新穂高〜室堂ソロ縦走(双六岳、黒部五郎岳、薬師岳、立山)

2020.09.26(土) 4 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 42
休憩時間
39
距離
18.1 km
のぼり / くだり
2028 / 720 m
DAY 2
合計時間
13 時間 11
休憩時間
3 時間 18
距離
19.0 km
のぼり / くだり
1452 / 1458 m
1 36
1 59
32
36
3
13
34
42
1 56
DAY 3
合計時間
9 時間 44
休憩時間
1 時間 18
距離
13.0 km
のぼり / くだり
1200 / 1542 m
48
55
31
28
46
1 10
32
51
19
10
DAY 4
合計時間
5 時間 5
休憩時間
20
距離
8.1 km
のぼり / くだり
1026 / 1018 m
57
1 2
23
28
22

活動詳細

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9/26から9/29まで3泊4日で、新穂高から室堂までソロ縦走してきました。最初の二日はそれぞれ三俣山荘と薬師岳山荘に宿泊。3泊目は、五色ヶ原のキャンプ場でテント泊としました。 新穂高までは、毎日アルペン号、帰りの室堂からはアルペンルートを乗り継いで信濃大町駅からあずさで帰宅。 毎日アルペン号は、上高地入ぜず新穂高には5:30に到着。早めに行動開始できたので助かった。新穂高からは、鏡平山荘、双六小屋、双六岳、三俣蓮華岳経由で三俣山荘まで進む。三俣山荘は営業最終日ということで、ビールが半額と夕食が特別メニューとなっており、大変にラッキーだった。宿泊者の人数も制限しているということで、寝る場所も広く、快適な滞在となった。 二日目は、ヘッデンを点けて4時に三俣山荘を出発。ここから三俣蓮華岳を巻くルートで黒部五郎小舎に向かう。暗いこともあり、途中何箇所かで道に迷いそうになるが、GPSとコースマーキングのお陰で進めた。明け方前の暗い時間帯は、少し時間を要するが三俣蓮華岳経由のルートの方が良いかも知れない。その後黒部五郎カールの中を通って黒部五郎岳に登頂するものの、ガスで展望が全く残念だった。それでも下山道で雷鳥の集団に出会えて気分は上がった。赤木岳と北ノ俣岳を越えて太郎平小屋に着く。予定よりも若干早かったので、ここでクッカーを使って簡単な昼食をとる。薬師岳山荘には、予定通り2時少し過ぎに到着。途中雨が降ったので、レイン、靴、衣類を乾かすために乾燥室を使わせてもらえたのには大変に助かった。荷物の整理が終わり外に出るとお日様が出ており、薬師岳の山頂、この日進んできた山々を見る事が出来て感動。薬師岳山荘は、数年前に改装したという事で、綺麗だった。また、小屋の方々も親切で、ここも快適な滞在となった。三日目の五色ヶ原までは、スゴ乗越小屋が休業中は水場が無いので、ここで給水する要あり。ただし薬師岳山荘は、水を全て雨水で賄っているので、ペットボトルでの購入が必要となる。 三日目もヘッデンを点けて5時に薬師岳山荘を出発。薬師岳の頂上は、雨と風が強くて寒く、眺望もなかった。岩の表面が凍っている箇所もあって、慎重に先を進む。北薬師岳までは岩がゴロゴロしている箇所が多く、思いの外時間を要した。間山を過ぎる頃には雨も止み、周りの景色も見えるようになった。営業が終了していたスゴ乗越小屋を通過して、スゴ乗越まではずっと降る事になる。ここからスゴノ頭と越中沢岳への登り返しは急で心が折れそうになった。ただ、ピークからの展望は周りの北アルプスの山々が展望でき、自然に感嘆の声がでた。越中沢岳の下りでは、今回二回目となる雷鳥と遭遇。ほんの2、3メートル手前でその存在に気付きびっくりした。慌ててカメラを出すが、雷鳥はノンビリとしていて、写真を何枚も撮る。ここからの道は比較的なだらかで、天気も快晴となったので、気分良く五色ヶ原まで進んだ。五色ヶ原を一望できる鳶山には予定よりも早く到着。ザックをおろし、しばらく周りの景色を楽しむ。そうすると向こう側から登山者が一人現れた。この日初めて人に会ったので、しばらくお話をする。彼はここからスゴ乗越小屋に進むとのこと。短い会話だったが、嬉しかった。五色ヶ原のテン場に到着するも他に人は居なく貸し切り状態。ベンチのすぐ横の便利な場所にテントを張る。夕食を食べ、バーボンの水割りでのんびりと優雅な時間が過ごせた。 四日目の最終日は、ゆっくり起床し朝食も食べて7時にテン場を出発。ここからは獅子岳と浄土山を経て立山の雄山を登る。浄土山付近からは登山客がかなり増えた。雄山の登りは、平日にもかかわらず、人でごった返していた。幸いなことに、ここは登山道と下山道が分けられていて、比較的スムーズに一の越山荘から頂上までをピストンする事が出来た。山頂からは、この四日間歩いてきたルートを一望。山行を無事に終えられることに感謝した後、終着地点の室堂までノンビリと下山。体が山に慣れたのか四日目のこの日が一番元気に歩けた。このルートは、途中人も少なく、展望も雄大で大変に充実した山行となった。

水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 鏡平池から槍ヶ岳を望む。逆さ槍ヶ岳はどうやったら撮れるのだろう?
鏡平池から槍ヶ岳を望む。逆さ槍ヶ岳はどうやったら撮れるのだろう?
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 双六岳山頂付近から振り返って槍ヶ岳を見る。
双六岳山頂付近から振り返って槍ヶ岳を見る。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 三俣山荘の食堂で黒部の山賊に関する記述を読む。本を読んでいるので、興味深い。
三俣山荘の食堂で黒部の山賊に関する記述を読む。本を読んでいるので、興味深い。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 夕食は、営業最終日という事でごちそうだった。これはそのほんの一部。
夕食は、営業最終日という事でごちそうだった。これはそのほんの一部。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 黒部五郎はガスで展望なし。
黒部五郎はガスで展望なし。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 黒部五郎の下山道で雷鳥の集団に遭遇。10羽近くはいただろうか。
黒部五郎の下山道で雷鳥の集団に遭遇。10羽近くはいただろうか。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 黒部五郎を降ったあたりから天気が少しづつ改善した。
黒部五郎を降ったあたりから天気が少しづつ改善した。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 進んできた稜線を振り返る。生憎黒部五郎は雲の中。
進んできた稜線を振り返る。生憎黒部五郎は雲の中。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 北ノ俣岳から薬師岳方面を望むが雲で頂上は見えなかった。ここから太郎平までは歩きやすいくだり道だった。
北ノ俣岳から薬師岳方面を望むが雲で頂上は見えなかった。ここから太郎平までは歩きやすいくだり道だった。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 薬師岳山荘の手前では雨が降っていたが、ついて暫くしたら快晴となった。富山方面の雲海が素晴らしかった。
薬師岳山荘の手前では雨が降っていたが、ついて暫くしたら快晴となった。富山方面の雲海が素晴らしかった。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 薬師岳山頂。ガスと風で寒かった。
薬師岳山頂。ガスと風で寒かった。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 間山付近からは天気も良くなり、雲海が望めた。雲海の景色は大好きである。
間山付近からは天気も良くなり、雲海が望めた。雲海の景色は大好きである。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 高山植物。帰宅してからこれがウラシマツツジだと教えてもらう。紅葉と水滴が綺麗。
高山植物。帰宅してからこれがウラシマツツジだと教えてもらう。紅葉と水滴が綺麗。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 こちらは調べたらハナゴケと言うそうです。
こちらは調べたらハナゴケと言うそうです。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 スゴ乗越小屋は数日前に営業終了。当たり前だか誰もいなかった。
スゴ乗越小屋は数日前に営業終了。当たり前だか誰もいなかった。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 スゴ乗越からスゴ頭への登り返しは急登で疲れた。でも頂上からの眺望は良かった。降ってきた薬師岳の尾根が見える。ザックは、山と道のOne。テント泊の装備だったが、とっても背負い心地の良いザックで大変に満足している。
スゴ乗越からスゴ頭への登り返しは急登で疲れた。でも頂上からの眺望は良かった。降ってきた薬師岳の尾根が見える。ザックは、山と道のOne。テント泊の装備だったが、とっても背負い心地の良いザックで大変に満足している。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 間山と北薬師岳は見えるが、薬師岳山頂は雲の中。
間山と北薬師岳は見えるが、薬師岳山頂は雲の中。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 越中沢岳への登り返しも急登で汗をかいた。でもここからは裏銀座の縦走コースが一望出来た。来年はあちら側に行きたい。
越中沢岳への登り返しも急登で汗をかいた。でもここからは裏銀座の縦走コースが一望出来た。来年はあちら側に行きたい。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 越中沢岳で会った雷鳥。今度は一匹だけで近づいても動じていなかった。
越中沢岳で会った雷鳥。今度は一匹だけで近づいても動じていなかった。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 これも良くみた高山植物、シラタメの実。以前に教えてもらったが、サロンパスの味がする。
これも良くみた高山植物、シラタメの実。以前に教えてもらったが、サロンパスの味がする。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 鳶山から五色ヶ原を望む。ここではザックを降ろして2、30分ぐらいノンビリと過ごす。天気も良く気持ちよかった。
鳶山から五色ヶ原を望む。ここではザックを降ろして2、30分ぐらいノンビリと過ごす。天気も良く気持ちよかった。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 テント場では一面にチングルマを見る事が出来た。
テント場では一面にチングルマを見る事が出来た。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 夕暮れ時にキャンプ場から明日進む立山方面を見る。
夕暮れ時にキャンプ場から明日進む立山方面を見る。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 朝の気温は氷点下だった。
朝の気温は氷点下だった。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 日が昇ると気温も少しづつ上がって行った。針ノ木越しに朝を見る事が出来た。
日が昇ると気温も少しづつ上がって行った。針ノ木越しに朝を見る事が出来た。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 キャンプ場を流れる小川は少し凍っていた。
キャンプ場を流れる小川は少し凍っていた。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 確かザラ峠でとった写真。見えるのは獅子岳だとおもう。
確かザラ峠でとった写真。見えるのは獅子岳だとおもう。
水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 雄山の頂上から進んできた黒部五郎、薬師岳、越中沢岳、五色ヶ原を一望。遠くには笠ヶ岳と槍が見える。だいぶ遠くから歩いて来たと少し感慨にふける。
雄山の頂上から進んできた黒部五郎、薬師岳、越中沢岳、五色ヶ原を一望。遠くには笠ヶ岳と槍が見える。だいぶ遠くから歩いて来たと少し感慨にふける。

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