初挑戦😃コロナに負けるな❗第９回土佐塩の道トレイルランレース３８km

こ、今年はレースがぜんぜんねえぇえええ(;つД｀) 2/9の愛媛マラソンに出場以降、COVIDー19こと新型コロナウイルスの世界同時多発パンでミック💞で、すべてのレースが軒並み延期&中止。 翌週の高知龍馬マラソンと熊本マラソンは極寒雨の中、マスク😷して低体温症地獄でなんとかやったらしいが、その後は日本中がレース自粛、３月頭の東京マラソンは、オリンピック選考レースということもあり、エリートクラスだけが寂しく走るという世の中(´Д` ) ワタシ本業のトライアスロンも全レースなし。 県外移動自粛命令。 地元の山をひとり寂しく走る日々(T-T) 夏を過ぎて秋になり、移動自粛も緩和され、延期だったレースがようやく再開されてきて、、、 遂に８ヶ月ぶりにレース復帰v(￣Д￣)v 高知県は香南市、龍河洞の中を通り、土佐塩の道を駆け抜けるトレイルランレース38kmに初めて参加した。 しかし、塩の道とはなんぞや？？？ 以下抜粋↓ 天正から慶長までの約400年間、現在の香南市香我美町岸本から吉川町までの浜辺には塩田が広がり、赤岡町では塩市なども開かれていました。当時、塩の生産地と奥地をつなぐ交易道は「塩の道」と呼ばれ、生活物資などの運搬道としても利用され、近隣には塩の名のついた地名もあります。赤岡町から物部町の塩峯公士方神社まで約30kmのルートは、長きに渡り人々の生活を支えてきた命の道でした。 平成14年から周辺住民らによる整備が進められ、平成16年には（一社）日本ウォーキング協会が選定する「美しい日本の歩きたくなる道500選」にも選ばれました。また、令和元年には文化庁が選定する「歴史の道百選」に選ばれました。 現在は、香美・香南両市の有志で構成される土佐塩の道保存会により、ウォーキングやトレイルランニングなどのイベントが毎年開催されています。 …とのこと、歴史ある道なのです。 この大会、去年は25kmのショートコースと、60kmのロングコースで開催されていたが、今年はコロナ対策ということで、前日受付ブリーフィング宿泊のロングをやめ、１日で終わる、まんなか38kmミドルコースのみに落ち着くという感じでレース開催。 ·参加人数を４００人→２００人に減らし。 ·２週間前からの検温&体調チェック表提出。 ·受付、集合、会場全てお外で行い、荷物預かりなし、開会式、閉会式なしの、ゴール後は流れ解散。 ·スタートは間隔あけて５人ずつ並び、30秒おきスタートの40ウェーブ制。 ·レースにマスク持参、エイドではまず最初に手の消毒するのがルール ·ゴール後頂ける弁当&飲み物ゴミは各自持ち帰る。 これらの感染症対策を行い、香南市のなんとしてもやったるで！！の英断のもと、なんとか、開催にこぎつけて頂いたのです、本当に頭が下がる思いです、ありがたいm(_ _)m ということで、レース当日。 6:30会場入り、受付すませてゼッケンもらい、レース準備。 会場の山北公民館には、みかん直売所があり、地元農家の方が早生みかん🍊を棚に並べ、並べた先から住民がコインいれて、こぞって購入していく。 ８個入り１００円やすー⁉️ ２袋買ってチャリンチャリン。 これがまた旨かったのよ。 レース前補給、アミノバイタルゼリーでクエン酸を流し込む。 軽く15分アップジョグ。 トイレ行列最終大こなす(///∇///) 7:45スタート地点へ。間隔あけて並べるようにグラウンドに等間隔に線をひいて、かなり後ろまで行列 ワタシは第10ウェーブ、先頭から5分後スタート。 去年の記録で遅い順にスタート。速い人は一番最後にまわされる、通過関門閉鎖時間の関係で、完走率を上げる為と思われる。 最終第40ウェーブの人は20分遅れで、前を抜いていかなきゃならぬゆえ、ワタシはかなりのアドバンテージ。 ドキドキ💓興奮するぜ❗ 8:05マスク外してポケットに突っ込みいざスタート❗ キロ4分スピードで勢いよく飛び出す。 となりの若いのがカッとんで消えていく。ユルユルの人たちをガンガン抜いて最初の激坂トレイル。 膝を手で押すパワーウォークでガンガン抜く。先頭集団をとらえたところで、高知のトライアスロン最強フクドメさんが、一気に全員抜いていき独り旅。 あれには勝てんと分かってるので、集合前方で峠をこえ、龍河洞スカイラインのロードダウンヒル。 ここで集団の前に出るが、となりの若いのが猛スピードで下っていく。 その勢い大丈夫か？ 龍河洞の中はラン禁止歩行区間。ここまでで前に出れてて良かった。 単独で狭い鍾乳洞を通過。 てか、ホントに狭いなこの洞窟よーー！( ﾟДﾟ) 頭は下げたまま、背中のリュックはハマるし。後ろのほうはシャレにならん。 ホンマに最終ウェーブは推定5～7分はロスした感じ。 龍河洞をぬけたあと山の中の送電鉄塔道の下りで、となりの若いのを抜く。 登りも下りもズルンズルンに滑りまくってたので、聞くとトレラン初めてで、ナイキ初期型ヴェイパーフライで挑んでた、あれ滑るのよマジで。 滑りすぎてロードでも雨の日は使えないと有名なやつ。 おいたわしやm(_ _)m ここからはしばらく独り旅。前をいくフクドメさんははるか彼方。 うーんレースぽくないなー。ひとり練習してるみたいやのー。 …と、ユルんでいたらものすごい勢いで後ろから抜いていく人が、「けんちゃんさんですかーーー？？？」 oh！なっすん！地元高知の優勝候補筆頭。四国最強トレランレーサー。 なにげにYAMAP友達。 はじめて会ったが、迫力あるなー。 大柄でパワフル、走りの次元がちがうのー。 こっからは時間差で速いランナーに抜かれながら、25km地点を折り返して元来た道を戻る。 後ろの続く参加者とずっとすれ違い。 知り合い、ボランティア、声かけながらもどる。 うーんレースぽいなー😃 ３時間過ぎ、脚がなくなってペースダウン、ゆるい林道登りが走れない。脚がつりそう。フルマラソンなら絶望的だが、トレランはこうなってからが勝負。 みんな同じだ！気持ちでもたす。 気温が上がってきて暑いな。熱中症気味でフラフラ。 河をわたるときに、頭から水に突っ込んで冷やし、生き返る。 レース開始４時間。12:00を過ぎフクドメさんは、とんと見えず、５人に抜かれて、見かけ７位で最後の７kmロード。 暑さMAX、胃腸やられ気持ち悪い。 １kmごとにボトルの水を頭にかけながら耐える。 膝が痛い(>o<")　キロ5分でなんとかキープ。前は見えない後ろはこない。じぶんとの闘い。 歩きたい～ーーーー、キツいーーーー、吐きそうーーー。なんがオモロくてこんなことやっとんやーーー。 しかし、どこか恍惚としている。 たまにニヤける。地元民の応援に泣きそうになる。 嗚呼、これが、レースだ😆 懐かしい、幸せ。いまワイは生きてる💓 ゴールの山北公民館が見えてきて、安堵感&焦燥感。 やっとたどり着いた思いと、もう終わってまうという思い。 ありがとう！ありがとう！みんなありがとう！　 スタートから４時間26分　感謝の気持ちでゴールゲートをくぐる。 目標、結果、関係なく、またレースに参加でき、完走できたことにホントに感謝。 ひとりで山を攻めてるのとは違う。感動の共有。 レースってホントに良いなあ😊 フクドメさんは3分前にゴール、聞くと脚がつりまくってて、ロードで追い詰めてたみたいだが、後ろ姿は結局見えず。絡みたかった残念。 知り合いも続々完走。となりの若いのも帰ってきて安堵。 しばらくしてリザルトが貼り出され、やっと順位知る、、、 総合１０位！　上出来だ。 前のウェーブでスタートしてなかったら無かったが、トップ10入り喜ぼう。 午後2時から簡単に表彰式、木村の兄ぃはじめ、やっぱ６位以内の人たちはオーラが違う、努力しても仲間入り出来そうにない壁を感じる。 優勝は予想通りのなっすん。 才能、実績、練習、研究、研鑽、若さ💖 自分とはオタク度合い、トレラン愛の次元が違うなあ。 ワタシはアル中ランナーでシリアスにはほど遠いが、今のベストはだせた。 膝は痛いが、なんとか心は折れなかった。 成績でなくなっても、歳をとっても、レースは参加でき、楽しめればいいと思う。 帰りに南国道の駅で購入した、土佐市の銘酒「亀泉」をガブガブ飲みながら、レースの余韻と疲労感に浸りながら、幸せにうつうつと眠りにつく(_ _)..zzZZ また来年も出たいなぁ、良いところで、良い大会だったよ。 (補給) 水分　 トップスピードウルトラミネラル500ml ソフトフラスコ水150ml エイドひとつ飛ばしで、 アクエリアス250ml追加ミネラルタブレット１個入れる。 胃がもたれて終盤は水。 食糧　 アミノバイタルゼリー、クエン酸カプセル 塩タブレット１時間毎に１個 ２時間　メイタンゴールド ２時間半　アミノバイタル顆粒、芍薬甘草湯、葛根湯、マグオン ３時間　アミノサウルスゼリー、ここでジョミ ３時間半　メダリストアミノダイレクト、マグオン ４時間　レース直前もらった、モルテンゼリーinカフェイン(高級1000円) 予備のソフトフラスコに入れてた水を頭にかけまくって熱中症予防。ペースダウン起こさず大変役立った。 食べ過ぎ&カフェイン、塩分取りすぎで胃がもたれて、ラスト気分悪し🤮 アホみたいにミネラルと芍薬甘草湯をぶちこんだので、脚はつりそうでつらず止まらず、最後までもつ。 モルテンは高級なので気分的に効いた(笑)🤣