この夏に計画していた山友との北アルプス遠征が新型コロナの影響ですべて中止になり、どこか行きたいとツアーを探してなんとか鳳凰三山に出かけることができました。 【1日目】大阪から芦安温泉の旅館までバス移動 【2日目】行動時間11時間想定のため4時出発。にもかかわらず旅館で温かい朝食を提供していただき感謝!感謝!です。 夜叉神峠登山口を4時過ぎにスタートして夜叉神峠で白峰三山のモルゲンロートを待ちました。 薄赤く染まった北岳・間ノ岳・農鳥岳を眺めることができて早朝出発した甲斐がありました。 ゆるやかに尾根を登って杖立峠。大崖頭山にも行ってみたいけどツアー行程には入っておらずスルーして先へ進みます。 地図には表示のない”ヤケ場”で小休憩。30年くらい前にこのあたり一帯が焼けて樹木が完全焼失したそうです。 次の休憩地、苺平はシロバナノヘビイチゴが群生することがその名前の由来だと教えていただきました。 南御室小屋、薬師ヶ岳小屋は今日が小屋閉め。 登山口をスタートして7時間でやっと薬師ヶ岳。 ガイドさんがいいよというので、大休憩時間を利用して最高点の岩に登ってきました。 2座目の観音ヶ岳からは槍ヶ岳、大キレットも確認できましたがコンパクトカメラでは無理でした。 観音ヶ岳から下って鳳凰小屋分岐を過ぎ、登り返すころには両脚が限界に近づいていたけどなんとか赤抜沢ノ頭に到着。目の前にオベリスク。 賽ノ河原にザックをデポして、オベリスクの基部一周に出かけましたが、充電中のスマホをうっかりザックに残したまま。ログをとることができなかった。 でも岩登りを楽しめたし、「ホーオ三山」のプレートに出会えたので良しとする。 ”砂走?”を下って、本日のお宿鳳凰小屋に到着したのは想定通りスタートして11時間後だった。 例年のハイシーズンだと布団1枚に2~3人らしいけど、コロナ対策で一人1枚。小屋主さんには申し訳ないけど登山者には快適!。 夕食は定番のカレーでお代わり自由。中には3皿目をお代わりする人もいたけど、私は2皿。 ずいぶん歩いたので疲れ切っていたのだろう、19時前にはぐっすり。 【3日目】例年だと青木鉱泉に下るツアーのようだけど登山道が崩れているため、御座石鉱泉に下った。 (YAMAP活動日記では青木鉱泉ルートの日記が散見されます) 燕頭山(つばくろのあたまやま)までは緩やかなアップダウン。途中、「槍展望台」「北アルプス展望地」のプレートが掛かっていたけどゆっくり確認する時間がなかった。その先からどんどん高度を下げる急坂が続きました。下りきった西ノ平は絶好の休憩ポイント。北に下れば林道に合流するようでバンが2台停まっていた。東に少し上り返し、再び急降下して御座石鉱泉にゴール。 天候に恵まれ紅葉と北・中央・南アルプスの山並みを楽しめた2日間だった。
夜叉神峠にあがってきた
モルゲンロートの白峰三山
オオカメノキ
杖立峠
ヤケ場
ヤケ場から白峰三山
苺平
南御室小屋
ヤマハハコ
ガマ岩
砂払岳から富士山
ナナカマド
今年は非常識な登山者が増えたと小屋番さんが嘆いていました (良識ある登山者が登山を自粛したため?)
鳳凰山(薬師岳) 標柱が立っている場所は最高点ではありません。
休憩時間を利用して薬師岳最高点へ登ってきました
薬師岳最高点
紅葉したゴゼンタチバナ
ウラシマツツジ
ウラシマツツジ
鳳凰山(観音岳)
二等三角点:観音岳 ですが成果異常に分類されています。
このあと目指す地蔵岳(オベリスク)
鳳凰小屋分岐
カラマツのオブジェとオベリスク
ホタルフクロ
赤抜沢ノ頭2746m
ガスってきたと思ったら・・・
すぐにはれました(^^♪
賽の河原
ザックをデポしてオベリスク基部一周へ。 スマホもデポしてしまいました(-.-)
わくわく
わくわく×2
見つけました!
赤〇のところにプレート。
ここからもう少し上に登れそうだけどツアーなので断念。
鳳凰山(地蔵ヶ岳)
鳳凰小屋へ向かいます
今夜のお宿、鳳凰小屋に到着。 ガイドさんに缶ビールが売り切れているかもしれないと脅かされましたが、在庫は十分。空き缶はお持ち帰りでした。
夕食は昔懐かしいテイストのカレーライス
朝食です。 ちょっとさみしい・・・
小屋の前の紅葉
ちょこんとオベリスク その1
ちょこんとオベリスク その2
燕頭山に到着
三等三角点:燕頭2104.8m
燕頭山 山頂は広々としていました
旭岳1859m ピークではありませんでした
ホタルフクロ
七合目
七合目の石碑
西ノ平に下りてきました。
御座石鉱泉に下りてきました
御座石鉱泉登山口からタクシー移動して入浴
この活動日記で通ったコース
夜叉神峠登山口-夜叉神峠-薬師岳-観音岳-赤抜沢ノ頭-燕頭 縦走コース
- 12:47
- 17.5 km
- 1999 m
- コース定数 49