紀伊田辺駅8時4分発のバスで滝尻へ。 乗客は5組、滝尻の降車組は3組、日本語ペラペラの外人女性1名と若者男子1名と、私達。 バラバラでスタートしてからは、一度も合わず、そして、すれ違う人もいない中辺路。 滝尻王子からのスタートはいきなりの急登。 胎内くぐり、乳岩、不寝王子を経て剣ノ山までは激しい登り。そのあと少しフラットな道を歩いたと思ったらまたまた登りが続き、高原熊野神社がある高原地区へ。 頑張って登ってきただけに、とても良い眺望。 遠くには重なり合う山々、その麓には集落、眼下には棚田が広がり、まだ夏を思わせる濃淡のある緑が広がっていました。 また、高原熊野神社は熊野古道沿いの神社では現存最古のもので、藤原定家も立ち寄った記録のある神社だそう。 高原には、とてもきれいな休憩所があるため、トイレを済ませ、この先に臨みます。 この後もそれなりの登りが続き、かなりへばります。 そして、アップダウンを繰り返し大門王子、十丈王子と続き、ここでランチ休憩をとりました。 その後、上多和茶屋跡まで登り、本日の最高地点とした後は、大坂本王子、可愛らしい牛馬童子像を経由しながらどんどん下り、本日の宿のある近露王子へ。 途中、人とすれ違う事もほとんどない。 唯一、同じような行程で歩いてる1人の女性に十丈王子で追いつかれ、話を聞いていると、今日は民宿が取れずに、近露でキャンプするという。 えー、テント担いで歩いているのか!とびっくり。
スタート地点 ドキドキ
世界遺産なのよ
案内図だと大変さはわかりません
スタート地点の滝尻王子、元気いっぱいてす
旅の安全祈願
乳岩 熊野参詣の途中で産気づいた藤原秀衡の妻が、この地で赤子を産み落とし、参詣の間、残された赤子はこの大岩から滴り落ちる乳を飲み、オオカミが守り育てていたという伝説
ひたすら歩く 荷物は6キロ
高原地区へ
連なり合う山々と麓に広がる集落
癒される風景
本日のゴールまで、あと、約9キロ
きついよー。待ってー、置いてかないでー。
奥深さを感じる蘇りの聖地
ひたすら歩く
想像以上に小さな小さな牛馬童子像
ゴールの近露の町が見えてきた!
近露王子!おつかれ山!
この活動日記で通ったコース
滝尻王子-不寝王子-剣ノ山-高原熊野神社-大門王子-十丈峠 縦走コース
- 06:38
- 12.6 km
- 1169 m
- コース定数 27