活動データ
タイム
10:09
距離
22.4km
のぼり
2200m
くだり
2201m
活動詳細
すべて見る「表銀座を縦走したい」という奥様と娘は大天荘に泊まるというので、私が二日目に中房温泉から登れば、一ノ沢から登った奥様たちと車を交換して、互いに縦走できるという計画を立てました。 ところが、シルバーウィークの大混雑を全く考えていなかったので、計画倒れに終わりました。私は4時前には中房温泉に到着予定でしたが、山道に入るところで、駐車場がいっぱいだから、臨時駐車場へと案内されました。結局、穂高駅の市営駐車場まで行くはめに。 奥様が起床していることを願って、ラインで相談したら、縦走はあきらめるとのこと。私も一ノ沢登山口から大天井崖をピストンすることにしました。一ノ沢登山口もずいぶん下の方から路駐の車ばかり。とりあえず登山口の一般車進入禁止のところまで行ったら、意外にも登山口に近い所の路肩に空きスペースを見つけて、運よく駐車できました。 6時前に登山口に到着。たくさんの人でにぎわっていました。その中を大天井岳に向けて出発。3時間かからずになんとか常念小屋へ。胸突き八丁までは急登もなく、いいペースで歩けました。常念乗越からは快晴の中、槍・穂を見ながらの縦走へ。横通岳は下山時にして、まずは東天井をめざします。途中、大天荘から下山する奥様と娘に会うことができました。大天荘はとっても良かったとのこと。食事やケーキも最高と。私もインディアン・ランチを楽しみに、大天井岳をめざしました。 東天井は15分ほどの登りで、サクッとゲット。その後は40分ほどで大天荘に到着。ランチまでは少し早かったので、先に大天井岳山頂へ。360度のパノラマを楽しんで、次はインディアン・ランチ。ボリュームがあって、食べきるのが大変なほどでした。ちょうど外のテーブルでご一緒した方々といろんなお話をして、楽しい時間を過ごすことができました。 ちょうど12時前に下山開始。横通岳にも登って、1時間半ほどで常念乗越へ。このころにはガスが湧いてきて、眺望はゼロ。そのまま一ノ沢をめざして、下山。もうすぐ登山口というあたりで、なんと奥様たちに追いつきました。いかにも遅いので、話を聞いてみると、せっかくだから常念岳に登っていたとのこと。おまけにライチョウも見られて、ラッキーだったようです。 表銀座の縦走はできませんでしたが、最高の天気の中、絶景の数々を堪能することができました。奥様たちは、大天荘の小屋泊に大満足の様子。最高の二日間だったと。私も槍・穂をあんなに間近に見ることができて、たくさんの人が表銀座を訪れる理由がわかりました。本当に最高の山行となりました。
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