ヘロヘロで槍ヶ岳登頂

百名山　82座目 9/26に池口岳を登り、9/27～9/28は光岳を考えておりました。しかし、北アルプスの山を優先しなければならないと考えて平湯まで移動しました。 計画は2泊3日 1日目:上高地～横尾～槍ヶ岳山荘(テント泊) 2日目:槍ヶ岳山荘～槍ヶ岳～南岳～大キレット～北穂高岳～涸沢岳～涸沢小屋(テント泊) 3日目:涸沢小屋～横尾～上高地 槍ヶ岳を登り、大キレットと北アルプスの3000m峰制覇を目論んでおりました。 結果は計画倒れで終わり、3年越しの槍ヶ岳の登頂の喜びより、大キレット・3000m峰敗退の悔しさの方が大きかった。 スタート時荷物が重く感じましたが、槍ヶ岳山荘まで予定通り一気に行こうと考えました。槍沢キャンプ場辺りまでは、荷物が重いなりにまずまずの調子でした。大曲過ぎて傾斜が急になってから徐々に堪えてきて、殺生ヒュッテの手前辺りから中々足が上がらなくなってきました。 何とか槍ヶ岳山荘まで荷揚げしましたが、相当きつかったです。 テントを張り、夕食を済ませ、早々にシュラフに入りました。しかし、高山病のせいか頭が痛い。持ってきた酸素を吸入したが、すぐなくなってしまい、効果なかった。又、疲れすぎたためかほとんど寝れなかった。 翌朝、頭はぼーっとして、電池の切れそうなおもちゃのロボットのようにしか手足が動かない。 大キレットどころではない。しかし、ここまで来てこのまま帰るわけにはいかない。せめて槍ヶ岳は登ることにして向かいました。ほぼ空身に近いので頂上まであまり苦には感じなかった。下りは慎重に下りてきました。 帰りも腰がふらついて休み休み下りてきました。槍沢小屋で大休止(生ビール、モンベルのリゾット、インスタントコーヒー)したら、大分調子が戻ってきました。 上高地までピッチが上がり到着することが出来ました。 反省点 一日目は槍沢キャンプ場で泊まるべきでした。 登りたい・行きたいで、連日登山の疲れも考えず無理な計画になってるのかもしれない。 以後の登山計画は再考要。 ログは、29日の槍ヶ岳山荘～槍ヶ岳～播隆窟まで取り忘れました。 データはおかしくなってます。