奥日光トレッキング〜美しい大自然と美しい音楽

2020.10.03(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 14
休憩時間
1 時間 55
距離
20.5 km
のぼり / くだり
557 / 559 m
2
1 52
1 6
1 46
48
29
52

活動詳細

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 紅葉が始まったとの知らせを受けて妻と初秋の奥日光へ。今回は登攀は無し。コンセプトは紅葉を楽しみながらの「おさんぽトレッキング」です。  本当は赤沼車庫から戦場ヶ原をぬけて湯滝まで行きたかったのですが、木道を修復中で11月30日まで通行止め(写真参照)となっていたので、小田代ヶ原、西ノ湖、千手が浜、龍頭の滝方面にルートを変更しました。    まだ紅葉も早いのと、お天気もイマイチなこともあって、ハイカーが本当に少なかったです。ということで、私たち夫婦の好きな音楽をポータブルスピーカーに飛ばして大好きな音楽を聴きながらのトレッキングとなりました。  トレッキング道中に聴いた音楽は以下の通りです。 ベートーベン交響曲第7番 ベートーベン交響曲第9番 ラフマニノフピアノ協奏曲第2番 ショパンピアノ協奏曲第1番 チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番 シューベルトピアノソナタ第16番 ショパンピアノソナタ第3番  まずは小田代ヶ原。少し紅葉が早かったかもしれませんが、初秋の湿原に癒されました。秋には寂しげな曲が合いますね。シューベルトのピアノソナタが小田代ヶ原の物憂げな美しさに合っていました。私の妻は普段からこの曲を好んで聴きます。    西ノ湖までの山道は少々ハードでしたが、私の妻は最近かなり鍛えられたのか、涼しい顔をしていました。この道中は本当に人が少なかったのでベートーベン交響曲第9番を少し音量を上げて聴いていました。  第9番は数ある世の音楽の中で最高傑作だと思います。何回聴いても飽きない。歳を重ねるごとにいろんな聴き方ができると思います。仮に第4楽章がなくても、第1楽章から第3楽章だけでも最高傑作になったと思います。さらにトドメにに第4楽章があるからこの曲は始末に終えない。最近、私は第3楽章の優しい音の広がりと、良く聴くと実にラブソングのような美しい旋律に酔わされています。    西ノ湖はコジンマリとしたかわいい沼です。ここも紅葉は少し早かったようです。  西ノ湖から千手が浜までの道が本当にきれいで癒されました。そしてフラットなのでとても楽しめました。ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を聴きました。一度でいいから生でこの曲を聴いてみたいです。妻も私も少し疲れが見えましたが、3楽章を聴いて少しテンションが上がりました。    千手が浜に到着。昼食はキノコの炊き込みご飯です。千手が浜からは男体山がきれいに見えました。    ここから中禅寺湖の湖畔沿いを歩いて龍頭の滝にでました。アップダウンがあり少々ハードです。  龍頭の滝に到着!紅葉は少し早いようです。しかしとても綺麗で楽しめました。  おさんぽトレッキングのはずが終わってみれば20㎞のロングトレッキングになってしまいました。しかし道中、美しい音楽は私たちを癒し、疲れを和らげてくれました。それに熊除けの効果もあり一石二鳥です。    日光は何回行ってもいいですね。美しい景色に美しい音楽に癒され、そして20㎞歩いた充実感もあり、大満足のトレッキングとなりました。

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