活動データ
タイム
03:41
距離
7.7km
のぼり
585m
くだり
585m
活動詳細
すべて見る娘(6歳)の小学校の秋休みを利用して、2泊3日で日帰り2か所「奥秩父」を山歩き。初日の金峰山に続き、本日2日目は大菩薩嶺。 宿泊地 石和温泉を朝7時に出発して、起終点となる上日川峠には8時半の到着。準備を整え、直ちに出発。登山道には白い霧が漂う、良い雰囲気。しかし妻は「計画通りの時間で歩けそうにない」との理由で「福ちゃん荘」までで登頂を断念。駐車場に引き返し、休養に充てたいとのこと。少し寂しくなるが、娘と2人で唐松尾根から雷岩・大菩薩嶺を目指すこととする。 唐松尾根はつづら折りの岩場が続き、娘の息も上がる。視界は開けてくるが、四方は雲に遮られており、眺望への期待は萎んでいく。「雷岩」では先着の2組が朝食の最中。展望は利かずとも楽しそう。 引き続き、大菩薩嶺の頂上へ。駆け足気味に進んでいたら、鹿と衝突しそうになり吃驚させられる。突然の出来事に娘も大興奮。カメラを構えてワイワイ騒ぎ立てるも、相手はどこ吹く風。「こんな連中、何ら恐るるに足らず」と馬鹿にしているのだろう。平然と草を食み「ピィーッ」と鳴いて近くの仲間に軽く合図を送る。 山頂は木に囲まれ展望は無し。一息入れて、雷岩に引き返す。娘は、またひとしきりの岩遊び。急き立てて、足を進めさせる。笹原を登り「妙見ノ頭」に寄り道。おやつタイム。賽ノ河原で娘は「発見次第、毎度恒例」の石積みに参加。 大菩薩峠に至る尾根道が本日、最も期待していた風景。山際には雲がかかり、眺望は今一つ広がらないながらも「気分は上々」。しかし、峠の山小屋「介山荘」はお休み。娘は山バッジ購入の「ご褒美」を楽しみにしていただけに大いに不満を口にし、バッジの見本写真を恨めしそうに何度も眺める。 下山は、なだらかな林道。こちら側から大菩薩嶺~唐松尾根へと周回すると思われるグループ何組かとすれ違う。娘と他愛無い話をしながら歩く内、気が付けば上日川峠に到着。妻と合流。「休養」効果と暇を持て余していたためか、饒舌なお出迎え。 結局、この2日間で開いていた山小屋は皆無。「金峰山」と「大菩薩嶺」いずれも人気の百名山とは云え、平日は登山者(お客さん)も少なく「普段通りの情景」なのでしょう。静かな山歩きを味わうことができたことが最大の「ご褒美」となった秋休みでした。
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