尾瀬ヶ原、至仏山(山ノ鼻テント泊)

2020.09.28(月) 2 DAYS

活動データ

タイム

13:35

距離

36.2km

のぼり

1476m

くだり

1466m

チェックポイント

DAY 2
合計時間
7 時間 28
休憩時間
1 時間 4
距離
18.4 km
のぼり / くだり
1347 / 1159 m

活動詳細

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上越線で7:59に沼田駅に到着。 8:05沼田駅発9:33尾瀬戸倉着のバスに乗る。 9:40尾瀬戸倉発10:15鳩待峠に乗り換え。 鳩待峠では雨がぱらついていた。 山ノ鼻までは最初下りであとは平たんな道。 木道が少し濡れていたが滑り止めがついていて危険はない。 至仏山荘でテント泊の手続きを済ませる。 あらかじめ知ってはいたがクマの目撃が多いことを告げられる。 夜間、生ごみはいったん小屋の中で預かってもらうとのこと。 すでに3張ほどあった。 少し地面が濡れていたので乾くのを待ちながら準備をする。 水道がひかれているので水の心配はしなくていい。 テントを張って食事をとり尾瀬ヶ原に。 草紅葉はピーク手前というところ。 芝よりもシダの色づきのほうがきれいだった。 最初は至仏山がはっきり見え、燧ケ岳は雲に隠れていた。 時間が遅めだからか牛首から先は一気に人が少なくなる。 天気は次第に回復した。 きれいな緑のヘビやトカゲが木道の上で日向ぼっこをしていた。 東電小屋の先だけ森の中を通る。 そのあと見晴へ。ずいぶんたくさんの建物があって驚いた。 あとは終始燧ケ岳を振り返りながら山ノ鼻へ戻る。 池塘の中に泡がたっていることに気づきよく見ると たくさんのイモリがおよいでいた。 PLフィルターを持ってくればよかった。 日没よりだいぶ早いが太陽は至仏山の裏に隠れてしまう。 これでは夕焼けは望めないだろう。 明るいうちにテントに戻る。 今回は火器を持ってこなかったのでテントの中で夕食。 12時間の長い夜だがたくさん眠れた。 ずっと枯れ枝が落ちるような音がしていた。 何時ごろかわからないが雨も降った。 夜明け直前まではそれほど寒くはなかった。 今回がテント泊デビューだったのだが、無事にすんでよかった。 日の出前に尾瀬ヶ原を見に行く。 木道に霜が降りていて滑る。 朝靄の雰囲気がとてもよい。 日の出とともに一気に靄が晴れていった。 テントを片付けて不要な荷物を至仏山荘に預かってもらう。 至仏山を降りるのは鳩待峠なので、荷物を取りに往復することになる。 笠ヶ岳まで行くつもりだったので身軽に歩きたかったのだが、 時間的にはテントを担いで登ったほうが速かっただろう。 8時前の遅い出発。 このときは至仏山はガスに包まれていた。 最初からなかなかの急傾斜で、濡れた木道で滑って前に倒れ、 腕を擦りむいてしまった。 ずいぶん低い標高で森林限界に達した。 天気は最高だ。 振り返れば尾瀬ヶ原と燧ケ岳が一望できる。 同じアングルが続くので少し飽きるけれど。 小さいが日光の山々も見える。 上のほうは少し葉が色づき始めていた。 ダケカンバはもうかなり赤い。 やりすぎ感のある階段を上って山頂に立つ。 山頂は360の展望。北には越後三山。 西側は雲海に沈んでいるが奥利根湖の先に 3つくらいピークの先端だけが見えた。 武尊山や仙ノ倉山だろうか。 その先は稜線歩き。小至仏が美しい。 山ノ鼻から至仏山への道は登り専用だが 鳩待峠からやってくる人も多い。 稜線歩きでピストンもよさそうだが 至仏山は山ノ鼻側の穏やかな山容と 小至仏側からのごつごつした印象が大きく違うので 周回したほうが楽しいと思う。 しかし足元の岩がぴかぴかに磨かれていて良く滑る。 蛇紋岩だそう。 だんだん西側からガスが登ってきている。 東からの風が押し返しているが、持ちそうにない。 笠ヶ岳まで持たないかもしれないが、とにかく行ってみる。 悪沢岳への分岐から先は笹の生い茂る樹林帯だ。 日が入らないのでひどくぬかるんでいる。 悪沢岳は寂しい山頂。 その後、一度稜線に出たが、笠ヶ岳はガスに飲まれる寸前だ。 とりあえず先に進む。 人が全くいないので不安になる。 ここは針葉樹の森なので、クマなどはドングリなどを食べによそに行っているとは思うのだが。 小笠の手前でもう一度森から出るが、 もう笠ヶ岳は見えなくなっており、引き返すことにした。 あとは鳩待峠まで下る。展望はないが美林だ。 そして山ノ鼻へ往復しなければならない。 至仏山荘の前でのんびり休憩していたらバスの時間が危なくなってしまった。 大汗をかいて30分で鳩待峠まで戻った。 15:20鳩待峠発15:55尾瀬戸倉着のバスに乗る。 20人以上乗っていたが、バスを乗り換える人は他になかった。 戸倉の温泉はどこも休業中。自販機すらない。 16:07分に沼田行きのバスに乗り換え。 途中に鎌田で16:27に下車し、温泉に入る。 ほっこりの湯といい、もとは公衆浴場だったらしい。 浴槽は一つしかないが清潔感があっていいところだった。値段も銭湯並み。 17:40に鎌田を出発、18:37に沼田に到着。次の上越線上りは19:01発。 なぜか途中下車したほうが運賃が安かった。

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