日晩山~蛇滝のゴルジュは異空間!

2020.09.27(日) 日帰り

活動データ

タイム

03:30

距離

7.9km

のぼり

696m

くだり

695m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 30
休憩時間
22
距離
7.9 km
のぼり / くだり
696 / 695 m
2
21
17
1 5
5
44
19

活動詳細

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天気があまりよくないけどなぁ・・・どうしようかな・・・と思いながら出発。 島根県益田市の日晩山。数年前に登って結構歩きごたえがあった記憶があり、今日もしっかりと歩きたいなと思い、この山を選択。 実のところを言うと、前の日の酒が少々多く計画していた山に行くにはどうしても時間が確保できなくなって、アクセス時間の短い山にしました。 9時8分、真砂公民館に車を停めさせていただいて出発。 天満宮の前を通り、民家の横を抜けて登山道へ。まずは竹林の中を進みます。雨に濡れた笹葉の絨毯は程よくクッションが効いて快適です。分岐を右に行くと自然林になります。道は広くてなだらかな上り坂で歩きやすいですが、先日の台風のためか、ところどころに倒木があります。 しばらくの間U字型の道を登っていくと、真砂保育園・西光寺・真砂小学校への分岐道が右手に見えますが、笹でおおわれてあまり歩かれていないようです。 700mの標柱を越えると洗川観音の看板に出ます。あかぎれを治す水として観音堂が建てられていたそうですが、現在は水害で流失してしまっているそうです。 さらにその先には猿田彦大神をまつった石碑と鳥居が現れます。このコースは往還道で、旅人の休憩ポイントとされていたようです。 ひたすら登りの道で息が切れますが、道はきれいで歩きやすいです。 その先に「斗舛石の清水」という給水ポイントがありましたが、藪に覆われています。 しばらく登り進めるとトイレがあり、日晩峠に出ます。左上にヘアピンで上がると歌碑と東屋、そして益田市方面への展望場に出ます。 ここから尾根道ですが、登りは続きます。出発してからずっと登っている感覚で、きついです。 出発から1時間余り、「三角点まで1800m」標識にくると道は平坦になってきますが、笹薮とクモの巣に手こずります。上り下りをいくつか繰り返すと、朽ちかけた木段が見えてきます。よし!そろそろ第2展望台だ!と思いきや…登りきると見事に期待は裏切られ、道は続きます。 イノシシの鳴き声とウリ坊の後姿を見ながら進み、もう一度木段の期待に裏切られ、三度目の正直で第2展望台に到着です。展望台からは樹間から三隅の火力発電所の煙突が見える程度の眺めです。 山頂方面へ下り、最後の登りへ。突然視界に入ってきた金属製の展望台に「よし!ついた」とはやる気持ちをクモの巣が妨害。1mおきにクモの巣巻き取りです。 出発から2時間で山頂到着。頂上は人の手よりも、最近はイノシシが耕しているような状態です。頂上からの展望は樹間越しにちらちらと春日山に恐羅漢山、火力発電所の煙突、石見空港などです。 天気予報は晴れでしたが、雲にまかれ風も冷たく、早めに下ることに。 下山道は蛇滝コースへ。この日最強の藪に「引き返そうかな…」と思いましたが、これも少しだけで、すぐにきれいな杉林のV字谷の下りになります。ここからは杉林をどんどん下り、沢を渡る歩きやすいコースです。それなりに変化にも富んで楽しいです。 一度谷の上に上がり、再び沢に合流した後に大きな倒木があり、登山道は完全にふさがれていましたが、その先の登山道が目視できたので、ショートカットしてそちらへ向かいます。沢の下流に行くにつれ、滝が迫力を増し見ごたえがあります。 ほぼ下山しかけたところで分岐があり、蛇滝へ向かいます。塔頭の先にこれまでの風景からは想像のつかないような異様なゴルジュが突然姿を現します。その間を単管で組まれた足場を登っていきます。落ち葉に覆われた足場は途中底が抜けているところもあり、スリルがあります。蛇滝観音堂から細く落ちる流れが蛇滝のようです。滑らぬように、踏みぬかぬように慎重に足場を芙美ながら蛇滝観音堂まで行きます。 蛇滝から下山口の蛇滝広場まではすぐです。ここから駐車場をお借りした真砂公民館までは15分ほどです。 旅人の歴史に思いをはせる往還コース、藪と蜘蛛の巣に閉口する尾根、杉林と滝を見る蛇滝コース、突然の異空間の蛇滝。歩きごたえたっぷりです。 蛇滝は蛇滝広場からすぐで、手軽に異空間にアクセスできそうなのですが、そこまでの舗装路も、登山道もけっこう荒れていました。ポテンシャルのあるスポットだと思うのですが・・・^^ https://youtu.be/rzeYREBpurc

日晩山 真砂公民館に駐車
真砂公民館に駐車
日晩山 登山案内板。令和元年版。
登山案内板。令和元年版。
日晩山 登山口手前の天満宮
登山口手前の天満宮
日晩山 竹林から始まります
竹林から始まります
日晩山 分岐ですが、あまり歩かれていないようです。
分岐ですが、あまり歩かれていないようです。
日晩山 U字型の道が続きます。歩きやすいです。
U字型の道が続きます。歩きやすいです。
日晩山 猿田彦大神。このコースは往還道で、ここで旅人が休憩をとったそうです。
猿田彦大神。このコースは往還道で、ここで旅人が休憩をとったそうです。
日晩山 斗舛石の清水。藪に覆われています。
斗舛石の清水。藪に覆われています。
日晩山 この先、少し藪です。
この先、少し藪です。
日晩山 日晩峠のトイレ
日晩峠のトイレ
日晩山 歌碑の案内板
歌碑の案内板
日晩山 日晩峠の歌碑
日晩峠の歌碑
日晩山 日晩峠からの眺め
日晩峠からの眺め
日晩山 尾根コースになります。まだ登ります。
尾根コースになります。まだ登ります。
日晩山 ミストの風景、幻想的で美しい。
ミストの風景、幻想的で美しい。
日晩山 木段だ。これをのぼれば第2展望台か!と期待を裏切られたこと2回。
木段だ。これをのぼれば第2展望台か!と期待を裏切られたこと2回。
日晩山 第2展望台。展望はあまりよくありませんでした。
第2展望台。展望はあまりよくありませんでした。
日晩山 山頂到着。743.5m
山頂到着。743.5m
日晩山 金属製の展望台より
金属製の展望台より
日晩山 見晴らしは・・・今一つ
見晴らしは・・・今一つ
日晩山 山頂から蛇滝コースへの藪。引き返そうかと思いました。
山頂から蛇滝コースへの藪。引き返そうかと思いました。
日晩山 すぐに杉林。ここは歩きやすい
すぐに杉林。ここは歩きやすい
日晩山 木々の間をスイスイあるきます。時々クモの巣トラップにやられました。
木々の間をスイスイあるきます。時々クモの巣トラップにやられました。
日晩山 一度沢から離れ、谷の上に
一度沢から離れ、谷の上に
日晩山 滝がきれい
滝がきれい
日晩山 倒木が登山道を完全に隠しています。
倒木が登山道を完全に隠しています。
日晩山 ここもきれい
ここもきれい
日晩山 蛇滝観音堂分岐
蛇滝観音堂分岐
日晩山 いきなり現れた異空間
いきなり現れた異空間
日晩山 迫力あるゴルジュです
迫力あるゴルジュです
日晩山 足場板の底が抜けてます
足場板の底が抜けてます
日晩山 これが蛇滝かな?ゴルジュの迫力とは対照的に細い流れ
これが蛇滝かな?ゴルジュの迫力とは対照的に細い流れ
日晩山 蛇滝観音堂
蛇滝観音堂
日晩山 蛇滝広場。この後舗装路だけど、荒れてて自動車でのアクセスは困難かも。
蛇滝広場。この後舗装路だけど、荒れてて自動車でのアクセスは困難かも。
日晩山 下山口案内板
下山口案内板
日晩山 一組のベテラン夫婦にお会いしました。
一組のベテラン夫婦にお会いしました。

動画

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