活動データ
タイム
06:54
距離
13.1km
のぼり
1249m
くだり
1466m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る人間である以上、悩みから無縁とはならないだろう。今回の山行に当たって私に課せられた問題は飲料の不足であった。 もともと用意していた飲料は約1.5リットル。前回の山行で余っていた水500。近所のコンビニで買ったポカリと鶴瓶の麦茶で約1000。ところが、この時点で喉が乾いていたので、ポカリは半分ほどなくなってしまう。 本厚木で買い足せばいいと思っていたのだが、時間があったのにもかかわらず忘れてしまう。そのことに気づいた時はすでにバス内の人であった。バス停近くに自販機でもないかと淡い期待を抱いていたが、そんな望みは叶うはずもない。 普段、一回の山行で消費する飲料はだいたい1リットル。それを考えれば足りない量ではない。だが、今回はラーメンを作るつもりであった。ラーメンで消費するのはおよそ300ml。鶴瓶の増量分を足してなんとかなるか、微妙な計算であった。 さて、登山道。いきなりの急坂だったが、辺室山付近ではだいぶ落ち着いた山道になる。 のんびり気分で歩いていると、立札による警告が。「経験者向けの登山道」「引き返す勇気が必要」 果たして自分は経験者といえるのか。若干の疑問符はあるが、進む勇気を抱いて道を行く。 細い尾根を歩いていく、崩落してる場所もある。「勇気勇気」「注意注意」「滑らないように注意」「滑っても大丈夫なように注意」敢えて口に出して自分自身を鼓舞し、集中力を研ぎ澄ます。 誰かとすれ違ったりすればかなり恥ずかしいが、幸か不幸か三峰山までの道では一切人に出会わなかった。 心配していた飲料について、不安は拭えないままだったが、鐘ヶ嶽から下山したタイミングで丁度なくなった。 とりあえずは問題なし。とはいえ、常に余裕は欲しいところである。
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