道迷い遭難と水不足

2020.09.24(木) 日帰り

「YAMAPがあれば道迷い遭難は、ほぼ無いでしょ」 そんな過信がどこかにあったんだろう。 トムラウシ山のピークを取って、さぁ下山…と思ったら、天人峡温泉までの道のりは果てしなく遠く、そして登山道は険しかった。 すでに距離は50kmを超え(ガーミン)・累積も3000mになって、かなり脚は無くなっていたし、疲労感も強くなってきていた。 天人峡温泉への登山道は笹薮やハイマツ漕ぎから始まって、大きなゴロゴロ石や濡れたグチャドロ路面。 「ここ川でしょ」 っていうくらい、ずっと石や路面の濡れで滑りやすい状態に悩まされ、下りなのにペースは全く上がらない。 ナイキのトレイルシューズ、濡れた路面にメチャ弱いよ。ランシューズかよ。帰ったらサロモンのスピードクロス買おうって思ったw 何度も滑って、何度も転んだ。腕や足は傷だらけ。 当初、トムラウシから天人峡温泉までの所要時間は3時間程度かなって思ってた。 でも全然。3時間じゃ絶対到着しないって途中で気付いた。下りでもキロ20分とか必要になってるし。 そうなると水分がヤバい。3時間で到着するギリの分しか持ち合わせていない。 いや、正直に言うと3時間でも足りないくらいだった。随分前から節約しながら水分摂取してたので、だいぶ喉はカラカラ。 このままだと16時位に天人峡温泉に到着する予定が、17時…いや、18時・19時もありえる。 そんな焦りもあったのかもしれない。 岩がゴロゴロで濡れた路面、以前川だったかのような険しい登山道を下っている途中で、何の迷いもなく同じような光景の広い道を左折した。 そこからは、先が見えないくらいの笹薮や、苔が前面に付いた岩がたくさん、大きな岩も何とか下りていった。 「本当にここは登山道が厳しい。辛い。」 そう思いつつ下っていくと、凄く綺麗な水たまりがあった。澄んだ水だ。もう喉の乾きは限界だった。この段階ですでに16時半。17時を過ぎると、山は徐々に暗くなってくるはず。 「もう心を決めよう。どんなに急いでもゴールはまだずっと先。ライトを出して夜に備え、思い切って水たまりの水をろ過して飲んで、ソフトフラスクにも入れよう。あと2~3時間戦えるように。本格的に暗くなる前に準備だ」 ザックを下ろしてろ過器を出して準備を整えた。ろ過して飲んだ水たまりの水は、とんでもなく美味しかった(笑) 一気に1リットル近く飲んだだろうか。ソフトフラスクにもたっぷり入れた。(その後、お腹は痛くならなかったよ笑) そして再び前進。相変わらず厳しい道。 (本当にキツい…いや、キツすぎる。これはもしかして…) スマホを出して、YAMAPを確認した。かなり登山道を外れてしまっている。 (これはヤバい。すぐに戻らなきゃ…) とはいえ、険しい道をだいぶ下ってきてしまった。戻れるのか。 笹薮を這って進み、滑りまくる大きな岩を何とか登り…それでも正規の登山道は近づかない。いや、また別のルートに外れている感じすらある。心臓の音が聞こえる。 しばらく頑張ってると、水を補給した水たまりに来れた。ロストした道だから、誰も通ってないから綺麗だったんだ。 (もうすぐ暗くなるし…もしかして遭難するのか?) 水たまりの先も進みにくいけど、半泣きで、大きく息切れしながら進む。こんな所で道迷い遭難なんて、しなくない。死にたくない(大げさ?笑) YAMAPを見ながら一生懸命登山道へ戻るように必死に登っていって、ようやく正規ルートに戻れた。 そこは四つ角のような感じになっており、正規の登山ルートよりロストした道の方が広かった。疲れと焦りからくる確認不足で、何となく同じような感じの広い道に行ってしまったんだろう。 ロストしていてもロストしたと気付かずに進んでしまい、戻れないくらい険しい、戻るのが面倒だ、このまま行けるのでは、疲れているからこのまま行きたい、そんな状況や判断が、たとえYAMAPがあっても道迷いしてしまう要因になり得るんでしょうね。 正規ルートに戻った後は、木道が出てきたりして歩きやすくなったものの、長すぎる、本当に長い天人峡温泉までの道のりを苦労して、苦しみながら下りていきました。 そしてあと5分か10分で到着だ!という時だった。 最後に思いっきり滑って転倒。 登山道から斜めの斜面に落ちた。今日一番の衝撃で、右腕が折れたかと思うほど。数分全く動けず。(帰りの運転に難儀するほどで、今も結構ボッコリと腫れてます( ;∀;)) やっぱりゴール手前が一番要注意だなー。油断するんだろうな。 色々と勉強になりました。 結局トムラウシから天人峡温泉まで5時間、18時に到着でした。トムラウシ登頂で今回の挑戦はほぼ終わったな、あとは下山だけ♪みたいな気持ちだったけど、本当に大変で恐ろしい道のりは、それからだったのね。 心身共に疲れ果てました。 応援してくださった皆さま、ありがとうございました。無事に生還出来ました。 ★★★ あ!自分史上最大の挑戦の事は全く記載してませんでした!(笑) 朝2時スタート、雲ひとつ無い夜空に満天の星空、24時間営業の噴気孔、旭岳9合目からの光る砂たち、北海岳でのご来光、進んでいる間はずっと雲海を堪能出来たこと、得難い経験、忘れられない思い出がたくさん出来ました♪今日はずっと無風~微風だったのも幸運でした。 天人峡温泉に到着した時は、生きて帰れて泣けました(笑) 到着が遅れたせいで、天人峡温泉の日帰り温泉は終了。 やむなく宿泊したケーズハウスに車で30分かけて戻って、日帰り入浴。ここは前日宿泊した人は、800円の日帰り入浴が無料なんです。 宿泊代金4050円で、日帰り入浴も無料。お得ですよね~(*´∇`*) ※前日の日記に応援のコメントをくださった皆さま、ありがとうございました! ※ガーミン計測 63km 3500m

朝の気温は7℃

朝の気温は7℃

朝の気温は7℃

出発!登山口まで1km

出発!登山口まで1km

出発!登山口まで1km

旭岳登山口到着

旭岳登山口到着

旭岳登山口到着

入山届

入山届

入山届

スマホでamazonミュージックを流しながら進む

スマホでamazonミュージックを流しながら進む

スマホでamazonミュージックを流しながら進む

初めて旭岳1合目から登った

初めて旭岳1合目から登った

初めて旭岳1合目から登った

暗い姿見の池。噴気孔の音だけが響き渡ってた

暗い姿見の池。噴気孔の音だけが響き渡ってた

暗い姿見の池。噴気孔の音だけが響き渡ってた

夜が開け始めてきた

夜が開け始めてきた

夜が開け始めてきた

真っ暗闇の旭岳登頂!もちろん1人占め

真っ暗闇の旭岳登頂!もちろん1人占め

真っ暗闇の旭岳登頂!もちろん1人占め

山頂から見る朝焼け、たまらん!

山頂から見る朝焼け、たまらん!

山頂から見る朝焼け、たまらん!

オニギリ補給

オニギリ補給

オニギリ補給

ホント、綺麗だわ♪

ホント、綺麗だわ♪

ホント、綺麗だわ♪

朝焼けの雲海、シビれる

朝焼けの雲海、シビれる

朝焼けの雲海、シビれる

間宮岳。

間宮岳。

間宮岳。

北海岳到着!

北海岳到着!

北海岳到着!

北海岳で雲海から朝日が昇り始めた!しばしご来光を堪能♪

北海岳で雲海から朝日が昇り始めた!しばしご来光を堪能♪

北海岳で雲海から朝日が昇り始めた!しばしご来光を堪能♪

朝は寒いんだね。チングルマ凍ってる。

朝は寒いんだね。チングルマ凍ってる。

朝は寒いんだね。チングルマ凍ってる。

ここからは未踏の地。白雲岳を目指す

ここからは未踏の地。白雲岳を目指す

ここからは未踏の地。白雲岳を目指す

いやはや、美しすぎる

いやはや、美しすぎる

いやはや、美しすぎる

白雲岳!文字通り、白い雲が映える山頂だね

白雲岳!文字通り、白い雲が映える山頂だね

白雲岳!文字通り、白い雲が映える山頂だね

赤岳!夜明けと共に気温が上がってきたので、ザックを下ろして着込んだウェアを脱いだり、携帯の順電をしたり、パンを補給。

赤岳!夜明けと共に気温が上がってきたので、ザックを下ろして着込んだウェアを脱いだり、携帯の順電をしたり、パンを補給。

赤岳!夜明けと共に気温が上がってきたので、ザックを下ろして着込んだウェアを脱いだり、携帯の順電をしたり、パンを補給。

飛び出してる山の山頂が、小島みたいだよ

飛び出してる山の山頂が、小島みたいだよ

飛び出してる山の山頂が、小島みたいだよ

影で遊ぶ

影で遊ぶ

影で遊ぶ

小泉岳!

小泉岳!

小泉岳!

何枚も写真を撮りたくなる雲海

何枚も写真を撮りたくなる雲海

何枚も写真を撮りたくなる雲海

紅葉も綺麗だね

紅葉も綺麗だね

紅葉も綺麗だね

紅葉も綺麗だね2

紅葉も綺麗だね2

紅葉も綺麗だね2

雲海たまらん2

雲海たまらん2

雲海たまらん2

緑岳!

緑岳!

緑岳!

雲海たまらん3

雲海たまらん3

雲海たまらん3

今回はこの浄水器に助けられたなー

今回はこの浄水器に助けられたなー

今回はこの浄水器に助けられたなー

雪渓、だいぶ残ってるね

雪渓、だいぶ残ってるね

雪渓、だいぶ残ってるね

白雲岳避難小屋。この辺は獣臭が強かった。

白雲岳避難小屋。この辺は獣臭が強かった。

白雲岳避難小屋。この辺は獣臭が強かった。

1日中、無風~微風だったのが嬉しかった

1日中、無風~微風だったのが嬉しかった

1日中、無風~微風だったのが嬉しかった

クマね。そうだよね。風に乗ってだいぶ臭うもん^^;

クマね。そうだよね。風に乗ってだいぶ臭うもん^^;

クマね。そうだよね。風に乗ってだいぶ臭うもん^^;

枝の道

枝の道

枝の道

沼も輝いてたよ

沼も輝いてたよ

沼も輝いてたよ

水場ってことになってるけど、沼の水は抵抗感があって無理^^;…でもこのあと、水たまりの水を飲むことになるとはつゆ知らずww

水場ってことになってるけど、沼の水は抵抗感があって無理^^;…でもこのあと、水たまりの水を飲むことになるとはつゆ知らずww

水場ってことになってるけど、沼の水は抵抗感があって無理^^;…でもこのあと、水たまりの水を飲むことになるとはつゆ知らずww

カッケーな!

カッケーな!

カッケーな!

だいぶ大雪山系の奥に来た雰囲気

だいぶ大雪山系の奥に来た雰囲気

だいぶ大雪山系の奥に来た雰囲気

忠別岳!

忠別岳!

忠別岳!

これまた良い感じじゃない!

これまた良い感じじゃない!

これまた良い感じじゃない!

天気に恵まれたなー♪

天気に恵まれたなー♪

天気に恵まれたなー♪

トムラウシに近づくにつれ、岩が多くなってきた…

トムラウシに近づくにつれ、岩が多くなってきた…

トムラウシに近づくにつれ、岩が多くなってきた…

登山道のルートが分かりづらい

登山道のルートが分かりづらい

登山道のルートが分かりづらい

ピンクリボンや黄色いペンキ、ありがたい

ピンクリボンや黄色いペンキ、ありがたい

ピンクリボンや黄色いペンキ、ありがたい

ここも水場だけど…ムリゲー(このあと水たまりの…略w)

ここも水場だけど…ムリゲー(このあと水たまりの…略w)

ここも水場だけど…ムリゲー(このあと水たまりの…略w)

やっとトムラウシに到着!もうヘトヘトだわorz

やっとトムラウシに到着!もうヘトヘトだわorz

やっとトムラウシに到着!もうヘトヘトだわorz

山頂、だいぶガスってきた

山頂、だいぶガスってきた

山頂、だいぶガスってきた

岩だらけでルートわかんね。ロストした。

岩だらけでルートわかんね。ロストした。

岩だらけでルートわかんね。ロストした。

岩だらけでルートわかんね2

岩だらけでルートわかんね2

岩だらけでルートわかんね2

岩だらけでルートわかんね3

岩だらけでルートわかんね3

岩だらけでルートわかんね3

化雲岳への登りも苦しんだ

化雲岳への登りも苦しんだ

化雲岳への登りも苦しんだ

ハイマツ漕ぎ

ハイマツ漕ぎ

ハイマツ漕ぎ

下りにくい、滑りやすいゴロゴロ石たっぷりな道。ロストした道も感じはそっくりだった

下りにくい、滑りやすいゴロゴロ石たっぷりな道。ロストした道も感じはそっくりだった

下りにくい、滑りやすいゴロゴロ石たっぷりな道。ロストした道も感じはそっくりだった

例の水たまり(笑)

例の水たまり(笑)

例の水たまり(笑)

険しい道から急に木道!嬉しい!

険しい道から急に木道!嬉しい!

険しい道から急に木道!嬉しい!

半べそでゴール(笑)

半べそでゴール(笑)

半べそでゴール(笑)

温泉後のご褒美♪

温泉後のご褒美♪

温泉後のご褒美♪

問題のシューズw

問題のシューズw

問題のシューズw

朝の気温は7℃

出発!登山口まで1km

旭岳登山口到着

入山届

スマホでamazonミュージックを流しながら進む

初めて旭岳1合目から登った

暗い姿見の池。噴気孔の音だけが響き渡ってた

夜が開け始めてきた

真っ暗闇の旭岳登頂!もちろん1人占め

山頂から見る朝焼け、たまらん!

オニギリ補給

ホント、綺麗だわ♪

朝焼けの雲海、シビれる

間宮岳。

北海岳到着!

北海岳で雲海から朝日が昇り始めた!しばしご来光を堪能♪

朝は寒いんだね。チングルマ凍ってる。

ここからは未踏の地。白雲岳を目指す

いやはや、美しすぎる

白雲岳!文字通り、白い雲が映える山頂だね

赤岳!夜明けと共に気温が上がってきたので、ザックを下ろして着込んだウェアを脱いだり、携帯の順電をしたり、パンを補給。

飛び出してる山の山頂が、小島みたいだよ

影で遊ぶ

小泉岳!

何枚も写真を撮りたくなる雲海

紅葉も綺麗だね

紅葉も綺麗だね2

雲海たまらん2

緑岳!

雲海たまらん3

今回はこの浄水器に助けられたなー

雪渓、だいぶ残ってるね

白雲岳避難小屋。この辺は獣臭が強かった。

1日中、無風~微風だったのが嬉しかった

クマね。そうだよね。風に乗ってだいぶ臭うもん^^;

枝の道

沼も輝いてたよ

水場ってことになってるけど、沼の水は抵抗感があって無理^^;…でもこのあと、水たまりの水を飲むことになるとはつゆ知らずww

カッケーな!

だいぶ大雪山系の奥に来た雰囲気

忠別岳!

これまた良い感じじゃない!

天気に恵まれたなー♪

トムラウシに近づくにつれ、岩が多くなってきた…

登山道のルートが分かりづらい

ピンクリボンや黄色いペンキ、ありがたい

ここも水場だけど…ムリゲー(このあと水たまりの…略w)

やっとトムラウシに到着!もうヘトヘトだわorz

山頂、だいぶガスってきた

岩だらけでルートわかんね。ロストした。

岩だらけでルートわかんね2

岩だらけでルートわかんね3

化雲岳への登りも苦しんだ

ハイマツ漕ぎ

下りにくい、滑りやすいゴロゴロ石たっぷりな道。ロストした道も感じはそっくりだった

例の水たまり(笑)

険しい道から急に木道!嬉しい!

半べそでゴール(笑)

温泉後のご褒美♪

問題のシューズw