霊仙山 福寿草と鹿の山

福寿草を見たくて、雪道踏み抜きや泥んこヌルヌルを覚悟しながら霊仙山へ。 醒ヶ井駅からバスで養鱒場まで。 榑ヶ畑登山口まで一時間のウォーミングアップウォーキング。 天気にも恵まれて、登りは暑いぐらいでした。 樹林帯を越えると一気に見晴らしが良くなり、琵琶湖や伊吹山が見えます。 この日は春霞でぼんやりでしたが。 ヒキガエルの卵や鹿を観察しながら、笹原の山頂部を散策。 花はまだ見られませんでした。 登山道の雪はすっかり溶けて、この日は道も乾いていました。 とても快適な登山道でした。 山頂まで行ってもお目当ての福寿草には出会えず、他の登山者からの情報で西南尾根へ。 山頂から見た雰囲気とは裏腹な、岩だらけのゴツゴツした登山道ですが、中ほどに福寿草の群生地を発見。 ちょうど満開でした。 尾根道から左右の開けた草原地帯には、良く見ると沢山の鹿が寛いで草を食べてました。 福寿草や鹿にも出会えて、こちらに廻って良かったです。 近江展望台からは、どこが道だかわからない急斜面を急降下。 どこを歩いても良いのでしょうが、急斜面過ぎて怖いです。 こちらの登山道もドライで助かりましたが、雪や泥だったら厳しい坂だと思います。 廃村を経由して今畑登山口に下りました。 タクシーを呼ぼうとして携帯電話の電波が入らず、入るところまで南下。 だいぶ歩いてから電波が入り、無事にタクシーを呼び彦根駅まで。 タクシー代５０００円。３人の山行だったので許容範囲内のタクシー代でしたが、予約制の相乗りタクシーがあるのでそちらを使えればもっと経済的かもです。 山頂部分のお花畑には早かったですが、とても良い時期の霊仙山を楽しむことが出来た山行でした。 寄り道しながらのんびり歩いたので、時間はもっと短縮出来ると思います。