活動データ
タイム
29:19
距離
48.4km
のぼり
3788m
くだり
3785m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る黒部五郎岳を目指して 二泊三日の山旅です ちょっと前の活動日記で申し訳ない🙇 相変わらず写真が多いです これでも大分厳選したんです💧 お暇な時にどうぞ🙇 黒部五郎岳(中ノ俣岳) 標高2,839.7m ご存知日本百名山 花の百名山(チングルマ) 黒部源流の遠い山です 同行者の黒部五郎小舎に泊まりたいとの希望 私も黒部五郎岳は未踏なので望むところ でも遠い💧 一泊でも可能だけどせっかく訪れるなら満喫したい なので二泊三日 それも黒部五郎小舎に贅沢にも二泊です 初日と最終日の距離が長くなるのは覚悟します! 初日 駐車場の心配をして三時頃に市営第三駐車場に到着 心配していた通りの賑わいです 平日なのに既に七割くらい駐車済みでした💧 ちょっと仮眠してと思ったけど出発します 車の往来がひっきりなしで落ち着きませんでした💧 ゆるゆると支度してナイトハイクでスタートします ナイトハイクでも林道歩きなので比較的安心 ゆっくり歩けばウォーミングアップにもなります わさび平小屋辺りから明るくなってきました 小池新道登山口に着く頃には夜が明けていました 気温はちょっと肌寒いくらいで山歩きに丁度良い感じ 良く整備され歩きやすい道を登り鏡平へ 紅葉も始まり良い雰囲気に🍁 途中振り返って眺める焼岳乗鞍岳は素晴らしいです 鏡平で逆さ槍ヶ岳を眺めながら朝食休憩 ちょっと風がありましたがまあまあな眺めでした 天気は期待通りの快晴☀️ 風がないと暑いくらい💦 ちょっとペースが落ちます でも紅葉と槍穂高を眺めながらなので良しとします ゆっくりと弓折乗越まで登りました 弓折乗越からはご褒美感覚の稜線歩き 天気も良いので最高です 何処を眺めても絶景ですが圧巻なのは槍穂高 先は長いのに度々脚が止まります(笑) 何とか予定時間で双六小屋に到着 少し休憩します☕ 休憩中に写真家の西田省三さんをお見かけしました📷 双六小屋から巻道分岐までは急登です💦 ここは頑張って登るしかありません 巻道分岐から先はどのルートを進むか? 巻道ルートはCT以上の歩き難くさを感じたので却下 中道ルートか稜線ルートか? 双六岳の滑走路稜線を見たいというので稜線ルートへ 中道分岐から聳える岩の急傾斜を頑張って登ります! 頑張って登ったけど期待していた槍ヶ岳は雲の中に💧 滑走路稜線の先に聳える槍ヶ岳を眺めたかった… それでも山頂方向は良い眺め 爽快な稜線歩きが楽しめました👍 槍ヶ岳は帰路に期待します 双六岳山頂で少し休憩し三俣蓮華岳へ 途中の丸山越えがなかなか歩き応えありました💦 YAMAPで山頂登録されないのが恨めしいです(笑) 絶景の三俣蓮華岳山頂 ここはちょっと休憩します☕ 三俣蓮華岳から眺める鷲羽岳は最高の格好良さ🦅 遠く剱立山に五色ヶ原も望めました 黒部源流の山々が一望です でも黒部五郎岳は残念ながら雲の中でした☁️ ここから黒部五郎小舎まではまだCT1:30の距離 16時までには着きたいので頑張って先を急ぎます 暫くは緩やかに下る爽快な稜線歩き ダイヤモンドルートの名に相応しい道 ちょっとした危険箇所もあるけど大したことなし チングルマのお花畑までは快適でした その先の西に進路を変えての急傾斜が正念場 岩ゴロの激下りが疲れた脚には辛かったです💧 まだ下るのかと思いつつの試練の激下り 耐えきって下りきるとそこが黒部五郎小舎でした! 憧れの黒部五郎小舎 憧れ通りの素晴らし小屋です 池塘と草原に囲まれた静かな環境 黒部五郎は山頂チラ見だけど薬師笠は良い眺め 赤い三角屋根がとても映えます👍 先ずは受付を済ませます 贅沢にも個室にしました 五畳間(?)を広々と使います 連泊だと二日目以降の個室料は半額だそうです 連泊なのでお値段相当の価値はあるかと 山に来たらお金はケチらないことが身上です(笑) 受付後は着替えを後回しにして乾杯🍻 ちょっと寒かったけど超美味でした🍺 小屋は空いていたけどコロナ対策で夕食は2ターンに トンカツが美味し過ぎて食べ過ぎました… 食後の一杯は控え目になってしまった💧 星空観賞も月が明る過ぎて今一なので早目の就寝 疲れていたので丁度良かったです💤 二日目 黒部五郎岳をピークハントするだけの余裕の日程 小屋の立地からご来光も拝めないので遅めの起床 朝食前までゴロゴロしていました 朝食後に小屋周辺を散策し珈琲を一杯☕ 霜が降り薄氷も張る寒さになりました❄️ 小屋に日が射す7時過ぎてからの出発です 天気は上々☀️ 風もなく歩き出すとちょっと暑くなるくらい 最高の山日和です👍 圏谷ルートで山頂を目指します! 草原を過ぎて樹林帯へ 紅葉鮮やかな樹林帯🍁 小さな沢をいくつも渡渉します とても素敵な道でした 樹林帯を抜けるといよいよ圏谷 草紅葉に彩られた露岩ゴロゴロの圏谷 西に聳える黒部五郎岳の荒々しい山頂が格好良いです 天気も良く脚が止まる絶景でした! ここまではハイキング感覚の緩やかな登り ここからは山頂目指しての急登です 浮き石多く落石注意な道でした 登りきると黒部五郎の肩 西が開け赤木平が望めました 薬師岳までの歩いてみたい稜線 素晴らしい眺めでした 肩から山頂まではビクトリーロード ちょっと急登ですが💦 山頂まで後標高差約70mを頑張ります! 頑張って登った山頂は圧巻の大展望 360°遮る物のない岩ゴロの山頂です! 山頂東側は圏谷の岩壁 反対の西側は岩ゴロと樹林のたおやかな山容 登らないと分からない対照的なその姿 美しい山です 職場の先輩はぶん殴られた山容と評しましたが(笑) 風も穏やかで日差しが暖かい山日和 山頂でのんびりします 豆を挽いてのドリップ珈琲☕ 過去最高の山珈琲になりました! 名残惜しいですが下山します 山頂に二時間近く滞在しましたが名残惜しいです(笑) 帰路は稜線ルートを歩きます 山と高原地図で破線の稜線ルート 黒部五郎小舎でも熟達者向けルートとの案内 時間は余裕なので危険なら戻れば良いとの判断です 黒部五郎岳南稜を歩き野営地に下る稜線ルート 暫くは圏谷側が切れ落ちた滑落注意の岩尾根歩き 鎖やロープはありません 注意して歩きましょう 反対の南側はなだらかなハイマツ帯です 痩せた岩尾根から広い台地状の稜線へ 紅葉したチングルマが素敵な爽快な稜線です 穏やかな道が暫く続き灌木帯の激下りへ 下りきると黒部五郎小舎の野営地です 破線ルートでしたが楽しい道でした でも山を歩き慣れていない方は止めた方が良いです 余裕がないと景色も山歩きも楽しめません 圏谷ルートは往復でも十分に素敵な道です 小屋に戻り身支度整え乾杯に🍻 暖かいので前日よりもビールが美味しく感じます 持参のワインも飲み干し夕食前に微酔い状態です(笑) この日の夕食は蒸した鶏肉と野菜の和え物 美味しくいただきました 翌朝は夜明け前行動の予定 少し飲んでから早目の就寝 星空は薄曇りで今一でした 最終日 ご来光目指しての夜明け前行動 三俣蓮華岳手前辺りまではナイトハイクです 朝食はお弁当にしてもらいました🍱 身支度整え小屋を出ると満天の星空 天ノ川も見えました🌌 良い天気になりそうです 気温は季節外れの暖かさ 風もなく寒さは感じませんでした 先ずは小屋裏の岩ゴロ急傾斜を登ります ヘッデン照らし黙々と 下りよりは楽に歩けた気がします ・2261ピーク辺りで東雲に 巻道分岐辺りでヘッデン不要の明るさになりました 残念ながらご来光は見逃した感じです💧 明るくなった5:45頃に三俣蓮華岳の山頂に到着 餓鬼岳と燕岳の間辺りに朝日が昇っていました🌄 間に合っていないけど間に合ったことにしよう(笑) 朝日に染まる三俣蓮華岳の山頂 双六岳までの稜線も茜色に 黒部五郎岳と薬師岳も山頂を茜色に染めます 素晴らしい朝を迎えることができました🙌 流石に風が冷たくちょっと寒い山頂 でも眺めが良いので朝食に 山菜ちらし寿司弁当がとても美味しかったです🍱 帰路も来た道を戻るピストンです 双六岳目指しての稜線ルートを歩きます 快晴絶景の稜線歩きを堪能し双六岳山頂へ お目当ての滑走路稜線の先の槍ヶ岳を拝めました! 双六小屋で休憩し弓折乗越へ 稜線歩きが名残惜しいです 槍穂高の眺めは相変わらず圧巻でした 弓折乗越から鏡平へ 槍穂高を見納めします この日は多くの登山者とすれ違いました 鏡平山荘のラーメンで昼食にしました🍜 スープ飲み干しも山では許されますね(笑) 鏡平山荘でまたもや西田省三さんをお見かけしました 双六小屋に引き続き鏡平山荘を撮影中でした📷 鏡平山荘を過ぎると天気は残念ながら下り坂⛅ 笠ヶ岳の稜線は雲に隠れ風も湿っぽく 降られるかと思う空模様になってしまいました ちょっと足早に歩き無事に左俣林道へ 小池新道を下り切りました 下りでも歩きやすい小池新道でした だらだらと林道を歩きわさび平小屋へ トマトに惹かれてちょっと休憩しました🍅 往路以上に長く感じた復路の林道歩き 駐車場までの舗装路歩きが一番疲れました💧 何にせよ無事に下山することができました! ちょっと、いや、かなり贅沢しての黒部五郎小舎二泊の山旅は、部屋を個室にして小屋でビールやワインを飲み過ぎるほど買ったので、上高地のホテルに宿泊できるほどの出費をしてきましたが、その価値は十二分にありました! 行程全て天気に恵まれ、歩く場所歩く場所全て絶景の縦走路。 池塘に囲まれた小屋の立地も素晴らしく、とても静かに穏やかに山時間を過ごすことができました。 そして明峰黒部五郎岳。 またいずれ必ず再訪したい山になりました! 今回、コロナ禍の影響かテン泊装備の登山者を多く見かけましたが、鏡平手前で既にヘロヘロな状態の高齢登山者が多く、ちょっと心配になりました💧 景色を楽しむ余裕もない山歩きは、苦労して野営地についても疲れて眠るだけでは? それは楽しいのか? コロナ禍真っ只中だけど、自身の体力を見極めて小屋泊を選択するのも悪いことではないと思います。 荷物が重過ぎて行動不能になり、救助要請するような恥ずかしい登山者にはならないようにしていただきたいものです。 長文にお付き合いいただき、ありがとうございました🙇 どうでも良い事ですが、すれ違う登山者の「山と道」ユーザーの多さに驚きました(笑)
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