伊吹山(滋賀県)

2015.05.03(日) 日帰り

注意情報

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チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 11
休憩時間
1 時間 54
距離
11.5 km
のぼり / くだり
1209 / 1196 m
11
22
38
3
9
9
26
8
1 18
9
1 4
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活動詳細

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前回初登山の一週間後に骨折をしてしまい、 半年以上のご無沙汰登山に選んだのは、 滋賀と岐阜の県境に位置する伊吹山。 GWということもあり、 大阪から気楽に日帰り出来る山より遠く、 宿泊するほどではない近さということで、 何気なく選んだこの伊吹山。 この何気に選んだ事が、まだまだ初心者の奥さんと、 さらに初心者で登山二回目の自分に、 後で大きく厳しさを味わう羽目に(笑) 早朝4時に自宅を出発し、登山口には6時半頃に到着。 登山口駐車場は千円、その周りの民営だと五百円と聞いていたのに、 客引きのおじさんが持つフリップには、なんと二百円の文字!!! どうやら営業しなくなったゴンドラ乗り場前のスペースを 格安で提供してる様。もちろんココに駐車。 三之宮神社で安全祈願をして登山届けを記入。 入山協力金一人三百円を払い、 たまに出るという熊よけのベルを借りて7時に登山スタート! 最初はいかにも山の中という感じの道を進む。 初登山の時にペースがわからず、最初から飛ばしすぎて バテバテになったため、今回は超スローペースで。 スロー過ぎて小学生と思われる子供たちにもぶっちぎられながら 30分ほどで林を抜け、視界が開けて、ようやく一合目到着。 30分でまだ一合目ということに、心中愕然としながらも平静を装い、 10分ほどの休憩でスタート。 閉鎖されたスキー場横の道は 短く刈られている草に足を取られて歩きにくい。 途中から広々したスキー場のゲレンデを登る。 20分ほどして、8時に二合目到着。 二合目までに、すでに一時間が経過。 登りきれるのか、さらに下山出来るのか不安が頭をよぎる。 再び山道らしい道を進み、40分かかって8時50分三合目到着。 三合目まではかなり距離が長く時間もかかるという情報だったので、 ここから頑張って、何とかお昼には山頂に到着したいところ。 三合目から四合目までは700mで約10分程度で到着。 四合目から五合目まではさらに短く500mでこちらも約10分。 だんだんとペースが上がってきた感じ。 (単に距離が短いだけなんですが) 五合目から山頂を見上げるとひたすら急斜面で ジグザグに続く登山道とミニチュアのような登山中の人々。 ここでもやる気を削がれる(笑) それでも、ひたすらジグザグの石ゴロゴロ道を登り 20分で10時に六合目到着。 七合目は10時20分、八合目には11時。 と、お昼登頂に上々な時間で登ってくる。 ここまでくればもう一息で、やる気が再びみなぎる。 人の気持ちなんていいかげんなもの(苦笑) 最後の方はほぼ岩場の道をひたすら登る。 山頂が近くなってくると、一部分だけ雪が積もったままで、 溶けた水がチョロチョロ流れ、登山道はグチョグチョな状態。 みんなそれを避けて比較的乾いてる道を行くが、 「そこは登山道じゃないですよ。」 「草花の保護に協力を!」 と言われ、自分たちも登山道を外れていたことを認識。 グチョグチョな道をこえ、 3時間半から4時間位という登頂参考時間を大きく上回って 5時間かかって12時に登頂! 登山口から見た山頂は雲がかかっていて心配だったけど、 案の定、超曇っている上に風もきつく、長袖とはいえ汗もかいていて寒い状況。 日本武尊像と写真を撮り、すぐ売店であったかいうどんをすする。 昼食後、シャツを着替えて、念のために持参したウルトラライトダウンを着込む。 他にも上着を着ている人はいるけど、長袖シャツだけの人も、なんと半袖の人もいる。 その後山頂をぐるっと回って、三角点でも写真を撮り、いざ下山! また、来た道を下りなければならない。 ふくらはぎは少しだるいし、太腿も少しきてるし超不安。 奥さんも平坦な道がなかったせいか、膝などにきているらしく、 登りと同じような超スローペース。 が、トイレに行きたくなってしまい、 ゆっくり降りる奥さんを置いて、ひとりハイペースで下山(笑) トイレは登山口と三合目と山頂しかなかったと思います。 トイレが近い方は要注意。(一合目のトイレは閉鎖になってました。) なんだかんだでようやく下山できたのは17時。 なんとスタートから10時間後でした。 平均登頂下山時間7~8時間を大きく上回ってしまいました。 下山中、他のグループの方も膝裏をやってしまったみたいで、 途中までタクシーを呼んで降りるような検討をしていたみたいです。 私と奥さんはなんとか無事下山できましたが、 距離がそこそこある上に全て坂道で平坦なところがほぼ無い事、 岩場みたいなところもあり単純に歩くだけより足腰に負担がかかる事を 踏まえて、初心者は気をつけて計画を立てた方が無難に思います。 といっても、小さな子供さん連れのファミリーも、年配の方もかなりいらっしゃったので、 私たち夫婦が弱かっただけかもしれません。 山頂では簡易宿泊もできるようですし、 みなさんは、ぜひゆったりした計画で登山を楽しんでください。

動画

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