湯檜曽川本谷 朝日岳 七ッ小屋山

2020.09.28(月) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 10
休憩時間
2 時間 3
距離
11.2 km
のぼり / くだり
934 / 230 m
1
DAY 2
合計時間
9 時間 24
休憩時間
57
距離
18.6 km
のぼり / くだり
1144 / 1849 m
11
32
46
1 29
59

活動詳細

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珠の連休!! 去年から支流には何度か足を運んでいた湯檜曽川。 今回、本命の湯檜曽川本谷へ。 ゆっくりならば、幕営登攀具装備でも行けるはず。 道中近づくにつれて不穏な空模様。駐車場に着く手前でまさかの雨・・・ でも、霧雨程度だし最悪撤退も覚悟して出発!! 本流は明らかに増水しており、途中の沢も、入渓に使う武能沢も中々。 魚留滝の手前のゴルジュ。写真もとれないほど、とても登れない様子に圧倒されて巻いた。 魚留滝上、途中様子見たが、こりゃあ相当気を引き締めて行かねばという光景!! 勝手知ったる白樺沢出合までも右岸を慎重に進む。渡渉はストック使ってすくわれないように注意する。 ウナギの寝床なんか、ほんの5mも泳げる気がしない。余りする気ないけど、天気良ければウエットスーツ着て楽しんでもいいかと思っていた。風がたまに吹いて寒いし・・・。想定外だが、この手前でウエットスーツを着る。十字峡は圧巻の景色。抱帰り沢の風格たるや・・・神々しくさえあった。 アナゴの寝床で一時日が差すも、すぐにかげる。高巻きも面倒だし、2回チャレンジで泳ぐも押し戻されるポイントあり。ぬめりは殆どないが、水圧とホールドが逆層っぽく手が滑ってしまう。足も潜って上がることができない・・・少し手前の左壁を這い上がった。冷やされて振るえが出るし、やれやれ・・・。幾つの滝は登れそうなところはやってみる。けど、直ぐに寒くなって次は巻くという流れ。抱帰り大滝付近で雨足が強まる。その後は霧雨とやんだり。大滝は下段はどうしても登らないとならないので、オブザベしっかりやる。素早く抜けるが、それでも全身ずぶ濡れ。少し上がった安定した場所は瀑風で寒くてやられた。残置ハーケン刺さっていたワンポイントだけハイステップで少し悪かったです。この上部はぬめり酷く、たわしなかったら非常に怖いところだった。上段はもうやる気無しで寒さが落ち着いたので早々に横目に巻く。 その後も幾つか滝はあるが、直登殆どしないヘタレ具合。 何とか二俣までは最低ラインと思ったので到着できて良かった。運が良かったのだろう。 本当は、1日で稜線出て、馬蹄形の続きをやろうというシナリオもあったが、平静時はともかく、とてもとても私のレベルでは無理でした。写真も一眼でかなり撮ったのもあったけど。焚き火は全く出来る状態でなくスルー。夜は月明かりで目が覚める程の回復があったが、それも一時的だったよう。 2日目スタート。殆ど乾かないどころか、外に置いた装備は露でぐっしょり。最初から冷たい。でも、向かう先は青空で嬉しい。滑も色が綺麗で良い。写真も撮りまくり、ゆっくり。 滝はあるが小さく手強さはなく、詰め上げるのみ。せっかくなので、本流っぽいのを最後まで。最後は笹が覆い尽くして露で再度ぐっしょりになった。池塘を横目に登山道に合流。朝日岳も僅かなので踏みにいく。宝川からの人がいたので、ちょっと驚き。雲海の流れを見ているだけでも幸せだ。展望あって尚良かった。テントも含めて軽く乾燥と休憩。 白毛門経過で降りるには早いので、ジャンクションピークから先を馬蹄形を進めておく。紅葉も一部とても良かった。ジャンクションピークから200mくらい下ると七ッ小屋山までは、殆どがガスの中。暑くないのは助かる。一時的に大源太山とか市街まで見えた。蓬峠からは新道で下って終了。途中で見えた抱帰り沢と大倉沢には魅力された。いつか行けるだろうか。 今回はウエットスーツ持って行かなかったら敗退したかもと思う。何とか運良く遡行できました。平静時なら、もう少し頑張れると思うので、また行きたい! 客観的に、今回の水量って、ある程度やってる沢屋さんには余裕なんでしょうか・・・

谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 スタートから霧雨だし、びっしょり濡れてる・・・
スタートから霧雨だし、びっしょり濡れてる・・・
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 振り返って、途中の渡渉した地点。下界は晴れているのに・・・
振り返って、途中の渡渉した地点。下界は晴れているのに・・・
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 おや、意外と天気は回復しそうか?見えないと思っていた展望。
おや、意外と天気は回復しそうか?見えないと思っていた展望。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 いよいよ本谷に入渓!屈曲した先、魚留滝は荒れ狂っていた・・・
とても、私が行ける様子でなく、巻く。
いよいよ本谷に入渓!屈曲した先、魚留滝は荒れ狂っていた・・・ とても、私が行ける様子でなく、巻く。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 魚留滝のすぐ上を偵察。
白泡と圧倒的な水流にびびる。
魚留滝のすぐ上を偵察。 白泡と圧倒的な水流にびびる。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 多分、いつもはそんなに水落としていないんだろうなぁ・・・
多分、いつもはそんなに水落としていないんだろうなぁ・・・
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ウナギの寝床。最下部はまだしも、とてもじゃないけど、どんなに泳いでも押し戻されそう。左岸から恐々覗いて通過。その後も本谷の洗礼を受けながら・・・
ウナギの寝床。最下部はまだしも、とてもじゃないけど、どんなに泳いでも押し戻されそう。左岸から恐々覗いて通過。その後も本谷の洗礼を受けながら・・・
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 十字峡が目前に。何ですか、抱帰り沢のこの圧倒的存在感。
十字峡が目前に。何ですか、抱帰り沢のこの圧倒的存在感。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 何とか這い上がって、振り返る。手前が抱帰り沢、大倉沢が奥。
何とか這い上がって、振り返る。手前が抱帰り沢、大倉沢が奥。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 霧雨なのに、日が差す!
嬉しい!!
やっぱり、沢には太陽が必要と思う。でも、すぐにかげる。ぬか喜び。
霧雨なのに、日が差す! 嬉しい!! やっぱり、沢には太陽が必要と思う。でも、すぐにかげる。ぬか喜び。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 さて、アナゴの寝床。左岸を際どく進むが、へつりも交える。
ウエットスーツを着て泳ぐも押し戻されること2回・・・
さて、アナゴの寝床。左岸を際どく進むが、へつりも交える。 ウエットスーツを着て泳ぐも押し戻されること2回・・・
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 太陽消えて完全に雨・・・
下だけシャワークライムしたが、上は右岸から巻き。
太陽消えて完全に雨・・・ 下だけシャワークライムしたが、上は右岸から巻き。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 レンズに水滴着いて携帯の写真は駄目。
レンズに水滴着いて携帯の写真は駄目。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 七ツ小屋沢。こっちが本流か見紛う景観。
七ツ小屋沢。こっちが本流か見紛う景観。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 下段空身で登って、上段は重荷で苦労しそうだったので左岸巻き。
下段空身で登って、上段は重荷で苦労しそうだったので左岸巻き。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 二俣で行動終了。
焚き火は濡れて全くできない状態・・・
これは本当に残念!!
二俣で行動終了。 焚き火は濡れて全くできない状態・・・ これは本当に残念!!
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 向かう先は晴れている!ゴボウ沢へと名を変えた本流へ。
向かう先は晴れている!ゴボウ沢へと名を変えた本流へ。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 穏やかで癒やされる。
穏やかで癒やされる。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 いい滑。
いい滑。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 いよいよ詰めの様相強い。
いよいよ詰めの様相強い。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 振り返って。雲が上がる前に稜線に出たい!
振り返って。雲が上がる前に稜線に出たい!
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 詰めは沢筋に笹がかぶさって、ずぶ濡れ・・・
詰めは沢筋に笹がかぶさって、ずぶ濡れ・・・
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 藪漕ぎレベルは初級で楽々詰め上げられた。ジャンクションピーク方面は紅葉が素敵。
藪漕ぎレベルは初級で楽々詰め上げられた。ジャンクションピーク方面は紅葉が素敵。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 池塘を横目に。
池塘を横目に。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 朝日岳も踏んでおく。雲海の流れを見ながら濡れものを処理。
朝日岳も踏んでおく。雲海の流れを見ながら濡れものを処理。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 巻機山までの稜線。紅葉を手前に素敵過ぎる!!
巻機山までの稜線。紅葉を手前に素敵過ぎる!!
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 避難小屋、谷川岳には幾つもあって気象条件の厳しさ故でしょうか。
避難小屋、谷川岳には幾つもあって気象条件の厳しさ故でしょうか。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 スキー場みたい。送電設備がリフトで・・・
スキー場みたい。送電設備がリフトで・・・
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 かっこいい。大小あり、
かっこいい。大小あり、
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 ガスで途中から殆ど景色は見えないけど、この辺だけいい。
ガスで途中から殆ど景色は見えないけど、この辺だけいい。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 何とか見えて良かった。
何とか見えて良かった。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 蓬峠。ヒュッテは営業しているよう。
蓬峠。ヒュッテは営業しているよう。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 朝日岳などの対岸の様子。抱帰り沢と大倉沢だと思うけど、何という凄い沢なんでしょうか・・・抱帰り沢なんて殆ど滝ばっかりに見える。
朝日岳などの対岸の様子。抱帰り沢と大倉沢だと思うけど、何という凄い沢なんでしょうか・・・抱帰り沢なんて殆ど滝ばっかりに見える。
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 湯檜曽川。明らかに水引いてる。
湯檜曽川。明らかに水引いてる。

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