活動データ
タイム
16:28
距離
26.6km
のぼり
2799m
くだり
2800m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る2020年10月03日(土)くもり/晴れ 1.扇沢駐車場~柏原新道登山口 一昨年は唐松岳、昨年は五竜岳を登り、今年は爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳を登るのが目標でした。 4日の日曜日の天気が悪いということだったので、当初は爺ヶ岳だけを登り、鹿島槍ヶ岳は来年でもいいかな?という感じでした。 扇沢駐車場を少し下った所に無料の駐車場があります。 6時の段階で満車でした。皆、「無料」がお好きな様で… 渋々、扇沢の第三駐車場に駐車しました。 24時間1000円。 2日間利用したので2000円… 扇沢の売店で5000円以上買い物をすると500円の割引。 10000円以上は1000円の割引でした。 2.リンドウとナナカマド 結局、登山口をスタートしたのは7時30分過ぎでした。 無料駐車場が空いてない場合は、扇沢の有料駐車場に停めたほうがいいですね。 爺ヶ岳は花の百名山です。 登山道はリンドウと色づいたナナカマドが歓迎してくれました。 3.八ッ見ベンチ 木々の合間から扇沢駅の後ろの山々が見れました。 谷が深いです。なんていう山だろう? スマホの山名が分かるアプリをかざしてみると針ノ木岳と表示されました。 凄い名前だ。針ノ木… 4.ケルン 今回の登山は1泊2日で種池山荘にテントを張り、1夜を過ごしました。 その種池山荘まで半分の所まで来ました。 ここは慎重に歩きました。ケルンに着き、ザックを下し、麦茶を飲みながら景色を見渡します。 今まで見たことのない風景。 5.色づいた木々の先に 赤色や黄色に色づいた木々の先には雄大な山々の姿がありました。 昨年、家族旅行で黒部ダムを訪れた際、周りは標高の高い山々に囲まれ、まさに山奥のダムだ。と思いました。 あの山の向こうには黒部ダム。想像しただけでもワクワクします。 6.一枚岩~水平道 この辺りまで来ると、山肌が緑から黄色や赤色に変わり、パッチワークの様でした。 柏原新道はよく整備されていてとても歩きやすかったです。 立ち止まっては写真を撮り、少し歩いては写真を撮りでした。 僕はグループ登山に向かない人です。一人が良い。 7.包優岬 おそらく、あのピラミッド型の山が針ノ木岳でしょう。 Y字型の白い部分はなんだろう? 雪渓だろうか? 自宅に戻り調べてみたところ、針ノ木大雪渓なる場所があるそうです。 針ノ木岳から見る黒部ダムは絶景に違いない! 来年、登ってみよう。 8.アザミ沢~ガラ場 アザミ沢ということもあり、沢山のアザミが自生していました。 ただ、時期が遅かった様です。 柏原新道の核心部といえば、ガラ場でしょう。 カーブの道は上は落石、下は崖下、注意しながら歩きました。 すれ違いが困難。残雪時は危険な場所。 9.ガラ場~鉄砲坂 この景色に脱帽です。 爺ヶ岳南峰の山肌が鮮やかに黄色く染まっていました。 どうりで高山植物が終わったこの時期でも人が多いわけだ。 この風景を見たらリピートしたくなりますね。実に素晴らしい。 10.種池山荘より 扇沢駅駐車場を出発してから約3時間。 この日野営する種池山荘に到着しました。 辺りはすっかり色づき、風もなく、山荘周辺は沢山の山人達で賑わっていました。 種池山荘は窯で焼くピザが人気です。 にっぽん百名山でも紹介されました。 11.マイハウス テント泊は8月の南アルプスの鳳凰三山以来で、設営の手順は頭に記憶されており、そんなに時間は掛からなかったです。 午後の予定をカップヌードルを啜りながらふと考える。 てんきとくらす。日曜日はC判定でくもり/雨でした。 とりあえず、爺ヶ岳に行こう。 12.爺ヶ岳南峰 12時に種池山荘のテント場をスタートしました。 爺ヶ岳南峰へ。ここはニホンライチョウの生息地であり、遭遇する確率は大です。 山肌も色づき良い感じでした。 立山・剣岳がチラリ。テンション上がります。 13.冷乗越へ 爺ヶ岳南峰に向かっている途中、鹿島槍ヶ岳がドーン!と左手に現れました。 五竜岳の遠見尾根から見た双耳峰を今度は逆方向の爺ヶ岳から見る。 醍醐味ですね。 わりと近くに感じ、行けるんじゃないか?と思い、爺ヶ岳南峰を見送り、鹿島槍ヶ岳へ。 14.冷乗越(つべたのっこし) 爺ヶ岳を越え、冷乗越に到着。 鹿島槍ヶ岳がより一層近くに、そして雄大に見えました。 左下の建物は冷池山荘。 もう1ヶ所のテント場があります。 それにしてもどえらい所に建っています。山荘下は切れ落ちてる… ~冷乗越動画あり~ 15.テント場 冷池山荘のテント場を通り、布引き山へ。 種池山荘のテント場は、平地で石は少ないですが展望は悪い。 冷池山荘のテント場は、石が沢山ありますが展望は良い。 エアマットによるかも… 布引山は曲者でした。 16.布引山 絶対に鹿島槍ヶ岳の山頂に行くんだ!という気持ちしかなかったです。 ただ、布引山までは一筋縄とは行かず、冷池山荘からが凄く長く感じました。 布引山からはビクトリーロード。 もう目の前に鹿島槍ヶ岳の山頂が見えているので気が楽になりました。 ~布引山動画あり~ 17.鹿島槍ヶ岳 風もそれほど強くなく、本当にここは後立山連峰なのか?と思うぐらい静寂でした。 左を向けば、立山・剣岳。 二つの百名山が頑張れ!と僕にエールを送ってる様でした。 山頂にいる人は皆、冷池山荘に宿泊かテント泊をする人達。 種池山荘に戻る山人はいない。 18.鹿島槍ヶ岳山頂 14時30分を少し回ったところで鹿島槍ヶ岳の山頂に着きました。 下りのことは、さておき、物凄い達成感に満ち溢れました。 山頂から種池山荘が見え、あそこからここまで登って来たんだ!と。 15時に下山しなければ色んな危険が… 19.鹿島槍ヶ岳山頂 素早く登頂写真を撮り種池山荘へ戻ります。 後立山連峰なので五竜山荘のTシャツを着て来ました。 山が好き 酒が好き 酒は飲めませんが… モンタベアも登頂。 ~鹿島槍ヶ岳山頂動画あり~ 20.復路・布引山~冷池山荘 復路は登り返しが2ヶ所あります。 布引山と爺ヶ岳北峰。 アップダウンあるのでタイム的には往路と然程変わらず、あまり巻くことは出来ないと感じました。 往路で2時間半。鹿島槍ヶ岳を出発したのが15時。 ヘッドライトをザックのポケットへ。 21.布引山 鹿島槍ヶ岳を下山中、曇り空から晴れ間が見え、光に当った山々がなんとも神々しく見えました。 風景を見ながら稜線上を歩けたことに幸せを感じました。 途中、花の終わったチングルマが来夏を待つ様に寄り添って自生していました。 22.冷池山荘 冷池山荘のテント場と山荘を見送る。 もうすっかり天気は晴れでそれまで見てきた風景とは別格になりました。 ぐいぐいと冷乗越を越えて行き、爺ヶ岳北峰を見送り、中峰へ進む。 種池山荘は見えており、ここからはなだらかな道を下るだけ。 23.ニホンライチョウ 爺ヶ岳中峰周辺で風景写真を撮っていると、カサッ、カサッと何かが動いている音が聞こえたので、目を凝らしてそおっと見てみるとやはりいた、ニホンライチョウのメスです。 しかも、二羽。 久しぶりにライチョウを見て大興奮です。 ~ニホンライチョウ動画あり~ 24.爺ヶ岳南峰 南峰は巻いて翌日に登ろうと思いましたが、時間と相談して行けそうだったので寄りました。 あそこまで行ってあそこから下りて来たのかと思うと物凄い達成感に浸りました。 綺麗な夕暮れの風景に拳を上げ。 25.種池山荘 18時前に鹿島槍ヶ岳から種池山荘へ戻って来ました。 弾丸ライナーでしたね。 テント場は区画内にきっちり張られ、ソーシャルディスタンス。 夕飯は水をあまり使わないようにと、焼きそばにしました。 肉入り、野菜入り。 フライパンは20cmぐらいがベスト。 ~爺ヶ岳南峰動画あり~ 2020年10月04日(日)くもり/雨 26.種池山荘~爺ヶ岳南峰 これぞ朝活です。 鹿島槍ヶ岳に登る人達は、3時、4時ぐらいにはテントを撤収して去って行きました。 種池山荘のテント場の撤収時間は13時までになっています。 荷物は山荘で預って頂けるそうです。 良心的な山荘。いいね。 この日は午後から雨。 27.爺ヶ岳南峰 前日は夕暮れ、翌日は朝の景色。 のんびりと山頂を堪能しました。 南峰が最高峰ではなく、中峰が爺ヶ岳の最高峰+三角点があるので中峰に向かいました。 中峰付近といえば、前日にライチョウと遭遇した場所。胸膨らみます。 28.爺ヶ岳中峰 爺ヶ岳のピークに立ちました。 あいにくの空模様。なんとか周りの山々を見れました。 山頂からは、冷池山荘方面から大型ザックを背負った山人の列を確認。 種池山荘、冷池山荘、僕は来年も種池山荘にテントを張り、鹿島槍ヶ岳へアタックしようと思いました。何せ花の百名山ですから。 29.爺ヶ岳中峰 貸切の爺ヶ岳中峰で記念撮影。 帰路、前日と同じ場所でライチョウのメスと遭遇しました。 そして、帽子を深く被った際、異変に気付きます。 サングラスを中峰に置き忘れ、引き返し、種池山荘へ戻りました。 幸い早期の発見で良かったです。 30.種池山荘~扇沢駐車場 爺ヶ岳は花の百名山でカライトソウが代表花。 まだ花が咲いていてラッキーでした。 どんな花か見れただけでも良し!です。 柏原新道を下山中、にっぽん百名山の収録が行われていました。 10人ぐらいの撮影隊。ガイドさんに声を掛けられました。 31.山グッズ 種池山荘で爺ヶ岳の山バッジと鹿島槍ヶ岳の手ぬぐいを買いました。 下山後に、扇沢駅の売店に寄り、TシャツをGET!どちらもデザインよく着まわしてます。 あと立山連峰のフェイスタオルも買いました。
動画
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