御鉢・高千穂峰(霧島山)

2020.10.03(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 5
休憩時間
34
距離
5.5 km
のぼり / くだり
637 / 638 m

活動詳細

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 霧島山では韓国岳には2回登ったのに高千穂峰には未挑戦。というのも見た目からして傾斜がきつそうで、体力的に自信がなかったから。今回は仕事のストレス発散も兼ね、思い切って挑戦。  高千穂河原の駐車場から続く石畳の登山道を進む。30分もしないうちに視界がひらけ、正面には御鉢火山、右には広い景色、左には中岳、新燃岳、大浪池が。足を取られがちな登山道も清々しい気持ちで帳消し。  …とはいえ、不健康な体にはなかなか辛い登りが続き、清々しさだけでは回復が間に合わない。息を荒くし同行者を待たせながらなんとか御鉢に到達。  南を向けば御鉢の向こうに桜島。韓国岳からよりもずっと近くに感じる。開聞岳は残念ながらぼんやり見えただけ。そして、振り返れば奴がいる。そそり立つ高千穂峰。シャープな山肌が美しい。  ルートはここから少し下り、最も古い霧島神宮跡地。目の前の御鉢の噴火で何度も焼失し、さらに麓の高千穂河原に移った後も噴火から逃れられず、ようやく現在の位置に落ち着いたとか。自然の驚異と、それに抗う人々の信仰心と、その両方に敬意を払いながら頂上を目指す。  相変わらずの傾斜と細かい砂利とゴツゴツした岩の登山道に苦労しながらも、新燃岳の背後に隠れていた韓国岳が見え始め、それに元気づけられて進む。だんだん近づく山頂。あと少し。  やっと到達した頂上は思いの外広かった。天の逆鉾を中心に360度の視界が広がる。韓国岳からの景色も良かったが、こちらも遮るものがなくて素晴らしかった。登山者が多いのも納得。  下りは体力的な問題はないものの、頻繁に足を取られ難しかった。油断したつもりはなかったが、一回尻もちをついてしまった。  最後は都城市のかかしの里ゆぽっぽで、高千穂峰を正面に見ながら温泉に浸かりゴール。気持ち良かったー。

メンバー

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