雨の蝶ヶ岳、そして翌日の常念岳

2020.09.25(金) 2 DAYS

活動データ

タイム

11:40

距離

17.0km

のぼり

2140m

くだり

2136m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 53
休憩時間
26
距離
6.0 km
のぼり / くだり
1425 / 57 m
DAY 2
合計時間
7 時間 47
休憩時間
1 時間 37
距離
10.9 km
のぼり / くだり
710 / 2078 m

活動詳細

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てんくらBだったので、せいぜい小雨だろうと考え蝶ヶ岳に登り、翌日常念岳を目指そう。天気が悪ければ三股へ下山すれば良いかな、と思い山小屋を予約。 9時前に三股の駐車場に到着。 駐車場には車が4台。 雨が☔️意外に強い。小雨のはずだったが・・・ 車を降りず、安曇野観光に変更する案も頭によぎったが、翌日の天候回復を祈って、意を決して車の外へ。 装備  下は登山用長ズボンにレインパンツとメリノウールの下着。上はメリノウール混合の長そでにレインジャケット。リュックは30lのザックにレインカバー装着。頭はレインハット。 道中①(登山道の様子) 登山開始以降、強くはないがしっかり雨が降り続く。一定以上降り続くと木は防いでくれない。階段、石段は川の様に流れている。 道中②(自分の状況) ゴジラも、まめうち平他のベンチでも休憩無し。 ザックに付けたカップホルダーにペットボトルを入れ、時々水分を補給するのみ。 電子機器への浸水を防ぐため撮影もやめた。 早く小屋に辿り着きたいという一心で登り続ける。 また途中深みにハマり、靴に浸水を許す😭 登山中体は暖まっているものの、休憩するとすぐ体温が奪われるため、休憩出来ない状態。 道中③(終盤の状況) 最終ベンチ付近では、既に全身ビショビショ。 気温もかなり低い(到着時の気温5.9℃)。内側からかいた汗が冷えたのと、ザックを伝い水分が何処からか侵入したと思う。小屋泊でなければ引き返していた。 何とか稜線までただ居着いた。 山頂は明日にして、まずは小屋へ。 小屋到着直後 手続きを済ませ自分の場所へ。 まずやりたいのはザックの中身の状況確認。 小屋に着いた時、ザックカバーの下部に水が溜まっていたので嫌な予感がしていた。 ザック下部は水浸し。中身に実害はなかったが、想定外だったのは、パンツとズボンの替えが無い事。パンツはメリノウールのタイツで代用し、ズボンはストーブで乾かし、何とか凌いだ。これで小屋で寛げる体制が整った。 小屋は至って快適。談話室をほぼ占有させて頂き、のんびりと午後のひと時を過ごすことができた。 小屋で 当日の宿泊者は3名。到着時テント設営は無し。 他2名はグループでうち一人が本日北アルプスの稜線デビューとの事。稜線デビューがこんな雨で、しかも明日も晴れるか分からないとなると、もう北アルプスには登らない、となってしまうのでは無いかと、他人事ながらに心配してしまった。自分が山にハマったのも、まさに蝶ヶ岳からの槍と穂高の景色に感動したからだった。こんなこともあり、明日は何とか槍と穂高が見える程度までは天候が回復して欲しいと、余計に思う様になった。 テント泊 15時過ぎに一名、更に18時頃に三名テン泊の人が現れる。コロナで密を避けるため、お金の節約のため、テントを試したいため等、色々理由はあると思うが、テント泊装備を背負って雨の中北アルプスの稜線まで来ることに、ただただ脱帽。その後19時過ぎには雨が止んでいた。月明かりもボンヤリ見えていた。明日はもしかすると・・・。 翌朝 5時に目を覚ました。 寝床からは金星が見える。 おっ、もしかすると、と飛び起きて外に出て見る。 周りは全て雲海。西側に槍と穂高の稜線がくっきり見える👍。 雲海が厚く八ヶ岳などの東側の山域の稜線も見えない。北アルプス一帯だけの晴天の模様。苦労して昨日頑張った甲斐があった。 午後は雲が厚くなり雨も降る可能性あり、との予報なので、休憩は長くは取らずに、常念岳まに行き、三股へ戻ることにした。 常念岳へ 左手に槍と穂高を見ながら6時30分から行動開始。 途中樹林帯を挟む。初めは日差しあったが、東側からどんどん雲が湧き上がり、日差しを隠す。 途中常念小屋から来た方とすれ違い、昨日の雨の中を上がってきた話をした。お互い物好きだということになった。 常念岳山頂到着時は槍がギリギリ見えるくらい。前常念岳に着く頃には曇り空になっていた。早い所下山するのが良いと思い、下山した。

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