活動データ
タイム
15:11
距離
29.5km
のぼり
2686m
くだり
2682m
活動詳細
すべて見る東海北陸自動車道飛騨清見ICを超えて、白川郷ICまで行って引き返し、挙句の果てに中部縦貫自動車道が夜間工事のため通れず・・・(TT)槍に行く前に飛騨の洗礼を受けた高所恐怖症の綿はるですコンバンミ♪ ※今回は私が勝手に尊敬するなるたそさん♥風にレポの出だし♪ 槍ヶ岳って上高地から槍沢を通って小屋で泊まってでしか行けない!?と勝手に思ってたわ! しかーーーし!!新穂温泉駅から日帰りのレポがいっぱい(|| ゚Д゚) 御嶽山、白山、立山、剱岳に登ったが、必ずその尖った姿でそれと分かる「槍ヶ岳」♥ これはいつか行くしかない、行きたい!・・・天気と休日と自分の体力と相談し、ついに来た満月の夜・・・ 仕事のチャイムと同時にそそくさと退勤し、出発♪ナビでは4時間弱で到着のはずが、途中でやらかしちまった。 着いた駐車場夜11時40分。とにかく仮眠(-_-) zzz 目覚ましが鳴る前に起きた時刻は夜中の2時。すでに周りの登山者は動き始めている。 本日のコースは、「南岳新道は登りが良いですよ~ん」ともちさんのアドバイスと、はっちさんのコースを参考に、槍ヶ岳だけでなく、南岳、大喰岳、中岳の3,000m峰をゲットの縦走。スタート時には満月が背中を押してくれている。 林道から川をいくつか渡渉し、岩々の山道を進む。 川の流れる音を聞きながら、ヘッデンで照らされた足元に集中。 渡渉の際は、リボンや岩の印を探すのだか・・・これが中々見つからず一苦労(´;ω;`) 午前5時20分、槍平小屋とうちゃこ♪ ここでエネルギーチャージ!!明るくなってきたので、ヘッデンを外しメットを装着♪ いざ南岳新道!! 急登尾根を登っていると、右に大切戸、新穂高の山々が聳え立つ。 あ~山って良いなの瞬間である♥ 途中、テントを担いだお兄さんに合流し、会話をしながら南岳へ。 霜柱の立つ山道を登りきり、午前8時30分、南岳小屋とうちゃこ♪ 冷たい風が吹き、ダウンを着た。西には、ギザギザの穂高連峰! あそこを通るのはいつの日かと夢見る。 せっかくなので、温かいものをとシナモンコーヒーを注文して、まったり(´-ω-`) この先から寝不足と疲労が重なり、また3,000m峰の高山病的洗礼を受け牛歩に・・・ 大喰岳から飛騨乗越の梯子の下りでは、高所恐怖症という魔物が襲う๐·°(৹˃̵﹏˂̵৹)°·๐ それでも、南岳から徐々に近づく槍の穂先。 左に笠ヶ岳、右に常念岳、後方は穂高連峰、富士山も微かに見える。 圧巻の絶景に足が自然と止まり、ため息ばかり。この感じを味わいたくて、この縦走路を選んだのは大正解!! 午前11時20分、槍岳山荘とうちゃこ♪ 今日は穂先へ向かう行列はそうない。 休憩は降りてからと決め、リュックを小屋の軒にデポし、行くぞ槍ヶ岳!! 「アルプス一万尺」の歌詞の小槍は穂先のすぐ横で、標高は3,030m(1万尺)と聞いたのは遠い昔。 「小槍」は「子ヤギ」としばらく思っていたf^^*) 頭の中に歌が流れるが、「あんなとこでアルペン踊りって踊れるかいヽ(`Д´)ノ」と一人ツッコミ。 高所恐怖症の気持ちを押し殺し、三点確保を口ずさみ、下りの登山者に「怖いですね~高所恐怖症なんです」ってお話すると「私もです(;^_^A」との返事にホッとする。 最後の梯子から顔を出す・・・高曇りではあるが、ガスってはいない。 360度のパノラマに大感激。過日に登った剱岳が歓迎してくれた。 山頂で過ごす同志に写真を撮ってもらったり、撮ってあげたり。 「年に1回は槍に登ってます」って方に、周辺の山々を解説してもらった。 名残り惜しいが、今日は日帰り・・・アルプスは泊まりで来るところとしみじみ思う。 下りは登りよりも気を遣う。泣きたい気持ちを笑顔で隠す。(´ε`;) やっとこさ小屋につき、正面には常念岳、眼下には槍沢からの登山道を眺めることができるテラスで昼食をいただいた。槍を眺めながら、しばし至福の時間を過ごす。 小屋で槍ヶ岳のTシャツ(4,000円)を買って、下山開始。 途中、裸足!?で登っている松本市で整体院を経営するお兄さんに遭遇。 何故、裸足での極意を聞くと、とにかく裸足のツボに良いらしく、プチ流行しているとのこと。 流石整体師、足の裏について説明してくれた。 ここから下山の試練・・・疲れが足にきた。 秋はつるべ落としのごとく早く暮れる。 急ぎたくても急げない。何人かに抜かれたが、歩き通す!!と覚悟を決めた。 暗くなっても林道に出ればなんとかなる。 その林道の手前の白出沢に来たのは、午後4時半。まだ明るい。 沢の先には、夜には全く見えなかった奥穂高岳が夕日に照らされていた。 その横でヘリの音が響いている。ホバリングしている所を見ると、遭難者の救助だろうか。 しばらくして、ヘリは遠くへ行った。 遭難者は助かったのだろうか・・・と心配しつつ、自分が無事下山できたこと、こうして登山者のために、小屋や山道、救助の体制が整備されていることに改めて感謝。 帰りは深山荘の露天風呂で、オリオン座を眺めながら、疲れを落として帰路についた。 槍の穂先を思い浮かべると「よく登ったなぁ~」と自分ながら感心する。 今度は泊まりでと思った槍ヶ岳の山行となりました♪
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