鷲羽岳山頂で日の出を見てから高天原温泉に向かいました。西側にガスが溜まっており、それが幸いしてワリモ岳に向かう途中は常にブロッケン現象が見えました。 岩苔乗越を過ぎ、ひたすら高度を下げていきます。さすがに連休最終日ですので、山荘発の人にはずいぶんすれ違いましたが、向かう人はいません。沢沿いから樹林帯を抜けあたりが開けると高天原。程なくしてひっそりと佇む山荘があります。温泉代金を料金箱に入れ、いざ温泉へ!貸切と思っていましたが、先客がいてすぐにもう一人男性が来ました。二人とも雲ノ平からとのこと。 帰り道を雲ノ平からとも思いましたが、ここでゆっくりすることを優先して帰路は来た道を戻ります。温泉は乳白色で丁度良い温度でした。昼飯作って食べ2時間過ごして出発というところで温泉沢から女性が下りてきました。温泉沢ルートは点線です。状況を聞くと沢沿いが少し判りづらいとのこと。山荘のオーナーとも話しましたが、今年は紅葉が遅れているとのことで例年ならもっと紅葉しているようです。温泉沢は8月上旬まで雪溶け水で増水しており、渡渉が数か所あり濡れる覚悟が必要とのこと。 いづれ9月の紅葉の時期にこの山荘に泊まるプランを立て、再び訪れたいと思いました。 温泉でさっぱりしましたが、帰路は登りです。岩苔乗越からは2日前に歩いていますが、結構長い。三俣山荘拠点とはいえ高天原往復はハードでした。 明日は平日なので、テントサイトは嘘のように静か。山荘前で過ごす人は一人もいませんでした。
鷲羽岳よりの日の出
鷲羽岳の影
朝焼けの水晶岳
山頂より三俣山荘
ブロッケン現象
岩苔乗越から高天原へ降りる途中から薬師岳
同じく水晶岳
分岐
高天原と薬師岳
いつか泊まりたい
案内図
料金箱
沢の向こう側に男湯・女湯の小屋があります
野湯
野湯と温泉ノ沢
小屋前、少し色付があります
小屋全景
水晶池分岐
水晶池と水晶岳
2日前は色付いていなかったが急速に進んだ
三俣のテントサイトが見える