（写真掲載のみ）雪の阿弥陀岳

※過去写真の掲載のみなので、活動データはありません※ 今年は雪が少なく美濃戸まで車で入ることができたので、予定時間よりだいぶ早く、日の出前に出発。ベースとなる行者小屋に続く南沢は、昨年の夏の大雨で流された橋も修復されていて問題なかったが、まだ一部で土砂崩れによる迂回路を通る部分が残っていました。 行者小屋までは通常タイムどおりに到着しました。今年はやはり雪がだいぶ少ないようで、昨年は山全体が真っ白でしたが、今年は黒い岩肌が目立っています。 テントの荷物をデポして、阿弥陀岳に向かいました。中岳と阿弥陀岳とのコルまでは急斜面ながらも雪が良くしまっていて歩きやすかったのですが、阿弥陀に取り付いてからはフカフカの雪で、足場を固めながら慎重に登りました。 山頂からの展望は期待していたとおり360度の大パノラマが広がっていました。登っているときは雪煙をあげるほどの強風でしたが、不思議なことに山頂に着いた途端に無風状態になりました。 下りはコルまで慎重に降りた後、滑落訓練をしながら中岳沢をシリセードで一気に降りました。あまりに早く小屋まで着いてしまったので、予定を変更してそのまま下山することにしました。