活動データ
タイム
09:44
距離
16.0km
のぼり
2096m
くだり
2096m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る土日から敬老の日、秋分の日にかけての四連休だが、外泊可能日が1日のみため、移動時間を含めて2日間で登れる行程として選んだのが今回のコース。 前日夕方に登山口の三股に到着。帰路に着く車両と入れ違いに、第一駐車場に駐車することができた。キレイなトイレも整備されている。 車中泊した翌朝は、常念岳を目指して夜明け前から登山開始。針葉樹の多い亜高山帯の急登を進むうちに空が白んできた。風はほとんど無く、登山日和だ。 突然、目の前に3メートルほどの梯子が現れた。「梯子を上り切ると、景色が変わる」と以前読んだレポに記されていたが、その通りだった。これまでの長い樹林帯の道が、花崗岩とハイマツ類の中の道となり、やがて岩と岩を伝い歩く岩稜帯となる。同時に左手に穂高の峰々が姿を現わし山頂部、そして山腹へと全容が見えて来る。穂高に続き、槍ヶ岳や大天井岳、燕岳など西から北に広がる遥かな峰々。大天井岳や燕岳を繋ぐ稜線は、厳しさを感じる槍、穂高の峰とは山容が異なり、とても大らかな雰囲気だ。 展望を楽しみながら約4時間で常念岳山頂に到着。常念岳到着の時間が遅くなった場合は、蝶ヶ岳を諦めて折り返すつもりだったが、なんとか日帰りで蝶ヶ岳を経由できる見通しがつき一安心。蝶ヶ岳方面には気持ちの良さそうな稜線が続いている。ただ、ここからの下りは転倒や捻挫をしやすそうなので、足の裏に目をつける感じで慎重に歩いた。 最低鞍部からの登り返しは、草地や樹林帯の道となり、再び展望の開けた稜線に出ると蝶槍となる。右手に広がる槍、穂高連峰と梓川、上高地の大パノラマに何度も何度も足を止める。 蝶ヶ岳山頂はなだらかな丘陵のようで、その左手下には、色とりどりのパッチワークのようなテント群が見える。テント場は満杯状態だった。 蝶ヶ岳ヒュッテで冷たいコーラで一息入れ、三股登山口への下山路を進む。こちらのコースはほぼ全コースが樹林帯の中で、至るところに木製階段が整備され、軽快にリズムよく標高を下げることができた。
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