活動データ
タイム
19:35
距離
29.8km
のぼり
2083m
くだり
2080m
活動詳細
すべて見る珠の連休!! 去年から支流には何度か足を運んでいた湯檜曽川。 今回、本命の湯檜曽川本谷へ。 ゆっくりならば、幕営登攀具装備でも行けるはず。 道中近づくにつれて不穏な空模様。駐車場に着く手前でまさかの雨・・・ でも、霧雨程度だし最悪撤退も覚悟して出発!! 本流は明らかに増水しており、途中の沢も、入渓に使う武能沢も中々。 魚留滝の手前のゴルジュ。写真もとれないほど、とても登れない様子に圧倒されて巻いた。 魚留滝上、途中様子見たが、こりゃあ相当気を引き締めて行かねばという光景!! 勝手知ったる白樺沢出合までも右岸を慎重に進む。渡渉はストック使ってすくわれないように注意する。 ウナギの寝床なんか、ほんの5mも泳げる気がしない。余りする気ないけど、天気良ければウエットスーツ着て楽しんでもいいかと思っていた。風がたまに吹いて寒いし・・・。想定外だが、この手前でウエットスーツを着る。十字峡は圧巻の景色。抱帰り沢の風格たるや・・・神々しくさえあった。 アナゴの寝床で一時日が差すも、すぐにかげる。高巻きも面倒だし、2回チャレンジで泳ぐも押し戻されるポイントあり。ぬめりは殆どないが、水圧とホールドが逆層っぽく手が滑ってしまう。足も潜って上がることができない・・・少し手前の左壁を這い上がった。冷やされて振るえが出るし、やれやれ・・・。幾つの滝は登れそうなところはやってみる。けど、直ぐに寒くなって次は巻くという流れ。抱帰り大滝付近で雨足が強まる。その後は霧雨とやんだり。大滝は下段はどうしても登らないとならないので、オブザベしっかりやる。素早く抜けるが、それでも全身ずぶ濡れ。少し上がった安定した場所は瀑風で寒くてやられた。残置ハーケン刺さっていたワンポイントだけハイステップで少し悪かったです。この上部はぬめり酷く、たわしなかったら非常に怖いところだった。上段はもうやる気無しで寒さが落ち着いたので早々に横目に巻く。 その後も幾つか滝はあるが、直登殆どしないヘタレ具合。 何とか二俣までは最低ラインと思ったので到着できて良かった。運が良かったのだろう。 本当は、1日で稜線出て、馬蹄形の続きをやろうというシナリオもあったが、平静時はともかく、とてもとても私のレベルでは無理でした。写真も一眼でかなり撮ったのもあったけど。焚き火は全く出来る状態でなくスルー。夜は月明かりで目が覚める程の回復があったが、それも一時的だったよう。 2日目スタート。殆ど乾かないどころか、外に置いた装備は露でぐっしょり。最初から冷たい。でも、向かう先は青空で嬉しい。滑も色が綺麗で良い。写真も撮りまくり、ゆっくり。 滝はあるが小さく手強さはなく、詰め上げるのみ。せっかくなので、本流っぽいのを最後まで。最後は笹が覆い尽くして露で再度ぐっしょりになった。池塘を横目に登山道に合流。朝日岳も僅かなので踏みにいく。宝川からの人がいたので、ちょっと驚き。雲海の流れを見ているだけでも幸せだ。展望あって尚良かった。テントも含めて軽く乾燥と休憩。 白毛門経過で降りるには早いので、ジャンクションピークから先を馬蹄形を進めておく。紅葉も一部とても良かった。ジャンクションピークから200mくらい下ると七ッ小屋山までは、殆どがガスの中。暑くないのは助かる。一時的に大源太山とか市街まで見えた。蓬峠からは新道で下って終了。途中で見えた抱帰り沢と大倉沢には魅力された。いつか行けるだろうか。 今回はウエットスーツ持って行かなかったら敗退したかもと思う。何とか運良く遡行できました。平静時なら、もう少し頑張れると思うので、また行きたい! 客観的に、今回の水量って、ある程度やってる沢屋さんには余裕なんでしょうか・・・
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