前鬼から釈迦ケ岳

2020.09.22(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
10 時間 29
休憩時間
42
距離
9.6 km
のぼり / くだり
1208 / 1219 m
3 20
26
1
48
1 22
2 15

活動詳細

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〇天候ー週間天気予報と違っていた  3日前の天気予報では、降水確率20%曇り晴れ。  当日の天気は、釈迦ケ岳(10時40分着)では曇りで視界なし。11時半頃から雨となる。  低気圧が予定より早まり急速に悪化したようです。 〇登山口へ来るまでが大変。  前鬼は、かなりの山奥で交通の便が悪すぎる。 前鬼林道は、長い曲がりくねった狭い道。対向も容易でない悪路である。 風が吹けば通行止めになることもあるとのこと。(小中坊管理人の話) 車利用のレポを拝見すると、 前夜、自宅を出発し何処かで仮眠をとり。早朝、前鬼林道終点へ車を留め出発するパターンが多い。 (林道終点に登山届ボックスあり。10台位駐車可能とある。 自分は、暗い夜道や狭いカーブの多い長距離林道を走るのが苦手なので小仲坊へ前泊することにした。   ○小仲坊~ふたつ岩(l両童子岩)  小仲宿坊前泊。  4時30分起床。5時10分朝食。  ベツドを付けなくても歩けるようになって5時50分出発する。  トイレの前を通り、前鬼山観音お堂の裏にある石段の参道から入る。  かっての宿坊跡を過ぎると巨木が生い茂る原生の森の中を通るルートとなります。  白谷沿いに付けられた恐怖の853階段上りが始まる。身長167cmには適当な高さであった。  ポイントに書かれた数字を見てマダマダ先が遠いなぁキツイよなぁと呟く。二つ岩手前で853段は終了する。  往は、きついながらも先ず先ず順調にこなした。  復は、大雨で階段が濡れ最悪。  木製の階段は、滑り台のようになって滑りやすい。  二度も滑ってしまった。滑ると大怪我をする恐れもあるので要注意。  復路、突然アクシデントに見舞われた。  深仙の宿で弁当を食べたが暫くしたら腹の具合が悪くなり下痢が止まらない。  水を飲むと直ぐ下るので、小仲坊まで水を飲まずに歩いたので時間がかかった。  小仲坊までポチポチ歩きの苦しい道程でした。  小仲坊で30分ほど休憩したら腹具合は収まり普通に歩けた。 ○太古の辻~釈迦ケ岳  太古の辻から先は、大峰縦走路行者道で尾根筋を行く。  見通しの良い斜面の小岩場に来て上か下か迷う。〇印やテープもない。  一見、下の道が正解に見えるがこれは間違い。  他のところでは、ロープや鎖が幾つか出てくるがここにはない。後ろから追いかけて来た人が、  下は行者道と云っていた?  一旦下に降りると戻るのもかなりの体力を使う。初めて来る者の無知さを味あう。  覆い茂った低い笹の群生でズボンの下はベタベタです。(スパツツはしていなかった) 復路は、大雨で靴の中まで濡れてしまいました。(カッパ下着用遅し)  深仙の宿は、雰囲気の良いとこでろです。小屋の中で昼食をとらせていただきました。    10時50分、釈迦ケ岳へ到着した。往路は5時間かかった。  山頂には、二組グループ(4人)が休憩していた。  曇っていて遠くは見えない。今にも雨が降り出しそうな雲行きです。  お釈迦様の写真を撮影し早々に退散した。  太古の辻でご一緒した若い山男。  低気圧が、急速に接近しているので午後からは雨と教えてくれた。  彼は、大日岳へ登り弥山へ向かうと言っていた。  大日岳へ寄り道をしたので後ろにいたが、深仙の宿で追い抜かれた。  健脚の彼は、釈迦ケ岳にはもういなかった。 ○感想  天気予報が外れ曇り雨でした。釈迦ケ岳の展望なしでとても残念。 突然の下痢などで苦しみましたが何とか無事下山できました。 小中宿坊で出会った人やご五鬼助さんの話も印象に残りました。  再度、ここに泊り大峰の釈迦ケ岳を目指したいとの思いを強くしました。 〇参考 小仲坊宿坊 宿料金ーー一泊二食8000円。弁当500円 無人宿泊所ーーー通年4000円布団あり。< 電話――土・日・祝のみ営業。07468-5-2210(小仲坊現地)   平日      072-834-1074(五鬼助義) 携帯電話ー繋がりません。公衆電話あり。(10円玉用意のこと) 

釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 前鬼林道車止めゲート前。手前の広場にも留めらるので10台位は駐車可能。
前鬼林道車止めゲート前。手前の広場にも留めらるので10台位は駐車可能。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 登山届ボックス。山レコ用紙で前日投函。
登山届ボックス。山レコ用紙で前日投函。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 近くに林道前鬼線の概要が書かれた看板あり。
近くに林道前鬼線の概要が書かれた看板あり。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 駐車地から林道を30分ほど歩いて小仲坊の宿坊にきました。
駐車地から林道を30分ほど歩いて小仲坊の宿坊にきました。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 今日のお泊りは6人。家族連れ4人。登山者2名。
今日のお泊りは6人。家族連れ4人。登山者2名。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 管理人の五鬼助義さんと戯れる幼児。楽しい一夜を過ごすことができました。
管理人の五鬼助義さんと戯れる幼児。楽しい一夜を過ごすことができました。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 9月22日12時の天気図。
当日のお天気は紀伊半島沖にミニ台風並みの前線が発達し午後から大雨となりました。
9月22日12時の天気図。 当日のお天気は紀伊半島沖にミニ台風並みの前線が発達し午後から大雨となりました。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 翌朝、空が明るくなってきたので出発。後ろの建物は、水洗トイレ。
翌朝、空が明るくなってきたので出発。後ろの建物は、水洗トイレ。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 前鬼山お堂前を通過。
前鬼山お堂前を通過。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 無人宿舎前にあるモダンな公衆電話。スマホは使えないので緊急連絡には重要。
無人宿舎前にあるモダンな公衆電話。スマホは使えないので緊急連絡には重要。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 電話ボックス内に張られていた不明者の捜索依頼。令和2年7月24日遭難とある。二カ月前のことで胸が痛む。30m先が登山口です。
電話ボックス内に張られていた不明者の捜索依頼。令和2年7月24日遭難とある。二カ月前のことで胸が痛む。30m先が登山口です。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 ここが入口です。
ここが入口です。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 前鬼山お堂の裏。
前鬼山お堂の裏。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 石段の道は、宿坊跡への道です。
石段の道は、宿坊跡への道です。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 宿坊跡付近にある奥駆道の標識。
宿坊跡付近にある奥駆道の標識。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 トチ木の、巨木の森。いい感じです。
トチ木の、巨木の森。いい感じです。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 いよいよ恐怖の853階段の道。大丈夫かなぁ。
いよいよ恐怖の853階段の道。大丈夫かなぁ。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 白谷沿いに階段が右に左にへと続く。165cmの身長には適当な高さです。
白谷沿いに階段が右に左にへと続く。165cmの身長には適当な高さです。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 アーチ形のトチの巨木。横から芽を出し死んではいません。
アーチ形のトチの巨木。横から芽を出し死んではいません。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 二つ岩。33番目の靡(なびき)。二つ岩(両童岩)です。
仙人が舞う地とされる。
 この岩の舞台の間からは、釈迦ケ岳とその山腹に広がる五百五百羅漢の岩塔群が望めます。
二つ岩。33番目の靡(なびき)。二つ岩(両童岩)です。 仙人が舞う地とされる。 この岩の舞台の間からは、釈迦ケ岳とその山腹に広がる五百五百羅漢の岩塔群が望めます。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 二つ岩に大峰縦走路の標識がたつ。
二つ岩に大峰縦走路の標識がたつ。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 太古の辻。奥駈道に出る。
反対側は天狗岳方面へ
太古の辻。奥駈道に出る。 反対側は天狗岳方面へ
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 太古の辻から見た大日岳。
太古の辻から見た大日岳。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 大日岳分岐。
大日岳分岐。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 鎖の岩場。少し登ったが鎖が今一危険状態。天気も良くないのでバック。
鎖の岩場。少し登ったが鎖が今一危険状態。天気も良くないのでバック。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 分岐から見た大日岳。
分岐から見た大日岳。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 聖天森。草原で明るい。
聖天森。草原で明るい。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 聖天森。いい雰囲気だ
聖天森。いい雰囲気だ
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 深仙小屋横に立つ枯れた大木はシンボル。
深仙小屋横に立つ枯れた大木はシンボル。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 深仙小屋。
深仙小屋。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 小屋の中で昼食をさせてもらう。食べたものが悪かったのか間もなく下痢連発。
小屋の中で昼食をさせてもらう。食べたものが悪かったのか間もなく下痢連発。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 頂灌堂。横から千丈平への道あり。
頂灌堂。横から千丈平への道あり。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 上から見た深仙小屋周辺の景観。
上から見た深仙小屋周辺の景観。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 笹群生の道。
笹群生の道。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 足元は見えません。ズボン下はびしょ濡れ。スバッツをしていなかったので靴の中まで水びたし。
足元は見えません。ズボン下はびしょ濡れ。スバッツをしていなかったので靴の中まで水びたし。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 太尾道との分岐。
太尾道との分岐。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 奥駆道標識あり。釈迦ケ岳まであと少し。
奥駆道標識あり。釈迦ケ岳まであと少し。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 釈迦ケ岳山頂。前鬼から5時間で到着。20分ほどロスタイムあり。途中追い越していた若い山男は、4時間はかかっていないと思う。
釈迦ケ岳山頂。前鬼から5時間で到着。20分ほどロスタイムあり。途中追い越していた若い山男は、4時間はかかっていないと思う。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 今にも雨が降って来そうな気配。
今にも雨が降って来そうな気配。
釈迦ヶ岳・大日岳・涅槃岳 お釈迦様ありがとうございました。
お釈迦様ありがとうございました。

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