ブナ清水・青岳・水晶岳・金山・羽鳥峰・二子山

2020.09.22(火) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 24
休憩時間
50
距離
15.8 km
のぼり / くだり
1236 / 1236 m
2 2
40
22
16
15
25
51
1 56

活動詳細

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 シルバーウイークの後半はソロで鈴鹿にやってきました。ブナ清水に一度立ち寄りたかったのと、未踏の二子山にも登ってみたいなぁ。うまくやれば一回でこなせるかな?そんなわけで、まずは朝明から伊勢谷・千種街道に入り、根の平峠直下からブナ清水に向かいました。いったん離れた伊勢谷にもう一度出て、谷沿いを急登し、やがて巨大ブナの立つなだらかなところに出たら、そこがブナ清水です。  名前の通り湧き出す水もあり、ゆっくりしていたい場所。でも今日は二子山までの長丁場。先を急ぎます。ブナ清水から池の尾と呼ばれる尾根でハライドからの尾根に登って、さらに県境稜線に向かうと、きのこ岩。前来た時から印象深く、また来たくなった場所。ぼくにはきのこというより、山々を眺める哲学者の後ろ姿のように見えます。  県境稜線に出て左に一登りで青岳。目の前に国見岳が大きく見えますが、今日は国見はパスして県境を北進し、根の平峠~水晶岳~中峠~金山~羽鳥峰峠と進みます。一度逆向きに歩いたことはありますが、もうずいぶん前。新鮮な気分で稜線歩きを楽しみました。  羽鳥峰からさらに少し北進し、白滝谷への道が分岐するポイントで、県境稜線道の反対方向の西向きの尾根に乗ります。この尾根が二子山から続く尾根。YAMAPの地図にはないルートです。途中、何度も尾根を外しかけながらも、境界標とテープ、それにYAMAPのお陰で、なんとか二子山にたどり着きました。二子山は神崎川の谷から見上げるとすごい鋭峰で、こんなの登れるのかな?と疑問になったほど。でも、この尾根ルートなら、そんなに厳しいところはなく、たどり着けます。しかし、片道50分、往復2時間弱は見ておいた方が良いのと、何度か尾根を間違うほど踏み跡は薄いので、要注意です。あとは羽鳥峰手前から林道コースで朝明に下りつきました。その途中、けっこう珍しい、ワタムキアザミに逢えました。

釈迦ヶ岳 朝の朝明駐車場はガラガラ。6:45ごろです。やっぱりコロナ前よりずいぶん減りましたねぇ。
朝の朝明駐車場はガラガラ。6:45ごろです。やっぱりコロナ前よりずいぶん減りましたねぇ。
釈迦ヶ岳 朝明川を渡って、出発です。
朝明川を渡って、出発です。
釈迦ヶ岳 崩壊した県境稜線が正面に。あとで通る金山付近。
崩壊した県境稜線が正面に。あとで通る金山付近。
釈迦ヶ岳 ここを左に入りました。先の林道で行くより、ショートカット出来ます。
ここを左に入りました。先の林道で行くより、ショートカット出来ます。
釈迦ヶ岳 すぐに、登山口の表示。
すぐに、登山口の表示。
釈迦ヶ岳 林道に出てしばらくで、再び登山口表示。林道で来た人用?
林道に出てしばらくで、再び登山口表示。林道で来た人用?
釈迦ヶ岳 木橋を渡って・・・。
木橋を渡って・・・。
釈迦ヶ岳 ケルン眺めながら登ります。
ケルン眺めながら登ります。
釈迦ヶ岳 最初の登山口表示から40分ちょいで、ブナ清水の分岐です。ここを左へ。
最初の登山口表示から40分ちょいで、ブナ清水の分岐です。ここを左へ。
釈迦ヶ岳 轟音を立ててるのは伊勢谷本流のこの滝ですね。県境稜線からも聞こえます。
轟音を立ててるのは伊勢谷本流のこの滝ですね。県境稜線からも聞こえます。
釈迦ヶ岳 やがて、伊勢谷沿いに出ました。
やがて、伊勢谷沿いに出ました。
釈迦ヶ岳 この辺は結構な急登。
この辺は結構な急登。
釈迦ヶ岳 緩くなってきました。
緩くなってきました。
釈迦ヶ岳 するとそこがブナ清水。分岐から25分でした。
するとそこがブナ清水。分岐から25分でした。
釈迦ヶ岳 流れの前には焚火の跡があります。ここでキャンプしたらいいだろうなぁ。
流れの前には焚火の跡があります。ここでキャンプしたらいいだろうなぁ。
釈迦ヶ岳 周囲はブナの森。
周囲はブナの森。
釈迦ヶ岳 緑豊かです。
緑豊かです。
釈迦ヶ岳 岩の隙間から湧くような水流。たっぷり飲ませていただきました。
岩の隙間から湧くような水流。たっぷり飲ませていただきました。
釈迦ヶ岳 ブナの巨木。3本ほどはかなり大きいです。
ブナの巨木。3本ほどはかなり大きいです。
釈迦ヶ岳 出発します。ブナ清水一帯を見下ろします。
出発します。ブナ清水一帯を見下ろします。
釈迦ヶ岳 この先、池の尾という尾根を登っていきます。
この先、池の尾という尾根を登っていきます。
釈迦ヶ岳 シロモジの葉はまだきれいな緑。やがて黄色くなっていきます。
シロモジの葉はまだきれいな緑。やがて黄色くなっていきます。
釈迦ヶ岳 池の尾上部
池の尾上部
釈迦ヶ岳 見晴らしの良いところに出ました。釈迦ヶ岳1097mです。同じ朝明から登れます。
見晴らしの良いところに出ました。釈迦ヶ岳1097mです。同じ朝明から登れます。
釈迦ヶ岳 御池岳1247m。鈴鹿の盟主です。
御池岳1247m。鈴鹿の盟主です。
釈迦ヶ岳 やがて、ハライドから続く稜線に出ました。ここはむかし一回歩きました。
やがて、ハライドから続く稜線に出ました。ここはむかし一回歩きました。
釈迦ヶ岳 きのこ岩です。ぼくにはきのこというより、山々を眺める哲学者の後ろ姿のように見えます。
きのこ岩です。ぼくにはきのこというより、山々を眺める哲学者の後ろ姿のように見えます。
釈迦ヶ岳 きのこ岩が眺めている山々をパノラマにしてみました。薄くですが、鈴鹿の北端・霊仙山まで見えています。
きのこ岩が眺めている山々をパノラマにしてみました。薄くですが、鈴鹿の北端・霊仙山まで見えています。
釈迦ヶ岳 きのこ岩さん、また来るね。
きのこ岩さん、また来るね。
釈迦ヶ岳 青岳の山頂に着きました。下界を見下ろします。
青岳の山頂に着きました。下界を見下ろします。
釈迦ヶ岳 青岳から見上げる国見岳1170m。でも、今日はそちらには登りません。
青岳から見上げる国見岳1170m。でも、今日はそちらには登りません。
釈迦ヶ岳 その尾根に見える獅子岩とゆるぎ岩。
その尾根に見える獅子岩とゆるぎ岩。
釈迦ヶ岳 根の平峠に向けて下り始めたところで、空のきれいさに見惚れました。
根の平峠に向けて下り始めたところで、空のきれいさに見惚れました。
釈迦ヶ岳 秋の空は、それだけで芸術ですねぇ。
秋の空は、それだけで芸術ですねぇ。
釈迦ヶ岳 こんな絵は誰も描けません。
こんな絵は誰も描けません。
釈迦ヶ岳 青岳から300mを一気に下って、根の平峠到着。今度は150m登って水晶岳に向かいます。
青岳から300mを一気に下って、根の平峠到着。今度は150m登って水晶岳に向かいます。
釈迦ヶ岳 溝道が続きます。
溝道が続きます。
釈迦ヶ岳 ここで少し県境稜線をそれて西に進むと・・・
ここで少し県境稜線をそれて西に進むと・・・
釈迦ヶ岳 気象観測装置のある水晶岳の山頂です。
気象観測装置のある水晶岳の山頂です。
釈迦ヶ岳 三等三角点「千草越」、標高は953.8mです。この石標も比良の武奈ヶ岳同様、根上がりが気になっていましたが、2013年ごろ一度倒れたようです。その後このように砂袋に守られて立っています。
三等三角点「千草越」、標高は953.8mです。この石標も比良の武奈ヶ岳同様、根上がりが気になっていましたが、2013年ごろ一度倒れたようです。その後このように砂袋に守られて立っています。
釈迦ヶ岳 山頂からの国見岳1170mと御在所岳1212m(右)
山頂からの国見岳1170mと御在所岳1212m(右)
釈迦ヶ岳 そして少し近づいた釈迦ヶ岳1097m。ここで、早いお昼休憩。7時前から歩いてるから、もうお腹すきました。
そして少し近づいた釈迦ヶ岳1097m。ここで、早いお昼休憩。7時前から歩いてるから、もうお腹すきました。
釈迦ヶ岳 ツルアリドオシの真っ赤な顔。丸顔さんですね。
ツルアリドオシの真っ赤な顔。丸顔さんですね。
釈迦ヶ岳 こっちの顔は、横長楕円形。
こっちの顔は、横長楕円形。
釈迦ヶ岳 中峠です。
中峠です。
釈迦ヶ岳 ここを西に下ると下水晶谷を経て大瀞。
ここを西に下ると下水晶谷を経て大瀞。
釈迦ヶ岳 ハナヒリノキ(ツツジ科ハナヒリノキ属)に、赤褐色に熟す5裂の実が付きました。
ハナヒリノキ(ツツジ科ハナヒリノキ属)に、赤褐色に熟す5裂の実が付きました。
釈迦ヶ岳 ハライドの岩峰908mが今日初めて見えました。
ハライドの岩峰908mが今日初めて見えました。
釈迦ヶ岳 朝明渓谷を見下ろしながら気持ちのいい稜線歩き。
朝明渓谷を見下ろしながら気持ちのいい稜線歩き。
釈迦ヶ岳 右がものすごい崩壊地になりました。朝、朝明から見上げた所でしょう。
右がものすごい崩壊地になりました。朝、朝明から見上げた所でしょう。
釈迦ヶ岳 金山の山頂です。標高は906m。
金山の山頂です。標高は906m。
釈迦ヶ岳 中央がこれから向かう二子山822mです。
中央がこれから向かう二子山822mです。
釈迦ヶ岳 ヒカゲノカズラ(ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属)シダの一種です。常緑性で、茎は地面を這います。夏に細長い胞子嚢穂をつけます。
ヒカゲノカズラ(ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属)シダの一種です。常緑性で、茎は地面を這います。夏に細長い胞子嚢穂をつけます。
釈迦ヶ岳 シコクママコナ(ゴマノハグサ(APG:ハマウツボ)科ママコナ属)ここのママコナは苞に刺があります。
シコクママコナ(ゴマノハグサ(APG:ハマウツボ)科ママコナ属)ここのママコナは苞に刺があります。
釈迦ヶ岳 これは、シコクママコナの特徴です。
これは、シコクママコナの特徴です。
釈迦ヶ岳 ヒサカキ(ツバキ科ヒサカキ属)の丸い実。
ヒサカキ(ツバキ科ヒサカキ属)の丸い実。
釈迦ヶ岳 前方に、砂丘が見えてきました。羽鳥峰です。ズルズル滑りながら進みました。
前方に、砂丘が見えてきました。羽鳥峰です。ズルズル滑りながら進みました。
釈迦ヶ岳 砂丘のてっぺんが山頂。周りの方が高いんですけど、不思議な山頂です。
砂丘のてっぺんが山頂。周りの方が高いんですけど、不思議な山頂です。
釈迦ヶ岳 顔が変わった?さて、ここから二子山に向かいます。
顔が変わった?さて、ここから二子山に向かいます。
釈迦ヶ岳 白滝谷への下降ポイント。ここを人止めに置いてくれている木の枝をまたいで、二子山の尾根に入ります。
白滝谷への下降ポイント。ここを人止めに置いてくれている木の枝をまたいで、二子山の尾根に入ります。
釈迦ヶ岳 このあたりは少し踏み跡が見えています。
このあたりは少し踏み跡が見えています。
釈迦ヶ岳 尾根が何回か分かれるので、その都度要注意です。
尾根が何回か分かれるので、その都度要注意です。
釈迦ヶ岳 この赤い境界標を見ながら進みました。
この赤い境界標を見ながら進みました。
釈迦ヶ岳 829mピークを過ぎたら、境界標の感じが変わりました。
829mピークを過ぎたら、境界標の感じが変わりました。
釈迦ヶ岳 やがて周囲は二次林から、杉植林へと変わっていきます。
やがて周囲は二次林から、杉植林へと変わっていきます。
釈迦ヶ岳 ここはなかなかの急登。
ここはなかなかの急登。
釈迦ヶ岳 最後、これを登り詰めると・・・
最後、これを登り詰めると・・・
釈迦ヶ岳 着きました、二子山の山頂です。
着きました、二子山の山頂です。
釈迦ヶ岳 山頂の少し先の岩場からは、大展望が楽しめました。正面には神崎谷をはさんで、P777。
山頂の少し先の岩場からは、大展望が楽しめました。正面には神崎谷をはさんで、P777。
釈迦ヶ岳 左に上がってくピークは日本コバ934mです。手前の道は神崎川林道。
左に上がってくピークは日本コバ934mです。手前の道は神崎川林道。
釈迦ヶ岳 こちらは竜ヶ岳1099m。
こちらは竜ヶ岳1099m。
釈迦ヶ岳 神崎川を見下ろします。
神崎川を見下ろします。
釈迦ヶ岳 尾根を引き返してきました。釈迦ヶ岳の手前の猫岳が、釈迦を隠しています。
尾根を引き返してきました。釈迦ヶ岳の手前の猫岳が、釈迦を隠しています。
釈迦ヶ岳 もう羽鳥峰はすぐそこ。ハライドの感じもずいぶん変わってきました。
もう羽鳥峰はすぐそこ。ハライドの感じもずいぶん変わってきました。
釈迦ヶ岳 下りには林道コースを使いました。
下りには林道コースを使いました。
釈迦ヶ岳 下を向くアザミが。これ、ワタムキアザミ(キク科アザミ属)ではないでしょうか?
下を向くアザミが。これ、ワタムキアザミ(キク科アザミ属)ではないでしょうか?
釈迦ヶ岳 日陰に育ち、花期にも根生葉が生存するという特徴、葉身が羽状に深裂するなどの特徴もぴったりです。
日陰に育ち、花期にも根生葉が生存するという特徴、葉身が羽状に深裂するなどの特徴もぴったりです。
釈迦ヶ岳 廃道となった林道を下ります。もう朝明は近いです。
廃道となった林道を下ります。もう朝明は近いです。
釈迦ヶ岳 ベランダでマクロレンズで花撮ってたらのこのこやって来たので、アップで撮られちゃいました。
ベランダでマクロレンズで花撮ってたらのこのこやって来たので、アップで撮られちゃいました。

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