【王岳】 ・9/26(土)の東京多摩支部の王岳定例山行に申込みしたが、運悪く天候不順で中止になっちゃった。じゃあ、天候が確実に回復する月曜日に単独でもいこうと決める。RCで西湖根場にアクセスし、そこから王岳に登り、鬼ケ岳まで尾根道を縦走して節刀ケ岳をピストンする時計回りコースである。 ・富士山がまぎれもなく冠雪してみごとだった。(前週が初冠雪らしいが、ブル道のみ雪景色に国民的な疑念がわいたそうな)文蔵はこの日を待っていたのだった。そのために都市部が雨降りでもしかたあるまい。 ・王岳から鬼ケ岳までの尾根筋は、濃い紫色の花ロードでありとてもうつくしい。それは重厚な色彩のトリカブト街道になっていた。そしてその辺りはキノコのヤマである。豊富な海の幸が御坂山地全体に広がっている。そして、最後にみたのがブナ原生林である。大樹・古樹があり、しばらくすれば見事な黄葉になるであろう。おそらく丹沢のブナよりも数段も素晴らしく魅力的である。 【節刀ケ岳】 ・王岳につづいてハイキングできるとは思わなかった。でも鬼ケ岳から1時間10分で往復できたのは幸いだった。金山と節刀ケ岳は近くに輝いて見えたし、これまで足を延ばした黒岳、毛無山・十二ケ岳などとその位置関係を掌握できたのは楽しいことだった。 ・帰路に温泉入浴をした。道の駅そばの“ゆらり”である。いろいろな湯舟があっても、すべてぬるめなのはいただけないが、清潔で衛生的であり、なにせうら若き青年たちが多いのは賞賛すべきだった。
根場から王岳方面の山並み ギザギザの右奥が王岳か
右が鬼ケ岳・雪頭ケ岳かしらん
漁民荘前のトイレにいって戻ってきた。15分ロスして735に出発
王岳の登山道はここをまっすぐ
西湖いやしの里根場駐車場には1台のみ
鍵掛峠は右をまっすぐ
林道を登る(昔の堰堤が多い)
「杭」点検の山男たちは、軽トラに揺られる。でもそこまで
法面の上部から
土石崩壊して道路を閉鎖している
堰堤にはみずがない
いよいよ登山道
富士山ミユ
西側には毛無山だあ
笹薮をながく越えていけば
五胡山(女坂)への分岐になる
そしてすぐに王岳頂上1623m(この先が女坂縦走路に)
南面に富士山。いやあ、おごそかできれい
大沢崩れの浸食谷で、白雲が大量生産されてる
左下が西湖。その上方に山中湖がはるかに
尾根道の左手奥が鬼ケ岳
吉沢山、節刀ケ岳、鬼ケ岳
ロープもあるばい
25分でやっと吉沢山
トリカブトが最盛期
尾根をうめつくす
キノコもたくさん
いろいろなキノコのヤマ
たべられるし~
30分で鍵掛(ピークをいう)
鬼ケ岳はちかい
それにしても尾根道はトリカブト街道なり
鍵掛峠、北に鶯宿峠
ちと登って休憩する
でも富士山見えない
その先が分岐で
南にくだると根場
そして少々の岩場が
出てくるが
畏れなくていい。王岳・吉沢山・鍵掛を越えてきた。左奥が天子山地の毛無山、右Pが1904m峰。本栖湖の上方は竜ヶ岳
左に大室山と根場集落
富士山と西湖
この先が鬼ケ岳。でも登りがしんどい
キノコに癒され
ロープにみはなされ
尾根道をすすんできた
ようやく鬼が岳
尾根道を2時間25分かかって
一番の天辺
本栖湖ミユ
富士ミエズ
東面に十二ケ岳
北東に金山と節刀ケ岳があかるくかがやく。右奥が黒岳
三ツ峠山と十二ケ岳
河口湖と西湖。五湖台の足和田山
北面に甲府盆地。真ん中あたりが滝戸山、鶯宿峠(林道)、名所山
瑞牆山と金峰山。下に春日居GCと春日沢の頭1235m
昼食時間に晴れてきた
そして秀麗富士あらわる
金山(20分)
十二ケ岳
節刀ケ岳をめざす
大石峠の縦走路を離れて5分ほど
ここが節刀ケ岳だあ。鬼ケ岳から金山経由できた
十二ケ岳もけわしいぞお
その左は三ツ峠山と河口湖
節刀ケ岳ピストンに70分。10分小憩後に下山。まず雪頭ケ岳に
まずは岩場を登り
左下の崖部を撮影スル
そしてアルミハシゴをくだる
めざすは正面の雪頭ケ岳
トリカブトにさようなら
キノコ君にもさようなら
ふうかわり
みおさめ
くだったここが山頂って?
節刀ケ岳、金山、黒岳と三ツ峠山の御坂山塊にさようなら
富士山にこんにちわ
ウメバチソウ
あそこまでくだる
ズームするとちかいが・・・
また富士ミユ
なんども出会って満足する
下り斜面がきついぞお
そしてブナ林が
この辺りがブナ原生林
キレイ
黄葉はまださきのこと
ここまでおりてくる
最後の堰堤
もう16時。ススキにあたる陽がまぶしい