裏銀座テン泊ソロ縦走 4days

北アルプス最深部、憧れの裏銀座へ！今回はソロ、テン泊の4日間行程。 毎日あるぺん号で早朝3:45に七倉山荘着。かなり冷え込む中、6時発のタクシーを待つ。初っ端から日本三大急登ブナ立尾根の洗礼を浴びる。大汗をかきながら烏帽子小屋着。ザックをデポして烏帽子岳ピストン。尖った巨岩の塊のような烏帽子岳は名前の通り烏帽子に見える。早朝は曇天だったもののこの頃から晴れてくる。烏帽子小屋で軽く休憩して本日の宿、野口五郎小屋へ。今回はテン泊だが、コロナ禍のためテント場が閉鎖されていたので初日のみ小屋泊となる。気持ちの良い稜線を強めの風に吹かれながら天空のお散歩。高山植物が色づいてきており、赤と緑、白の山肌のコントラストが綺麗だった。野口五郎小屋には野口五郎のポスターが（笑） 2日目早朝はガスが濃かったため、ご来光を諦めて出発を後らせる。それが吉と出て、野口五郎岳山頂でガスがとれてきて水晶岳などの展望が。東沢乗越を通過するころには快晴に。雷鳥がいたが、すぐにハイマツの中に逃げ込まれたためお尻の写真しか撮れなかった（笑）水晶小屋でザックをデポして水晶岳へ。ここからの北アルプスの展望は最高だった！眼前には本日の宿泊地、日本最後の秘境雲ノ平の全景も。しかしそこから雲ノ平までが予想以上に遠かった。すぐ近くに見えているのになかなか着かない。祖父岳山頂からキャンプ場はすぐ下に見えるのに、そこに行くには大きく迂回しなければならずめげる・・・とはいえ人気の雲ノ平キャンプ場なのに混んでおらず、快適に過ごすことができた♪ 3日目は朝一でオコジョに遭遇。一瞬目が合うも、カメラを構える前に脱兎のごとく逃げられる（笑）冷え込むものの快晴の中、祖父岳～鷲羽岳～三俣山荘～三俣蓮華岳へと進む。そこから双六岳までの稜線でガスに巻かれるも、山頂ではまた晴れ間に恵まれる。双六岳の広い稜線ルートから眺める雲の上の槍ヶ岳、最高の景色だった！双六小屋のキャンプ場も混みあっておらず、生ビールを飲みながら幸せな時間を過ごせた。 最終日の4日目。天気予報では朝から曇りとのことだったがまたして快晴！シルバーウィークが丸々快晴なんて珍しい！槍ヶ岳への西鎌尾根を滝のように流れ落ちる雲海も見事だった！双六小屋から一気に下りるため、どんどん変わる景色を楽しみつつ新穂高へ下山。最高の裏銀座縦走だった！