経ヶ峰 更に穴倉(西)道へ...
この頃になって、少しづつ陽が指し始めた
更に穴倉(西)道へ... この頃になって、少しづつ陽が指し始めた
経ヶ峰 ここから下りの舗装路始まる
ここから下りの舗装路始まる

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