鳥沢駅から駿河小山駅へ①:菰釣避難小屋

2020.09.21(月) 日帰り

2年前に計画したものの膝を痛めてしまい、以来ずっと保留にしていたコースにようやく挑戦できる環境が整った。 重いと膝に悪そうなので装備は日帰り+フリース、パン、軽い寝袋のみ。ストーブもなしで塩分補給は塩をおにぎりやパンにふりかけることにした。 穴路峠までを登りで久々に使ったが沢筋の道は2年前の印象と違う。下ったときは気づかなかったが少し荒れた?逆に無生野までの下りは以前よりキレイになっている。登山口の民家の方がいろいろ整備しているとみた。 無生野からの破線が今回一番キツかった。沢筋の道はかなり変わっている。記憶にない風景が出てきて不安になって引き返したくらい。さらに沢から尾根に上がる踏み跡がほぼなくなっていて難儀した。その点、尾根道は変化がなく安心。2年前も良い道ではなかったがここまで悪くはなかったので時間の経過を感じる。素直に高畑山からのノーマルルートにした方がいいかもしれないが尾根に上がるところだけ気合を入れればいいだけとも言えるので悩ましい。 赤鞍ヶ岳からの下山は直下が急傾斜でビビったが普通の道。 ツーリングで有名な道志みちに出るとバイクだけでなくこのエリアではありえない交通量で道路脇を歩くのが怖い。 甲相国境尾根に上がる登山口までの林道は地図の通りまーじで長いが最初の30分でアスファルトがなくなるので想定よりは楽しめた。的様の手前の新しい水場で水も補給できた。 林道を登っていくと最後に立入禁止になる。えっ?と思いながらとりあえず柵を乗り越えて進んだが、鳥ノ胸山への分岐道標しか出て来ずここでも不安になり一旦戻った。結局は更に進んで城ヶ尾峠登山口から取り付いた。 稜線は久しぶりの東海自然歩道で超快適。次第にガスが濃密になり等伯の松林図屏風みたいになった(ブナ林だが)。疲れ切ったところで避難小屋に到着。 避難小屋は独り占めして申し訳ないくらいキレイで丹沢すげーと思った。クタクタなのに相変わらず寝られず、持参した文庫本を読了。みんなどうやって寝てるんだ…。