活動データ
タイム
13:47
距離
21.4km
のぼり
2971m
くだり
939m
活動詳細
すべて見る今回は、爺、中堅と新人の会員3名による秋山合宿。 9月21日、始発のケーブル乗車予定で7時に集合するも、超混雑によりに室堂着14時、剣沢着17時。 夕食にはまだ早く、剣御前に上り返すと、眩いばかりの夕日が迎えてくれる。明日の好天を確信。 テン場に戻る頃には、すっかり暗くなる。 八ツ峰や源次郎尾根の順番待ちで遅くなったのだろうか。本峰直下や、前剱にヘッドランプの明かりがいくつも見える。明日も混雑が予想されることから、明朝4時起床、5時出発と決める。 9月22日、5時出発、満天の星が煌めく。ヘッドランプを頼りに、すっかり雪渓の解けた剣沢を下る。途中踏み跡が不明瞭となるガレ場では、アプリに何度も助けられる。 6時、どんよりとした雨雲に覆われた取付きに着く。すでに数パーティーが取付いている。 取付いてすぐのルンゼと次のスラブでは、安全第一でザイルを出す。 上部スラブからは、雲海となり、ホールドスタンスも豊富な岩稜を軽快に進む。 稜線では、終始、八ツ峰や色づき始めたダケカンバの黄葉が、秋晴れに映える。 ハイライトの2峰の懸垂は、50m1本で済むよう下部テラスまでとする。 本峰までは、単調な登りだが、老体には応える。青色吐息で到着した頂上では、ビールでささやか祝杯を挙げ、早々に下山。 平蔵のコルで、転倒して動けず、岩陰に身を寄せている男性を発見。携帯で山岳警備隊員に連絡、その場に待機するよう指示を受ける。1時間足らずで剣沢から駆け付けた山岳警備隊員に引き継ぎ下山。 負傷者は、日没間際に防災ヘリで病院へ。後日骨折していたことを知る。 9月23日、高曇りだが穏やかな朝。新人の希望で別山から立山経由で室堂へ。 立山駅では、来年の八ツ峰縦走を約束して、解散する。 今回は、急な呼びかけにもかかわらず、快く爺に付き合ってくれた2人の会員には、感謝しかありません。 ありがとうございました。
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