活動データ
タイム
22:41
距離
28.8km
のぼり
3556m
くだり
2092m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る称名滝から入山、大日平山荘、剱御前小舎に宿泊し、大日三山、立山三山を縦走、室堂へ下山しました。 10月1日、曇り時々晴れ時々ガス(午後、山小屋に到着後雨あり)。 立山駅前の駐車場に車を止めて仮眠していたところ、雨音で起こされました。「えっ?」って感じで雨雲レーダーを確認すると、出発予定時刻には上がりそうな感じで一安心。立山駅前から称名滝探勝バスの始発に乗車、まずは称名滝を散策して「大日岳登山口」まで戻って入山、大日平へ向けて急登(称名坂、一部鎖場、岩場あり)を上がります。同坂を上がり切ったところにあるやせ尾根(牛ノ首)を過ぎると「大日平」に入り、しばし高原のハイキングを楽しむと(ほぼ曇りだったので紅葉はくすんで見えました。お日様が出ていれば綺麗だったろうなぁ…)、お風呂のある山小屋「大日平山荘」に到着です。この日は昼過ぎに山小屋着でしたので、山小屋のすぐ裏手にある「不動滝」の展望台でしばしボーッと過ごしたり、昼間からお風呂に入ったりマンガを読んだり、まったりと過ごしました。 10月2日、快晴。 この秋一番の冷え込みとなった朝、木道に降りた霜に気をつけながら足を進め、急登を上がると今シーズンは休業している「大日小屋」が見えてきます。分岐箇所に荷物をデポして「大日岳」まで往復し、大日連山の縦走に入りますが、本日の宿の「剱御前小舎」が遙か彼方に見えます(今日中に着けるのか心配なくらい遠くに…)。「中大日岳(表示はなかったような)」、庭園のような「七福園」を過ぎた後は、アップダウン、ガレ場、岩場を通って「奥大日岳」へ。各山頂もそうですが、登山道どこでも素晴らしい景色を堪能できます。「奥大日岳」で展望を楽しんだ後、通行禁止になっている大日連山の最高点(2,611m)手前から横道にそれますが、表示が気付きにくく、「ここ、まっすぐ行っちゃうよね」って感じの分岐には注意が必要かと(まっすぐ行くとどうなるのかな?ロープでも張ってあるのかな?)。「室堂乗越」手前まで下ると、天気が良いにも関わらず、めちゃ久しぶりにライチョウと対面できてラッキー! あとは「別山乗越」まで約400mを登り返して「剱御前小舎」に到着です。この日も早い目に山小屋へ着けたので、受付を済ませてから先回行けなかった「剱御前」まで往復してきました。 10月3日、曇り。 朝、曇って風がピューピュー吹いてます。小舎前の温度計は日の出前は零度でした(昨日は何度まで下がったんでしょ…)。けど、剱岳のモルゲンロートが見られてまたラッキー! 寒いのでちょっと着込んで小舎を出て、別山を北峰まで往復、真砂岳を過ぎると近年氷河と認定された「内蔵助氷河」が左手に見えてきます。この後は約200mの岩場を登り返せば立山(富士ノ折立)に登頂になり、以後は3,000mの稜線を雄山まで歩きます。が、ずーっと右手に昨日歩いてきた大日連山、室堂が見えているものの、曇り空のため紅葉がイマイチ綺麗に見えないのはめちゃ残念なところ(昨日堪能したからいいかぁ…と割り切り)。雄山神社(社務所)は今シーズンは新型コロナ感染対策のため、8月17日に閉められています(立山頂上峰本社は参拝できます)。しばし休憩の後、一ノ越まで岩場を約300m下りますが、以前は分けがなかった登山道が上り下りに分けられており、対向による渋滞がなくて助かりました(上り道は渋滞してたけど…)。しかし、初心者向けコース(室堂~一ノ越~雄山)になってはいるものの、岩場ありガレ場ありの山をちょっと「なめて」いる登山客(観光客かな、普通の運動靴、スニーカー等)が目に付くのはちょっと考えものかと思います。最後は「浄土山」の予定でしたが、「龍王岳」まで往復(目の前にあると行きたくなる…)、「浄土山」を最後に急な岩場を下って室堂へ(なんで岩場で無理してポール使ってるの?邪魔でしょ?危険でしょ?という登山者をよく見掛けます。熟年に多く…)。室堂手前の石畳は疲れた足には優しくないですね。最後はミクリガ池まで室堂を散策して今回の登山はおしまいです。 立山を含む室堂周辺は老若男女いろいろな登山客(観光客)がいましたが、大日連山は不思議と女性の単独(比較的若い)、同グループ(比較的お年寄り)が多かったです。男女比は3:7くらい、でした。あと、登山道は全体的に危険な箇所は少ないですが、岩場、ガレ場の急登、急下に注意することは言うまでもありません。また、今回のルートは右回り(称名滝→室堂)で上りがメインになりますが、左回り(室堂→称名滝)にして下りをメインにすることも可能です。けど、急登が何箇所もあり、基本的に下るより上る方が安全だし、下りは膝の負担が大きくなるし、体力的にはキツくなりますが、個人的には右回りをお勧めします(立山を見ながら歩けるし…)。
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