活動データ
タイム
18:04
距離
25.0km
のぼり
2538m
くだり
2550m
活動詳細
すべて見る天候不良により、20〜21日に予定していた山行を1日スライドして21〜22日に南アルプスの光岳へ行ってきました。 芝沢ゲートに駐車して、歩いて易老渡登山口を目指します。易老渡登山口から易老岳、光岳へ行き、光小屋でテント泊。帰りはイザルヶ岳へ寄りながらピストンしました。 最初に驚いたのは芝沢ゲート駐車場の車の多さ。あっ、そういえばシルバーウィークだったねとこの時気づく。広島ナンバーの車もありましたよ。僕は前夜泊で来ているので楽勝で駐車。でもここに到達するまでの細い林道の運転は要注意です。芝沢ゲートまでの林道が長くて、何度も車ですれ違うことになります。行きも帰りも10台近くすれ違いました。なかなか緊張感があります。 芝沢ゲートからの林道歩きは全体的に落石だらけで、何箇所か崩壊しており、土砂崩れも何箇所か行く手を塞ぎます。一番ひどい土砂崩れポイントは金網の中をくぐって行くのが一番安全だと思います。ゲートから入ってすぐの崩壊箇所には迂回路があります。けっこう難易度高めの迂回路なので注意が必要です。それにしても易老渡登山口まで5kmは長かったッス。 登山口を少し超えた所に簡易トイレと登山届けができる小屋があります。簡易トイレの方は使用できません。なかなかショッキングでありました。 ここから易老岳までは永遠と5時間近く登りが続きます。今回の山行の一番イヤ〜なポイントです。ほんとに登れるのかしら?と思いながらも足を踏み入れて行きます。易老岳に着いたら「寝転んでタバコを吸う」と頭の中で何度も唱えながら易老岳へ到着。寝転んで見上げた空はとてもキレイで、改めて気づきました。そうそう、今日の山行をもってタバコをやめる予定なんです。最後は光岳か富士山を見ながら迎える予定です。 光岳へ向かって下ってゆくと三吉ガレに出ます。見応えあります。おそらく誰もが足を止めるのではないでしょうか。そして、おそらく誰もが思うのではないでしょうか。落ちたら死ぬと。 三吉平を越えてすぐに始まる谷筋のゴーロ。ノーマークでした。もともとゴーロ地帯はさほど嫌いではなかったからあまり強く意識しておりませんでした。が、易老岳までで削られた体力と気力で迎えるこのゴーロ地帯は地獄でした。登っても登っても標高が上がらない。どこまで続くんだと頭の中ではそればかり・・・。 しかし、ゴーロ地帯を抜けると幸せが待っていました。よく枯れている事が多いらしい水場からは気持ち良く水が出ているじゃありませんか。ラッキーです。ここでほんの少し生き返りました。 光小屋でテントを設営して光岳山頂へ向かいます。ヤマレコヘビーユーザーさんのご夫婦と出会います。撮影されているところをお邪魔いたしました。今日のこの日のために頭を丸めてきたそうです。気合いの入り方が違う(笑)。 その後テカリ岩へ向かいます。当初テカリ岩は疲れていたらスルーしようなんて話しもあったのですが、それはダメです。ここは絶対に外してはいけないポイントですよ。テッペンからの眺望は素晴らしかった。 翌朝はテントを撤収する前にイザルヶ岳へ5:00出発。富士山から出る日の出を見ることが目的。ゴールデンタイムはすでに始まっています。そして聖岳には傘雲がかかっている。最後のタバコに火をつけてずっと眺め続けていました。やっぱ富士はええな〜 帰りは易老岳を越えたあたりでスマホの充電がゼロに到達。スマホは電池切れで止まる事ができても僕らは止まる事が許されないワケです。 帰りは中央道の大渋滞にハマり、高速を降りて一般道を永遠に走ってゆくのでした〜
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