活動データ
タイム
36:41
距離
47.3km
のぼり
5100m
くだり
5101m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る富山のリーダーかじさんに、祖母谷温泉からの唐松、白馬岳周回ルートを歩いてみたいと提案し、一緒にでかけてもらいました。 かじさんが、山友さんたちに声をかけてくれて、6人でスタートしました。 天気予報が悪く、いけるかどうか迷いましたが、直前で回復傾向になり、かじさんの的確な天気判断と晴れ男パワーを信じて、決行しました‼️ 結果的には、4日間、雨にまったく降られず、おおぬね視界もいいなかで歩くことができました👍 1日目 宇奈月温泉からトロッコで欅平へ移動。朝一番のトロッコはすいてました。 欅平から祖母谷温泉までは、平坦な1時間ほどの道のりです。観光の方もここまで歩いて温泉にはいりにくるようです。 3日目の宿泊は、祖母谷温泉のテント場予定なので、最終日の食料を登山道わきにデポしておきました。 祖母谷温泉から、餓鬼山避難小屋までは、コースタイムで5時間ほどですが、標高差は1000メートルくらいあり、急登続きです。あまり人が入ってないようで、片側は崖になっている40センチ幅くらいの細い道が続き、滑って落ちそうで危ないです。ロープなどの補助もありません。仲間の一人は、無事でしたが崖側に一回転して落ちちゃいました。 雨や下りで使うとほんとに怖いと思います。今回のルートで一番危なかった箇所だと思います。 メンバーのうちの一人は、登りが大変すぎ、2時間ほど歩いて脱落し、帰ってしまいました。 危ない道でしたが、初日は元気に避難小屋に到着しました。 避難小屋はきれいで、15人くらい泊まれる広さです。トイレ、水場はありません。 2日目 5:00スタート。唐松山荘へ登り詰める尾根を進みました。餓鬼山まではロープなどがある険しい道ですが、そのあとは、整備された歩きやすい道にかわりました。剱岳がバックに見えるとその横に毛勝三山がみえ、もっと進むと五竜岳、鹿島槍が真っ正面に見えてきました。 途中に片道10分くらいの水場があるので、水を補充しました。 唐松山荘がみえはじめると、片側崖のザレタ道になり、ロープ場などの危険マークの道になりました。山荘がみえてからも長い道のりでした。 山荘についたのは、12時頃。予定より2時間ほど遅れてしまってました。ここまで、二人下ってくる人にあった以外はだれにも会いませんでしたが、唐松山荘、唐松岳は大にぎわいでした。 このあと、唐松岳、不帰、天狗の大下りの登りで、天狗山荘まで5時間ほどのコースタイムです。 17時までには、テントの受付をしないとと思い、不帰をこえてからは、大急ぎで気合いをいれて歩きました🏃 16時すぎたあたりから、急に気温が下がって寒くなりました。疲れもあって、体温が下がり元気がなくなってしまう仲間もいましたが、どうにか17時すぎにテント場につくことができました。 天狗山荘は、テント泊でも、小屋の自炊場を使えたのは、とてもありがたかったです。 3日目 全員、なんとか体力を回復し、5:00に出発しました。白馬三山のピークをふんでない仲間もいたので、三山をまわり、清水尾根を下りました。お花畑が点在している尾根ですが、今の季節は花は終わってました。ガスもあがり、先行く稜線はみえても、まわりの山はみえなくなり、この尾根の良さはあまりわかりませんでした。 この日のうちに祖母谷までおりる予定でしたが、昨日の疲れも残っていて、このペースでは、祖母谷到着が19時頃になりそうなので、途中にある不帰岳避難小屋泊まりに変更しました。 この小屋は、水場も近くにあり、他の人も泊まっていてにぎやかで良かったです。 4日目 昨晩ゆっくりできたので、体力も回復、祖母谷まで4時間ほどの行程なので、景色をゆっくり楽しみながら下りました。 ここまでくると、展望なしの樹林歩きと思ってましたが、小屋から2時間ほどは、剱岳などの展望がよく、また、昨日下った尾根もみることができ、清水尾根の良さを十分味わうことができました。 昨日のうちに無理しておりていたら、この景色はみえなかっただろうし、唐松山荘への尾根ほどではないですが、時々鎖やロープのある危険箇所もあったので、無理して下りずに正解でした。 山行の〆は、祖母谷温泉です。頑張って歩いたご褒美の温泉、まだ、運転には時間があったので、ビールで乾杯🍻デポした食材で美味しいカレーライスを食べて、至極の時間を過ごすことができました。 今回のルートは、唐松岳から白馬岳の間以外は、がらがらの山でした。熊にも会いそうだし、危ないところも多いので、一人で歩くのはおすすめできません。 両方の尾根ともコースタイムより、余計に時間がかかり、到着が遅くなったり、目的地に到着できなかったり、冷や冷やすることも多かったです。 でも、リーダーを信頼し、的確な判断に従えば大丈夫という安心感がありました。 重い荷物を担いで、毎日美味しいものをふるまってくれたのことも、疲れがふっとび元気になれた一因だと思います❗ 初めましたり、二回だったりする山友さんたちですが、助け合って、楽しくすごせたのもとても良かったと思います。 はじめてのコースで、ドキドキ、ワクワク、素晴らしく心に残る山行になりました👍
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