初めての燕岳（中房温泉から燕岳ピストン）

2時頃有明山神社到着。ここもまもなく満車になりそうな勢い。 仮眠して4時半のバスに乗り、中房温泉へ。 トイレを済ませ、5時25分スタート。まだ日の出前でほの暗い。途中のベンチで休みながら、合戦小屋まではひたすら急登を無心で登る。足元は乾いていて滑りにくく登りやすい。 合戦小屋から燕山荘までは素晴らしい景色が堪能できた。八ヶ岳、南アルプスが雲海から頭を出していた。後半、槍ヶ岳が顔を出し、テンションが上がる。いつの間にか雲も晴れ、頭上は雲ひとつない晴天。ただ、気温は低いみたいで、立ち止まると汗が冷えて肌寒い。歩いている間はちょうどよいが、手袋をしていなかったので、手は冷えた。 燕山荘につくとひたすら写真を撮る。東側は雲が上がってきて眺望はないが、裏銀座側は声も出ないぐらい素晴らしい。もう少し経つと紅葉してきてまた違った景色になるのだろう。 景色を眺めながら少し休憩し、荷物をデポして燕岳を目指す。日帰りでそんなに重くない荷物なのに、体が軽くなる。 イルカ岩を過ぎたあたりからガスが上がってきて、真っ白。山頂ではほぼ何も見えず、寒い。すぐに降りるが、メガネ岩あたりで再び晴れてくる。 ご飯を食べて11時頃下山開始。14時20分のバスに乗りたかったので小走りで。合戦小屋までは比較的なだらかなので、走っていると気持ちいい。 合戦小屋からは膝が痛くなってきたのでペースを保って下る。中房温泉の赤い屋根が見えて安心した。 中房温泉に入りたかったが、車に着替えを忘れてきてしまい、断念。 バスで戻る。行きでは真っ暗で見えなかったが、かなり狭い峠道だった。自分で運転していたらすれ違いもままならないので、空いていてもバスで登るのが楽で良いと思った。